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カテゴリ:教育
昨日ネットでショックなニュースを発見した。
高校生の女の子が母親に毒を盛っていたという、なんともぞっとする事件だ。 どんな動機があれ、娘が母親を殺そうと考えてしまったこと、それも口げんかが発展してカッとなってやってしまった衝動的な殺人ではないこと、同じ高校生の娘を持つ立場として素通りできない。 化学部に所属する優秀な女子高生、彼女はタリウムという殺鼠剤として使われる毒物を母親に飲ませていたらしい。現在母親は意識不明の重体、そしてタリウム中毒になっていく過程をブログに書き綴っていたり、かなりサイコな面も伺える。 入院中の母にまでタリウムを与えていたこと、母の様子の写真を撮っていたというのだから異常としか言い表せない。 高校生のころってちょっと異端児に憧れたりして、その人の小説を読んだり映画を見たりすることは誰にでもあることだと思う。 ヒトラーを崇拝してたり、ゲバラ日記をバッグにしのばせていたり、まあそういう感じね。 彼女の場合は毒殺殺人日記で知られるグレアム・ヤングだ。 グレアムに憧れる心理はわからないけれど実行してしまった大きな動機ってこれから明らかになるのかな? 子供って意外と残酷な面を持ち合わせていると思う。 ちょうど昨日の話だけれど、娘が担任の先生と何かあったみたいで、昨日私がうつらうつらしている枕もとでその話を淡々と語っていた。 進路に関するアポイントメントをとってあったけれど、30分も待たされて翌日違う時間に変えられてしまったらしい。しかしその違う時間がランチタイムの忙しい時間で気づいたら過ぎていたんだって。娘の持ち時間は10分、先生はその10分を1000ドルに換算したらしく、1000ドルを無駄にしたと彼女を詰ったらしい。 他にもこの先生に対して不満はあったようで、それでも担任ということではむかえなかった娘は、その次の解剖の時間で腎臓をメッタギッタらしい。 毒殺事件とダブってちょっとぞっとした。 それを見て不自然に感じたバイオロジーの先生が声をかけてくださり、娘は泣きながらそのことを聞いてもらったそうだ。結局、アッパースクールのHead Teacherまでその話は通され、きちんとカウンセリングのような時間をとってもらえて、進路に関する話は、もっと身近でわかりあえている先生にお願いすることになったそうだ。 まあうまくおさまったので良かったけれど、腎臓をメッタ切る娘って怖いと思う。 気をつけなければ(-_-;) うちは娘と私の会話がかなり充実しているので問題はないと思うけれど、世の中には親子の意思疎通がまったくできていないという家庭も多いので、少なくとも1週間に一度ぐらいは親子でいろいろ話をする時間を持つことは大切だと思う。 彼女が半分寝ている私の枕もとにわざわざやってきて、そのことを話してくれたことに感謝するべきか! それから小学生から高校生まで若い子が起こすちょっと変った事件について、もっと分析が進み、小さいことでもいいので起因、要因となったものを公表することで、イエローゾーンにいる子供達を事前に救うことができるんじゃないかな? 日本の子供たちをとりまく環境の整備かな? テレビ、雑誌、インターネットなども悪影響を与えていると思うけれど、これは物の善悪がきちんとわかるように育てればいいわけだから、やっぱり親子の会話が基本かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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