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カテゴリ:おいっこ・めいっこ
自分に弟や妹がいますと、 自分が使ってみて良かったもの、役立ったものなど いち早く教えてあげたくなりますね。 弟や妹もそうですが、殊に甥っ子、姪っ子にも。 *^_^ 確かに甥、姪は自分の子どもではないはずですが とにかく・・可愛い存在ではあります。 小さかった頃の甥や姪が 「○○ちゃんのことが好きだから、○○ちゃんと一緒でないと 御飯も食べないし、お風呂にも入らないからね!」などと言ってきますと (注・○○の部分には私の名が入りますが、 生きのいい白身魚の名で読んでくれていたようです) 伯母としましては そりゃもう「頑張らねば!」と、 一日に何度もお風呂に入り(1回目は△△ちゃんと入り、2回目は◇◇くんと入り) 何度も夕食を食べたりもしました(笑)。 ・・・そんな彼らも、もう大学生・高校生。 時の流れの速さをしみじみと思います。 この「ひよわーるど」に再三登場している甥っ子もまた 今春、晴れて大学生となりました。 お付き合いの長い方は覚えてくださっているかもしれませんが・・・ そう、あの甥っ子です(笑)。 彼が、私ども夫婦が通っていた大学に 現在、嬉々として通っているわけです。 この春にも、わざわざ我が家に電話をかけてきてくれ 「○○ちゃん、俺、どのクラブに入ったらいいかなあ・・」と。 彼の入ろうとしていたクラブ・・・たしか2つ、3つほど クラブの名を挙げていましたが その中に、夫と私の入っていたクラブが入っていたのですね(驚)。 甥っ子よ、き、君も、我が○○研に仲間入りか!と心躍ったのですが 彼には、自分の興味関心、そのクラブ内容が本当に好きかどうか、体力、時間、 そのほか様々な観点から決めるようにとだけ伝え、あとは彼の判断に任せました。 その結果、他に気になっていたクラブに入部しましたようで 今は先輩方とともに頑張っているようです *^_^ あの幼かった甥っ子が、今では大学生。 しかも私の愛してやまぬ母校に。 懐かしい校舎の屋上、音楽教室横の階段、 日本庭園、そして美しい桜並木。 その豊かな自然環境に囲まれ、そして何よりすばらしい友人たちに囲まれ 実りある4年間を過ごしてほしい、と 大切な思い出をたくさん作ってほしいと願わずにはいられません。 ・・・最後に 15年ほど前に「ひよわーるど」に書きました日記を ここに再掲してみたいと思います。 甥っ子よ。 君もやがて大人になり、見目麗しき嫁を娶るであろう。 そしてその披露宴の最中、親族席にちんまりと座るであろう私の脳裏に浮かび来るのは 凛々しき若武者の如き君の姿ではなく 妹の産着を首に巻き付けた君の姿であり、 涙ながらに玉ねぎをかじるその幼顔であり、 そしてマジックで散々に書きまくった君のほっぺである。 初めて君を抱っこしたとき 君はなんの疑いもなく じっと私の顔を見つめていたね。 あんなに真っ直ぐに見つめられたことはなかったから 私は少なからず驚いたのだよ。 そして 嬉しかったのだよ。 世界に こんな可愛らしい存在が在ったのかと思った。 これから君の人生に どんなことが待っているのだろう。 絶対にそんなことがあってはいけないけれど もしも君のお父さん、お母さんがいっぺんに亡くなるようなことがあったら 妹を連れて私の処にいらっしゃい。 君たち2人が 寒い思い、ひもじい思いをしないよう そして何より 淋しい思いを抱えたまま生きていかなくてもいいように。 お父さんやお母さん、そして私が生きている間に いろんな失敗を重ねていきなさい。 いろんな悲しみや辛さにぶつかりなさい。 そしてもうだめだというときには 必ず私たちが君を守っていくから。 今、もし私が急に病を得て逝ってしまったとしたならば 君は私のこと、何一つ覚えてはいないのだろうね。 私のことは覚えてなくてもいいから ただ、自分はたくさんの愛情を受けて育ってきたのだということだけは覚えていて欲しい。 私は、君のその心の中を愛情で一杯にしてあげたかった。 愛情でお腹一杯にしてあげたかった。 どんな人生を送るにしても 絶対に自分の可能性を捨ててはだめだよ。 自分を信じていくこと。 そして負けてはいけない。 徹して強くあれ。 そして優しくあれ。 ただただ 君が幸せであるように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.01 16:05:53
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