ひよきちわーるど

ふと指折り数えてみれば
今年もあとひと月ちょっと、となってしまった。

今年を振り返ってみれば、本当に大変な１年であったと思う。


まず、今年の１月１日にはインフルエンザ。
いきなり４０度の発熱、
喘息の発作も重なり　不調は４週間も続いてしまった。

その時、卒業論文にとりかかっていた娘も同じくインフルエンザになってしまい、
ふらふらした頭でやっとのこと、論文を仕上げていた。


そして　親子してようやく回復したころに夫の事故。
その事故により、娘と私の生活も一変。

宮崎の実家では、妹（次女）の乳がん手術。
母の大腸がん手術、父の腹部の手術。
ついで妹（三女）の足首骨折、妹の子どもの腹部の手術。

夫の叔父が４月に、私の叔父が８月に亡くなり
様々なことが重なる中、
・・よくぞ、ここまで持ちこたえてきた、というのが正直な気持ちでもある。


そしてまたここにきて、私の検査結果。
万一、次の検査で再発確定となった場合には
それこそ来年１年間、私たち家族にとって最大の受難の日々となるだろう。


色々と考え始めればきりがないし
有難いことに、もうすぐ師走。

家の中の大掃除や年賀状、そして断捨離。
やるべきことが目白押しの時期であり、忙し過ぎて悩む暇もない。

夫もこの２学期が一番大変な時期であり、成績表の作成ももうすぐ始まるだろう。
娘も職業柄、この年末にかけてさらに忙しくなるに違いない。


・・・もしかしたら、忙しいということは忌み嫌うべきものではなく
自身を鍛えてくれる最良の教師ではないかと。


自分の暮らしの中で、何が無駄で何が大切か、
瞬時に判断できるようになってくる。

他の人の忙しさも（ほんの少しではあるけれど）理解できるようになる。

そして何より、時間を無駄にしなくなる。


時は金なり、ではない。
時は命なのだ。




・・・これからも、親子３人、肩を寄せ合いながら
力を合わせながら　生きていきたい。