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カテゴリ:ホームズ三世
私の名前は「ホームズ三世!」、かの有名な名探偵ホームズの孫です。
ロンドンのある富豪の屋敷の地下室 ガラスケースの中に『ナイルの瞳』が納まっている。 富豪「これは特殊硬質ガラスでできておりましての!」 ホームズ「このガラスケースを開ける方法は?」 富豪「それ、そこの壁に私の指紋を照合しないと開かないようになっておりますじゃ」 ホームズ「では、ここで見張りましょう!」 夜 富豪「まだ、きませんな~!今日はお休みじゃないでしょうか?」 ホームズ「いえ、ミス・フジコは今まで予告通りに実行していますので!」 メイドが紅茶を運んでくる。 紅茶を飲む一同。 飲んだふりをするホームズ。 「きゃ~~!!」 奥の廊下からメイドの悲鳴! ホームズ「ワトソン見てきてくれないか!」 ワトソン「ん!」 ワトソンが廊下へ向かおうとすると突然白煙が部屋中に充満した。 ホームズ「どーやら睡眠ガスのようです。みなさん!なるべく吸わないよ~に!」 富豪が倒れる 白煙の中、ガラスケースが開き、警報がなり響く! 意識の薄れていくワトソンに話しかける声 「・・・げ・・んでしょ?わた・し・・!わから・・ない・・の?・・」 数時間後 やっと目をさます一同 富豪「やられた~!ワシのお宝が~!!」 ホームズ「まんんまとやられましたね!紅茶はフェイクでした!」 富豪「ど~してくれるんです。ホームズさん!」 ホームズがポケットに手を入れ 「ナイルの瞳はここにあります!」 ホームズ「ガラスケースが開いた瞬間にすり替えときました」 富豪「ほーむずさん!」 ワトソン「・・・」 ホームズ「どーしました?」 ワトソン「意識を失いかけた時、何か懐かしい声を聞いたような・・」 ホームズ「きっと、ミス・フジコの声でしょう。どうやらワトソンの過去と関係がありそうですね!」 ホームズ三世第1話「ホームズ颯爽登場」THE END ※声のイメージ ホームズ(野沢さんOR広川さん)ワトソン(小林さん) 富豪(雨森雅司さん)メイド(二階堂さんOR増山さん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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