さて、午後の耐久編です。

午前のスプリントレースは全日本ドライバーだろうが、F1ドライバーだろうが、体重30kgだろうが、200kgだろうが、まったく関係なしのノーハンデ勝負でした。
せめて最低重量位はきめて欲しいところなんですが、そんなことしたら、ウェイトが大変だし、かといってタイム差とかもらってもつまんないので、まぁ仕方ないですかね。
4stと違ってパワーがあるから、そこまでウェイト差が出にくいんじゃないかとも思いますし。
まぁそれでも女性はいましたが、お子様とかはいなくて、年齢層は高そうな感じでしたので、4stレンタルのような悔しさはなかったですが。。。



でも、耐久はハンデがつきます。
スプリントで41～45秒台の人が一緒に走るんですから、まぁあってほしいですね。

まず、前回の3位までのチームはピット回数を増やすというハンデがありまして、
加えて個人ハンデで

A 全日本参加、NTCカップシリーズ3位以上 -2lap
B レーシングプロドライバー -2lap
C レーシングカートのレースでの表彰台経験者 -1lap
D 自称天才ドライバー -3lap
E 40歳以上のドライバー +1lap
F 女性ドライバーでレース経験のない人 +2lap
G 体重75kg以上のドライバー +1lap
H レーシングカートのレース経験のないドライバー +1lap

のチーム員での合計分が、総走行ラップから±されます。


ちなみに私は、C,E,Gで +1lapでした。
おかしいです
素の体重は75kg下回ってて、装備重量でギリギリ75kgのはずな自分です。
スタッフに聞いたら素っ裸以外での計測ですっていうよくわからん答えだったので、紳士的にヘルメットは持たずにレーシングスーツだけで測ってみたのですが、その装備でも75kgを余裕で超えてくれました
レーシングスーツも薄い夏用にしたのに。。。あのガチャピンの体重計おかしいですね
まぁハンデが増えるんで今日のところは素直に喜んでおくことにしましょう。



初参戦な我々はピット回数は標準の7回のまま。
で、個人ハンデはチーム員は全員Over40なおっさんたちなこともあり +6lap
他のチームがどのくらいハンデがあるのかってのは未発表なので、耐久レース終わってからでも順位はすぐにはわかりません。


で、グリッドとマシンは抽選で決まります。
監督代理な自分が引いて、14番グリッドでカートG。
16チーム中14番グリッド。なんということでしょう。私にとっては新東京のレースの定位置です
落ち着きます



まぁ色々なレベルの人がいるから真ん中よりは後ろの方がやりやすいですね。
突っ込まれることはまずないですから

カートの方は特にクラッシュした感じではなく、本日ちゃんと生き残ってきたカートのようで一安心

特に作戦はなく、タイム順ってことで、私、クッパさん、ぶんころびんさんの順番にしてみました。
ちなみにIさんは午前中のスプリントで負傷リタイヤとなってしまった為、午後の耐久に出ることができず、わがチームだけ3人でまわすことになりました。
Over40なわがチームですが、Iさんはそんな中でも最年少。その人の離脱。。。
最後まで持つのか

110分。ピット回数7回なので、8回走行。4人ならば各13分
3人になると12分×3回、18分×2回。
持久力はあるというぶんころびんさんが2回を引き受けてくれました。

たぶん後半バテるので、最初は15分以上走るつもりでスタートです。


スタートドライバーな私です。ローリング中に周りの様子を確認します
目の前のカートは全日本ドライバーなのでまったく問題なし
左前が怪しく、ローリング中にスピンしかけてました。これは要注意

スタートして、様子見しながら2コーナー。左前がスピン。これは予測通り
それを避けて、その後の混乱をさけるのがうまくいき、あっという間に5位まであがったのかな
前とはちょっと離れてますが、同じようなペースで周回を重ねていけてます。
前がピットインしたりしたんで、最終的には15分後に4位でピットイン。
クッパさんに後を託します

クッパさんも調子よく周回してましたが、ノルマの15分に足らず12分でしたが、順位キープの4位でピットイン。ぶんころびんさんに託しました。

ぶんころびんさん　どうも走りにくそうにしてます。
タイムもイマイチ伸びてきません。

思い当たるフシがありました。
このカート　やたらエア圧が低かったんです。
ブレーキしたらギュギュギュッてタイヤがよじれる音がする。
最初のころから感じてはいましたが、2時間も走る耐久なのでエア圧下げてるんだろうなぁって思ってました。

エアーが抜けてる
しかし、パンクであればまともに走れないはず。フレームもガリガリこするはず。
クッパさんまではそんな感じはしなかったんですが、ぶんころびんさんの走りを見てる限りちょっとダメかも。。。

とはいっても、スプリントの0.5～1秒程度の落ちだったので、そこまでとは思えずに、ノルマの20分きっちり走ってもらいました。
その時点で約50分経過。

そろそろ給油を考えないといけません。
給油スペースは3台。ということで、下手したら給油待ちのロスが発生します。
かといって遠いピットイン入口でサインを出すほどまでは本気出してなくて、そこは運にかけます。
私の番で長めに15～20分走って皆が給油終わったころを見計らって給油＆ピットインすることを考えてドライバー交代したのですが、ガソリンが予想以上に残っていません。おそらく2リッター無い位。こりゃもたないなって思いつつもその場から給油には戻れないので、ピットアウト

ここで、ガソリンに気を取られてエア圧チェックするの忘れちゃいました

走ってみると確かにタイヤがギュルギュルするもののまっすぐ走るし、フレームも下にあたるわけじゃない。
ただ、モナコの立ち上がりが遅い。
この時点で左リアのスローパンクチャだと気付くべきでした。
ただ、朝のスプリントでもモナコ出口が遅くてド突かれてたのもあってか、腕のせいだろう。。。って思っちゃいました
まぁ腕のせいもありますが…
耐久はラップ数しか表示されないので、タイムが遅いのか速いのかよくわからんですし。。。

って思う間もなく、ガス欠症状が出始めました。

こりゃやばい！



字数オーバーになったので、つづく。。。