バリのこどもたちと・・・ より道編
バリ島で出会ったホメオパシー (中 寄り道編 ) ホメオパシーのお話はちょっと、おいておいて・・・ より道です。翌日、すっかり元気になった次男もそろって、家族でクリニックの近くまで散歩に。。。 クリニックの近くには、幼稚園があります。そこが近所の集の場になっています。何人かのお母さんたちが幼稚園の建物の影に座っています。バリ人だけでなく、フランス人、日本人のママもいました。このあたりは国際結婚が多いみたいです。 日本の幼稚園とはほどとおい、かなり古びた(正直言ってぼろぼろの)建物。ブルーの外観のペンキははげまくっています。くるぶしくらいまで草の生えている庭には、野良犬とこどもたちの家犬が、あわせて6匹ほどいます。。もちろん紐がついているわけでなく、野良犬も、飼い犬もすきなところに寝そべっています。 遊具も、壊れかけの危険なぐるぐる廻る遊具、遊具も、壊れかけの危険なぐるぐる廻る遊具、 すごく危ない体面式ブランコがあるのみ。(う~~ん、これは日本だったら、訴訟もんだ!!)両方ともゆかの板がところどころ、はがれています。遊んでいる子供たちは、下は2歳くらいから、上は小学校3年生くらいまでの7,8人ほど・・・ 「わぁ~~、ブランコやぁ~~」 長男が走っていくと、バリ人の女の子が、さっと長男に手を貸してくれました。しばらく様子をみていると、年上のこどもたちは遊びながらも、年下のこどもたちの面倒を自然に、さりげなく見てくれているのです。 長男なんて、はじめてきた子なのに、全く関係なく一緒に遊んでくれています。 日本でだったら「危ない!やめなさい!!」っていいそうなことも、バリの青い空の下、こどもたちがのびのび遊んでいるのをみると、その言葉は自然に消えました。長男は大喜びで、こどもたちと遊び、犬と追いかけっこをして、走りまくっています。 立派な建物や遊具はないけれど、なにもないけど、こどもの表情は、とても生き生きとしています。なにか大切なことを日本人のわたしは、忘れてしまった。そんな気持ちになりました。