カテゴリ:●洋裁に必要な道具
布の裁断に便利な、ロータリーカッターを使っていますか? ロータリーカッターは普通のカッターとは違って、円形の刃のカッターです。 布を裁つとき、昔は裁ちばさみが主流でしたが、近年はロータリーカッターの方をメインで使っています。 プロの方は、裁ちばさみの方が使いやすいという声をききますが… 素人はロータリーカッターの方が綺麗に裁断できますよ。 なぜかというと… 素人が裁ちばさみで布を裁つとき、布が浮いてしまいますが、ロータリーカッターは浮きません。 なので、裁断する時、型紙と裁断する線のずれが少なくなります。 また、円形のカッターをスライドするだけなので、裁断のスピードが速くスムーズです。 曲線も滑らかなラインで裁断することができます。 裁ちばさみを使っている時と比べると、裁断のストレスがかなり軽減します。 しかも、重ねて裁断することも可能なので、効率も良いです。 もし、裁断する作業が苦手なら、ロータリーカッターを使ってみてください。 また、ロータリーカッターを使うときは、カッティングマットが必要です。 ロータリーカッターを購入するときには、カッティングマットも忘れずに購入しましょう。 ロータリーカッターの種類ロータリーカッターは、刃の直径によって、色々な種類があります。 手芸で使用する刃の主流は、刃の直径が28mmと45mmのものが使われます。 <刃が小さめ28mm> 袖ぐりや衿ぐりなどの裁断をするとき、小回りがきくので便利 <刃が大きめ45mm> 大量に布を裁断するときにむいている 直線を裁断するとき、少しの力でスピーディに裁断することができる ロータリーカッターを販売しているメーカーは、クロバー(Clover)とオルファ(OLFA)が有名です。 クロバーは手芸の総合メーカー。 手芸用品といえば、クロバーというくらい有名な会社です。 手芸用として、持ちやすい様に研究して作られているので、手にフィットする材質でカットが楽です。 これに対して、オルファはカッター製造メーカーです。 黄色のボディがお馴染みの、文房具でよく使われているカッターメーカーです。 紙だけでなく布の裁断もできます。切れ味には定評があります。 私は、クロバーのロータリーカッターを使っていますが、オルファはまだ使ったことがありません。 今使っているクロバーのロータリーカッターは、グリップが手になじんで使いやすいですよ。 20枚の子供パンツを作るために、一度に布を裁断したこともありますが、苦痛に感じることはありませんでした。
カッティングマットの種類カッティングマットは、カッターマットとも言われています。 ロータリーカッターを使う時、カッティングマットを使わないと、床に傷がついてしまうので、マットを必ず使います。 私は、450×600mmの目盛りが付いているカッティングマットを使っています。 手芸では、この450×600mmサイズが特大サイズと呼ばれています。 業務用であれば、もっと大きなサイズのカッティングマットがあります。 大きければ大きい方が洋服を裁断するには使いやすいので、収納が可能な人は出来る限り大きめをおすすめします。 私はカッティングマットを使って10年くらいがたちましたが、傷がたくさんできてしまって、使いにくくなってきました。 そろそろ買い替え時です。 私が使っている450×600mmサイズは、子供服のトップスの裁断には十分な大きさですが、ワンピースは裁断しにくい。 さらに、私は大人用のワンピースを作ることもあるので、次に買うときは、1500mmくらいは欲しいなと思っています。(置き場所があれば!) カッティングマットを買うときは、何を作るのかを考えて購入してください。 洋裁をするなら、できるだけ大きなものがおすすめです。 さらに、目盛りが付いているカッティングマットがおすすめです。 裁断するとき、目盛りをつかうことがあります。 直線や直角など、カッティングマットの目盛りを頼りに裁断します。
ロータリーカッターの使い方ロータリーカッターの使い方は、とても簡単です。 初めて使う人は、不要な布で練習してみましょう。
直線の時は少しねかせるような状態にしてスライド 袖ぐり、襟ぐりなどの細かいカーブは立てた状態でスライド 直線を裁断するときは、定規を使って裁断すると綺麗に裁断できますが、定規を使わなくても、型紙と布を手で抑えながら、ロータリーカッターをスライドさせることもできます。 とても簡単ですが・・・これだと少し線がゆがんでしまいますので、直線ではできるだけ定規を使いましょう。 そして、できるかぎり型紙とカッターの間に隙間ができないようにカットします。 ロータリーカッターの使い方は、難しくはありませんが、慣れるまでは要らない布で何度か練習してください。 洋裁初心者さんにおすすめするロータリーカッターロータリーカッターは28mmと45mmの両方持っているのが理想です。 でも、どちらか一本を手に入れるのであれば、小さい刃の28mmロータリーカッターがおすすめです。 刃の大きなロータリーカッターでは、袖ぐりのような曲線を裁断しにくいからです。 刃の小さい方を使って、直線部分の裁断にもっとスピードが必要になったら、大きい刃のロータリーカッターを購入すれば良いと思います。 たとえば、作家さんなど大量に布を裁断する必要がある人は、両方あるといいと思います。 便利なロータリーカッターをぜひ使ってみてください。 おすすめの記事◆手芸に必要な道具についてまとめています。 手芸 基本の道具 ◆おすすめの生地屋さんをまとめています。 ハンドメイド おすすめ★生地屋さん ◆おすすめの型紙屋さんをまとめています。 おすすめ★型紙屋さん ◆おすすめのハンドメイド本をまとめています。 ハンドメイド本 私のおすすめ子供服の本まとめ 私が使っているミシンは、こちらです。 使いやすくて、縫い目がキレイですよ。 何度かミシンは買い替えていますが、こちらのミシンが使いやすくて落ち着いています。 ミシンは高価なものなので、安心できるお店での購入がおすすめです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.11 19:24:04
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