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カテゴリ:母のこと
昨日予定していたことが出来なくなり、急遽母の所へ行こうと思いついた。どうしても月に1度か2度になってしまうのだが行ける時に行くのが一番だ。
いつもより少し遅い時間帯になってしまったが、途中で母へのおやつと自分のお昼をいつものスーパーで買って。昨日は車がいつもより渋滞していた。 リビングへ入って行くと、皆さん部屋から出て色々な所に座っていらした。母はソファーに座っていた。眠っているようだったけど、声をかけると薄目を開けてみてくれた。声をかけるとちょっと笑顔が見えた。今日はいくらか調子が良さそう、と思い「だ~れだ?」と聞くと笑いながら「おねーちゃん」と。 名前で答える時よりも調子がいい証拠だ。最近はほとんどなかった。 スタッフの方が来て「昨日はちょっと調子が悪くて、お食事も召し上がらなかったんですが、今日は良いようです。お話もなさいます」とのこと。 車いすに乗せてもらって部屋へ連れて行き「外へ行ってみる?気持ちが良いよ」というも「疲れるから」「車いすで行くんだから、疲れないでしょ」とは言ったが、嫌ならやめておこう。 おやつを食べさせて、しばらく手を握ったり、頭をなでたりしていたら、話し出した。 「絵、描いてる」「誰が」「お父さん」「お父さんいるの?」「右側で描いてるでしょ。油絵」「油絵描いてるの?」「キャンパスに描いてる」 結婚した時から父がずーっと油絵を描いていたので、今もそのことが残っているんだろうか。今も父が近くで描いているのだろうか。いいね。お母さん寂しくないね・・穏やかな顔になっている。 そうしたら、今度はとんでもないことを言い出してびっくり。「子供を9人か10人ぐらい連れてきて泊まらせるっていうのよ。」「え~~っ。大変じゃないの。布団とかどうしたの」「私は、もう悔しくて、悔しくて・・」歯ぎしりするような勢いで悔しがっていた。 いったい、何と混同してしまっているんだろう。また劇場が始まったみたいで、聞いてるとおかしくなってしまった。しばらくするとしゃべりつかれたのか、うとうとしだした。 ちょうどお風呂に入る順番が来たようなので、お願いして帰ってきた。 元気でいてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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