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カテゴリ:日本
11時にあわせて病院に行くとまだ父は病室には帰っておらず、ちょっとびびりましたがICUに会いに行った。
ゆうべ相当悪そうに見えたほかの患者さんたちも今日はだいぶましで、それぞれ家族と面会をしておられたのでちょっと安心した。 父も昨日とはうってかわって顔色も良く、「しんどい?」と聞くと、「しんどいことない。暑い」と言っていた。 熱は当然少しは出たようだけれど、もともと熱にものすごく強い男だけあってたいしたことがないようだ。私が行ったときは既に37度代におちており熱によるしんどさはまったくないようだった。でもまた夜になったら出るかもしれないけどね。 看護師さんたちの引継ぎの都合もあって部屋に戻ってきたのは2時を過ぎていたけれど、ICUで見たときよりもずっと元気になっていた。今日はまだ絶食とのことで、口が渇いているのに水も飲めずかわいそう。 最近は、手術中とその後数日足を使わないことが原因でエコノミークラス症候群になる人がいるらしく、それを防止するためにかなりタイトなタイツを手術の1時間ほど前からはかなくてはいけない。手術中も空気圧で足をマッサージしてくれるものをつけて絶えず足を刺激しておくらしい。そのタイツがかなりきつく、所々痒かったりして気持ち悪いというのが今日の問題かな? 病室にいても何もすることがないし、父も帰れというので3時ごろ病院を後にした。 父が入院している病棟は泌尿器科と脳神経外科の二つが一緒になっている。脳の病気で手術した人たちは個人差があるけれどボケていたりして廊下には徘徊している人も数人おられる。はしもスプーンもきちんと使えてしっかり食べられるのだけれど言葉がまったく出ず、時折父のいる大部屋にやってきては自分のベッドを探したりしている。看護師に見つかると「ここは○○さんの部屋じゃないでしょう。」と言われて、一つ一つベッドを確かめながら自分の部屋ではないことを学習させられる。 食事中も1人の看護師がその人にひっきりなしに話しかけたりしているのは、きっと言葉を取り戻すためのリハビリなのかな? 今までそのような状況の人たちと会うこともあまりなかったので考えることはなかったけれど、脳溢血など脳の血管関係の病気になった場合はこのような後遺症が残ってしまうこともあるので本当に恐いと思う。 脳関係ではなく単に歳をとったのでぼけてしまったかわいいおばあちゃんがいる。そのおばあちゃんは時々エレベーターに乗ってどこかに行ってしまうので、服には鈴が付けられている。看護師さんも事故を防ぐためにいろいろ工夫しているようだ。 今日も近畿地方は寒波におおわれていて一日中雪が降っていた。私の家のあるところはものすごい状態。 夕方には溶けた雪もその後また降ったため元の木阿弥。 明日もう一日寒いらしいけれど、私も我慢の限界だ。 いろいろやらなくてはならないことがあるんだけれど、寒くて出かけられないよ~ <人気blogランキングに参加しています。 クリックしてね> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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