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2012年12月18日
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うちの子は横浜が大好き。
東京方面に遊びに行く、となったときに
子どもたちが行きたがるNO.1が横浜。
あの、インターコンチネンタルホテル、あるいは
その付近のホテルが大好き。

理由は、観覧車?お船?

それも確かにYes,なのだけれど、子どもたちの
一番のお気に入りは、そのホテルの近くの
小さな遊園地。

松山で言うと梅津寺パーク、郡山で言うとカルチャーパーク
よりも小さな、普通の遊園地。

横浜に連泊した最後の日に、この遊園地で3~4時間
遊ぶのが一番好きらしい。名前もよくわからない、
この遊園地に行って、絶叫マシーンでもない、小さな
乗り物にいくつもいくつも乗るのが大好きなのだ。

わざわざ交通費と宿泊費をかけて、おのぼりさんが
都会に遊びに行って、子供たちの一番のお気に入りが
あの遊園地、というのがなんとものどかだ。

もちろん、TDRだの上野だのも大好き。

ワッチが幼稚園の年長さんのとき。
りんごは小4、ポコチャン小2。

家族で横浜に行ったこのときには、鎌倉を散策した。

北鎌倉駅で降りて鎌倉駅まで歩くのだ。

途中のお寺を巡っての一日コース。

東慶寺に着いたときのこと。

門前にお店が並んでいた。
鎌倉彫、陶器、お土産類、子供が喜ぶようなおもちゃの類まで
いろいろな種類の品物がござの上に並べられていた。

お店の品物に興味津々の子どもたちに、
とりあえず、お寺におまいりしてからね、と
言い聞かせた。

お寺のおまいりを急いで済ませて、子どもたちはそれらの
お店を一軒一軒、しゃがみこんでは眺めている。

ワッチがニコニコして飛んできた。

「お父さん、自分用のおみやげをここで買っていい?」

(こういうときに私に聞かないのが我が家風)

「いいけど、あんまりしょうもないものにするなよ。」
と、予算を告げる。

お父さんの許可が出た、とワッチはりんごとポコチャンに
教えに行った。

いろいろ口出しすると子どもたちの楽しみを奪って
しまうので、私たちは離れたところで商品を見ながら
様子を伺っていた。

子どもたちは、おもちゃのお店を素通りして、
陶器のお店のところでかたまっている。

何か面白いものでも見つけたのだろう、と
見ていると、三人とお店の人とで何か盛り上がっているようだ。

またまたワッチが飛んできた。

「お父さん、決まったよ!」

何かかわいい置物がブタの貯金箱でも見つけたか、
と思って子どもたちのほうに近づいた。

三人が
「いっせーの・・・せ!」

の掛け声で見せたのが

お湯のみ。

軽くて大きさも手ごろ。形は同じだが色や柄が
少しずつ違うのをそれぞれが1個ずつ持っている。

お店の人が私に尋ねる。

「これは、親御さんがこういうのを選びなさい、と
教えたのですか?」

「いいえ。子どもたちには、おみやげに好きなのを
何でも選んでみなさい、とだけ言ったのです。」

お店の人は、とても不思議がっていた。

周囲には、子供の喜ぶおもちゃやかわいいものが
たくさん並んでいる中で、幼稚園生が自分で
お湯のみを選ぶ、という感覚がわからない、と。

私たちは、旅行をして、自分用のおみやげには
なるべく、生活の中で普通に使うものを買っていた。

特に行った先の特産品でなくても、使うたびに
「これは、〇〇で買った」
と思い出せるのが楽しいから。

子どもたちも、自分用のおみやげには生活で
使うものを選ぶと思いでがたくさんできる、と
理解しているようだ。

そう、確かにそれまで使っていた子供用のお湯のみは
少し小さくなりすぎて、そろそろ変え時だな、とは
思っていたのだ。

福島県から来た、と伝えると、お店の人は
割れないように丁寧に包んでくれながら、

「それにしても、5歳の子が自分でお湯のみを
選ぶとは・・・渋いですね。」

と感心していた。







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最終更新日  2012年12月19日 05時39分55秒
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