ひよきちわーるど

先週、またもや義父の緊急入院。

主人の実家から「調子が悪くなってきた」と電話のあったとき
私はお風呂からあがった直後でした。

急ぎ着替えまして　ぬれた髪を乾かす間もなく
しずくの落ちるまま、車に飛び乗ります。

主人の実家に行き入院セットをそろえ、病院へ。



義父自身、2年前の盲腸がんの手術から幾度となく腸閉塞を繰り返し
おそらくは20回ほどの入退院になるのではないでしょうか。

今月初め、義父とともに神戸の病院に行き
セカンドオピニオンを受けてきましたけれども、
外科部長のおっしゃるには　きちんと治そうと思うのなら手術しかないとのこと、

けれど、これまで大きな手術を3回も受けてきた義父のことを思えば
簡単に「では手術を受けましょう」と言えるわけもありません。

なんとか、このまま快方に向かってほしいと祈るばかりです。



今日の午後は義母を眼科に連れていき、そのあと一緒に買い物へ。

買い物を終え　実家の庭を見れば
梅の実が少しずつ大きくなっていました。

いくつか落ちてしまった梅は「梅ふきん」にするべく
大切に拾い集めます。


ふと見上げれば　枝先には鈴なりの実。

義母に「この梅で梅酒を漬けましょうか」と、最初は言っていたのですが
アルコールを止められている義父のことを思い
梅シロップを作ることにしました。

美味しくできるとよいのですが。




昨日の朝、注文していたらっきょが届き
5キロのらっきょを前に・・途方に暮れております（笑）。

昨日、今日と、なんとか3キロのらっきょの根を落とし
水洗い、塩漬け、そして現在洗面所にて乾燥中。

明日は残り2キロのらっきょと格闘の予定です。

主人の実家と我が家、2件分のらっきょの漬け込み作業
思っていたより大変・・（笑）。

らっきょが終われば　次は梅シロップ、梅酒、梅干し、
梅ジャム、ゆかり、紅生姜漬けが待っています・・・・。　

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草津の検査結果、骨盤内に腹水。
ＭＲＩ読影技師の所見には「再発か？」と。

「再発か」との文字を見ました時
思わず、診察室の主治医の机に突っ伏してしまいました。

・・怒りとも、怖れともつかぬ感情。


今まで草津総合病院に5年間お世話になってきましたけれども
所見にて再発を疑う言葉がでてきましたのは、おそらくこれが初めてではないかと。

もしかしましたら、以前にもそのような言葉が所見にあったのかもしれませんが
主治医が敢えて、私に隠しておいてくださったのではないか、と。


その後、不安な点・疑問に思う点などを
すべて主治医におききすることができました。

・・不思議ですね、所見には不安になる言葉が書かれてあるはずなのに
主治医がＭＲＩ画像、所見をくまなく見せてくださり
そして私の至らぬ疑問や不安を笑顔で受け止めてくださることで
とても安心できるのです。


次の検査は半年後。

この腹水が再発の兆しなのか、それとも一時的なものに過ぎないのか
現時点におきましてははっきりとわかりませんが
次の検査までの半年間、いたずらに不安になることなく
楽観視することなく毎日を過ごしてゆきたいと思います。


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道を行けば　栴檀の花が淡く咲いていました。

目立つこともなく　人々の話にものぼらぬ花ではあるけれど
その慎ましさに心ひかれます。


・・思えば　自身の好ましく思う花はみな
目立たず、知らぬ間に現れ消えてゆく。

それらの花を愛する自身の一生もまた
そのようなものなのかもしれません。