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ひよきちわーるど

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2013.07.30
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カテゴリ:娘に


このところ仕事が立て続けに入り
英語の辞書を片手に ひたすらパソコンに向かっている。

やってもやっても終わらぬ仕事を眺めつつ
ちっとも片付かない我が家を(呆然と)眺めつつ
ひたすら頑張っている。

折も折、月末の新聞集金業務、民生の仕事も入ってきて
表面的には平静を装っているけれど
心の中はてんやわんや、まるでお祭り状態である(涙)。



今日の日記はこころに浮かぶままに。




このところ・・・今から30年ほど前の
自分自身の受験生活のことが思い出されるようになってきた。

折しも、我が娘が今まさに受験生だからだろう。



・・・あの頃は朝の7時半からの補習、夜遅くまでの課外授業、
休みは模試でつぶれ、当然のことながら遊びに行くこともなかったので
(あとで知ったことだが)近所の人々は私の存在を知らなかったそうだ。

正月元旦の朝にも模試は行われ
朝7時過ぎに制服に身を包み、学生鞄を持って登校する私を
道行く人が変な眼で見つめていた(笑)。


家事の手伝いをすると担任に叱られた。
(時間の無駄だ!と言って叱られた)

授業中「同じクラスメートといえど敵だ!蹴落とせ!」と言われていた。


授業の合間の10分ほどの休み時間、誰もおしゃべりする人はおらず
お手洗いに立つこと以外は皆、英単語の書き取りをしていた。
休み時間だというのに教室に響くのは単語を書くシャープペンシルの音だけ。

「四当五落」と言って、睡眠時間をたくさん取ると担任に注意されていた。
(前日にどれだけ睡眠を取ったか、毎日担任に報告)


・・・正直言って、もう精神的に潰されそうだった。

全国の高校生も頑張っているんだ、と自分に言い聞かせるのだけれど
それでも、心身ともに限界に近付いていた。



そんな学校生活に慣れるはずもなく
私は常に原因不明の腹痛に悩まされ、授業中はいつも冷や汗状態。

そして いつしかそんな生活に慣れた頃には
顔は能面のようになり、喜怒哀楽を表面に出すこともなく
従兄弟のお兄ちゃんに「自殺するんじゃないか」と心配されるようになった。





・・・正直に言えば、娘にはそんな高校生活を送らせたくない。

確かに、ある程度の勉強は必要だけれど
耐えられる以上のものをわざわざ負う必要はない。

女の子だからこそ、他に学ぶべき事がたくさんある。




・・・と、こう書いていて、少し矛盾するようではあるけれど
それでも、当時の高校の先生方には感謝している。

先生方もご自分のプライベートの時間を削りに削ってのご指導だったのだと。

ゆっくりなさりたいときもあっただろうし
家族サービスをなさりたいときもあったことと思う。

それら全てをおさえ込んでのご指導だったのだと。


九州の片田舎に住む高校生が全国の受験生と互角に戦おうとすれば
それ相当の努力が必要だったのだ、と今なら十分に理解できる。

先生方のご指導があったからこそ
私たちは自分の行きたい大学に進み、夢を叶えることが出来たのだと思う。





当時の私とは違い 娘は比較的ゆったりとした高校生活を送っている。
それで良いと思う。

こうであらねばならないという枠にとらわれる必要もない。

受験生だからと言って必要以上に睡眠を削り、
心身ともに限界を超えるまで頑張らなければならないということもない。


とにかく、幸せになってくれたらそれでいい。



30年前、あれほどしんどい受験生活も送ったこともまた
「私にとっては」必要なことだったのだろうし

現在、自分のペースを守りながら生活している娘にとってもまた
「今の受験生活」こそが必要なのだと思う。



どこの大学に行ってもよいし(パパは女子校にこだわっているけれど^^)
どこに就職してもよい。

とにかく幸せであってくれたら
それでいい、と切に願っている。











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Last updated  2013.07.30 10:45:32
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