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カテゴリ:法華経
今日もまた調子が悪く、箇条書きにて。 少しでも記録を残しておきたいがため。 近いうちに娘を伴い呉服屋さんに伺う予定。 こんどは色無地のご相談に。 千總さんの白生地を娘の好きな色に染め 仕立てていただく。 夫にも一緒に行ってもらい 娘と私の 呉服屋さんでの様子を写真におさめてもらう。 今のうちに思い出を残しておきたい。 その写真があれば 娘がいつか独りで呉服屋さんに行くことがあったとしても こころ強いことと思う。 写真の中で「行っておいで」と 応援してあげられる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ またや見む 交野のみ野の桜狩り 花の雪散る 春のあけぼの 藤原俊成 退院して間もない頃 通りすがりの道に冬桜が咲いており その花を見て・・・・この歌が浮かんできた。 その時はまだ、腫瘍の検査結果が 良性か悪性か分からぬ時期でもあったので よけいに胸に迫った。 なんて佳い歌だろうと改めて思い 俊成の面影が仄かに見えてくるようだった。 ・・・告知を受けて早くも3ヶ月。 最初の頃は動揺もつよかった分、頑張らねばとの思いも更につよく あれこれと思いを巡らしていたけれど ここにきて・・・心身ともに疲れ果ててしまった。 やるべき事は多く、けれど身体が思うように動かない。 焦りも相当ある。 これでいいのかと自分を叱咤しつつ けれど頑張りすぎぬよう調整しつつ バランス良く生きていかなければ・・・と思う。 こういうとき、信仰のありがたさを痛感する。 この一連のことどもを「神の与えたもうた試練」と思うと 「なんでやねん」と、「なんで私やねん」などと悪態をつきたくもなるけれど(笑) 神の与えた試練などでは決してなく 他ならぬ自分自身の宿命なのだと腹を決めれば 何かに向かって悪態などつく必要もなくなる。 この宿命を自分を不幸にする元凶と忌み嫌うのではなく さらに信仰に励むためのエネルギー源とするべきではないのか。 確かに、身体の調子は辛くなっている。 こころから楽しいと思うこともなくなっている。 凡夫であるから ふさぎ込むことも怒ることもある。 だけど、これが人間なのだと思う。 「変毒為薬」 毒を変じて薬と為す この言葉が大好きである。 毒を目の前にして諦めるのではなく すなわち自分の宿命を仕方のないものとして諦めるのではなく 毒そのものを薬に変えてゆく。 自分の宿命を、幸せになるための原動力とする。 信仰とは、幸せになるためのものであり 単なるこころの安らぎなどではない。 不幸のシナリオを劇的に変えてゆくためのものである。 ・・・この信仰に巡り会えたことにこころから感謝しつつ これからも 自分のペースで頑張っていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.19 09:24:22
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