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カテゴリ:生と死
仕事に追われる精神状態はあまりよいものではなく、 物事について深く考えることが出来なくなります。 けれどこれもまた、いまだ仕事に不慣れなせいかもしれないと思い あまり落胆することのないようにしたいとも思います。 昨日日記に書きました「ナイチンゲールの言葉」について。 昨年、退院して間もない頃の日記に 「共感能力に欠ける人間は医療、教育の現場に立つべきではない。」と 書きましたけれども これは今でも思っていることでして 殊に医療関係者には大切なことだと思うのです。 と思うと同時に 「どうも、私は怒りっぽいのかなぁ・・・」と(笑)。 しかし、それでも医療、教育の現場にいる人に必要不可欠なものは 「慈悲」「共感能力」「人の痛み、不安に共感できる優しさ」。 医療の仕事の対象者は いのちの危険にさらされている人々であり 教育の対象者は 幼いこどもたちです。 医療・教育従事者は人一倍「共感能力」を持ち合わせていなければ、 患者さん、こどもたちに対し強圧的な態度をとってしまうかもしれないわけです。 (知らず知らずのうちに) だからこそ「共感能力」が不可欠ではないか、と。 私自身に降りかかる問題であれば 自分で払いのけることも可能ですし 必要とあらば抗議することも可能でしょう。 しかし、心身ともに酷く消耗している患者さん、小さなこどもたちは それが出来ないわけです。 それを思うと・・・・腹が立ってくる。 あるブログにて見つけたナイチンゲールの言葉 「子を失う親のような気持ちで患者に接することのできない、 そのような共感性のない人がいるとしたら、今すぐこの場から去りなさい。」 この言葉に触れ 入院中に自分が感じとった「直感のようなもの」は おそらくは間違っていなかったのだ・・・と。 またこのことについて思うことがあれば 追々書き綴っていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.16 12:48:15
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