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ひよきちわーるど

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2013.03.15
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カテゴリ:生と死


何故この世は無常であるのか、その答えをいまだ掴みきれていない。

ただ・・・星さえも生死を繰り返していることを思えば
私たち人間も その繰り返しから逃れることは出来ないのだと思う。



私自身、凡夫である故に
ずっと、ずっと生きていたいと思う。

家族も、そして周りの人もみな今のままで。

それなのに何故
この世は「無常」でなければならないのだろうか。





仏法の考え方からすれば
宇宙の根本は「慈悲」である。

慈悲を根本とする宇宙に包まれるもの全てが無常であるということは
その「無常」が いのちにとって必要だからではないか。

もっと言えば 生きるもの全てが幸せになるために
無常はあるのではないかと。





法華経では 生命は永遠であると説く。

今世の生が終わったからといって自身が消滅するわけではない。
生死を超えて「我」は存在する。

その「我」を鍛え上げよ、と
何ものにも負けぬつよき自分をつくりあげよと法華経は説く。


そして自身のうちに仏性の秘められていること
さらに言えば 人間以上の者など存在せず
人間それ自体が仏であることをも説き

人間の尊貴さに目覚めよ、と訴える。 





このたび病を得たことは確かに不運ではあるけれども
いのちについて、そして無常について考える
またとない機会を与えられた、と感謝している。

いのちは三世にわたるということも
観念的にではなく、
実感として(僅かながら)捉えることが出来たのではないか、と。




無常であるからこそ
今世のいのちの有限であるからこそ

今を愛おしむ。




そして次の世においても

自分のやるべきことを果たしてゆく。





                     





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Last updated  2013.03.15 20:47:51
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