グルメ英語 第二ラウンドの「Q」です
「Q」から始まる言葉って、何があるだろう・・・・A : Mom, how to solve this problem? The eight children has to share a pizza pie. How much pizza each child get? B : Easy. You imagine the pizza. When you cut once it makes half, and cut one more time it makes into quarters, and... By the way, you understand the quarter?A : Yea, twenty-five cents. B : Well, you can say that. But this is the fraction, not for money...A :お母さん、この問題どうやって解くの?8人の子供がピザパイを分けます。一人はどれだけもらえますか?B :簡単でしょ。ピザを想像してごらん。一回切ると半分になって、もう一回切るとクオーター(1/4)になって…。ところでクオーターはわかるわね?A :もちろん、25セント。B :まあ、そうもいうけど。これは分数でお金じゃないんだけど…ということで「Q」は「quarter」 にしました。もう、マクドナルドの「クオーターパウンダー(1/4パウンドの意味)」でも使われているし。よく御存じですね。元の発想は分数のヨンブンノイチなのですが、いろいろと使われています。とくに、お金にニックネームを付けているアメリカでは(ほかの国でもそうかも)1セントがペニー penny/pence5セントがニッケル nickel10セントがダイム dime25セントがクオーター quarterで、つまり1ドルの1/4。そして、この勉強を一生懸命させます。1ドル38セントを、クオーターを二つ使って表現してみろ、後はどのコインが必要か、見たいなのばっかり。そして、ある時分数に行くと、よくできる子はすんなりと、25、50、75、100、と頭に入っていて、その一方で、ヨンブンノイチという発想も出来上がっていて、160個を4人で割ったら、一人分はクオーターだから40個見たいのもすぐ出るし、ちょっと大きくなって「第一四半期」みたいなことばが出てきても、The first quarterはつまりは3カ月とすぐ分かる。という子ばっかりじゃなあい~少なくともうちの子にはどんなに練習させてもわからないらしい。お金の時にはクオーターを使った答えをちゃんと導き出すし、ピザをヨンブンノイチと言えばそれもわかるけど、そのどちらもクオーターという発想を反映している、という風にはつながらず、少ないメモリーの頭をフル活用して、こっちのクオーターとあっちのクオーターを別々に暗記しているらしい。はあ、やれやれ。いつか大きくなったら、こういう発想が自由自在とか応用自在とか(そういう参考書がありましたね、昔。今もあるのかな?)に使えるようになるのかなあ。ちなみに僭越ですが、私はこういう発想のリンクに苦労したことが無いので、子供がいったい何がわからなくて、一分で解ける問題の前に20分も顔をしかめて座った挙句、わからないと言って放り出すのか、わからない。「とっかかり」というものが頭に入ってこないらしい。説明して、答えも教えると、答えのところだけ鋭く反応して書きとめる。では、今、30分もかけて丁寧に説明したのと同じ問題を数字を変えて解いてみろ、というと便秘の人みたいに眉間にしわを寄せてウ~ンウ~ンと苦しんだ挙句、20分たっても何も出てこないのである。こういう子供にアメリカ式の算数は難しい。簡単なんだけど難しいのである。うちの子みたいに、体で数字を覚えさせてやってください、見たいのが有効な子供には、簡単なからくりが見えずに苦労するだけ。しかも、そんだけ金勘定を教えるくせに、うちは香港に住んでいるから実際にニッケルやクオーターを持ってお買い物に行く場所も無いんである。さらに、最近は電子マネーを持って遊びに行くから、お金って、機械にカードをこすりつければ済むことだと思っていやがる。しかも香港には、プライベートクラブというのがたくさんあって、そこでは子供も会員番号のついた請求書にサインするだけ。だから、カードをこすりつけてだめなら紙にサインすりゃあ済むさ、と思っていやがる。はああ~あ、失礼。グルメ英語のはずが、つい、子供の教育の愚痴に~疲れてるんです。昨夜も5分で終わるはずの宿題に1時間15分かかったから・・・ため息・・・