ひよきちわーるど

今日の日記は長くなるような気配。
けれど、時間をかけるわけにもいかない。

今日の夕刻、義父の緊急入院。
明日からまた、大忙しの日々の到来である。

主人の両親にはまるで娘のように可愛がっていただいているので
自分に出来る限りのことをしていきたいと思う。


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一昨年の夏、日記が更新できなくなってしまった。

前回の日記にも書いたとおり、
自分自身、時に鈍感な言葉を発しているのではないかと
不安になったためである。

そしてまた、これも前回の日記に書いたことではあるけれど
病について他者からあれこれ言われることに
（ほんの少しではあるにせよ）怒りを覚え、
人との距離をとりたくなったためである。


いくら匿名性の高い空間とは言え
この日記の中で怒りをあらわにするなど、やはり躊躇われた。

　　
だからといって、この怒りを誰に言うのか？

家族でさえ、この怒りの意味を理解するのは難しいだろう。
（病を得ていない人に対し
　癌患者の気持ちを分かってくれと願う方が間違っている。）


怒りをずっと心に抱えたまま
そしてその怒りはいつしか人間不信へと形を変えて
いつしか、私は日記もメールも手紙も書けなくなっていた。



その怒りは、今、何処へ行ったのか。

何処にも行ってはいない。
変わらず、私の胸にある。

けれど、今ではその怒りを別の形に変えようと思う。
どんな形に変わっていくかは、自分でも分からないけれど。


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私、自分はもっと強いかと思ってた。
癌になっても、明るく前だけを向いて進むタイプだと思っていた。

けれど、実際は全然違ってた。

弱くて、すぐ傷ついて、何かに怒って、焦ってた。
すぐ、ぺしゃんこになるんだ。


当然のことなんだけど
この世の中、私１人が死のうが生きようが、
そんなの全然関係ないという人の方が圧倒的に多い。




もう一度、自分を構築していこう、と思う。


つよく、優しくなれ。

自分を信じてくれる人のために。