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2012年12月20日
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本日、母に頼まれた用でデパートに行くことにした。
駅前まで出たついでに、といっては申し訳ないが、お茶の先生に
年会費を渡すために、先生宅に伺おうと思った。

午前の仕事をこなしたあと、先生宅にお電話をしてみた。
あいにくお留守だったので、あとでまたお電話をしなおそうと
考え、そのまま駅前に行った。

久しぶりのデパート。
1階一番奥のコーナーに目的の場所はあるので、
シャネルやディオールなどの化粧品コーナーを
眺めながら進んだ。

コーチのバッグが目に入った。
ちょっとかわいいバッグだったので、立ち止まって
眺めていたら店員さんが寄ってきた。
いろいろと特徴を説明してくれるのでお値段を聞いたら

「とてもお値打ちなのですよ。77,700円です。」

7万7千7百円・・・ななまんななせんななひゃくえん!

そそくさと店を離れる。77,700円!!!
私が今着ている、スーツ・コート、そしてバッグや靴まで
入れても(財布の中を加えても)、届かないじゃん!

スタスタと奥まで行く。
見かけない、スイーツのお店。

?????

看板を見ると、目的のコーナーは5階に移動した、とのこと。
あ~あ、これでときどき歩いた、1階コスメや高級バッグからは
縁がなくなったな・・・。年に1度か2度、このコーナーに
来るときに、ちょっとおしゃれ気分を味わっていたのだが。
ま、おしゃれには縁遠い私のこと。ちょうどよかったのだ。

スタスタとエレベーターホールに行く。

こういうとき、ウィンドウショッピングの好きな人は、
エスカレーターを使う。エスカレーターで各階のディスプレイを
楽しみながら上がるのだろうが、私はもともと、そういうのが
苦手。街中・大街道(松山一の繁華街)で生まれ育ったのに、
なぜか、苦手なのだ。いや、むしろ、街中育ちで、繁華街を
歩くと、近所のおじさんや知り合いに会うから、そういうのが
面倒でぶらぶら歩くのが苦手になったのかもしれない。

ま、そういう感じで、エレベーターホールまで行く。
上階行きのエレベーターに乗って5階まで。

頼まれた用は、メールに入っているので、携帯を出して
確認しながら用をすませた。

領収書をもらって1階サービスカウンターへ。
駐車チケットをもらって、駐車場横の郵便局に行く。

そうだ、先生に電話をしなければ、と思って
携帯を探すが、ない。

郵便局の台の上に全部、かばんの中身を出して探すが、

ない。

ない・・・ない・・・どこにもない。

洋服のポケット(飴の空紙が出てきた)、かばんの横ポケット
全部、空港の身体検査のように探すが、やはり、ない。

これは、5階で母からのメールをみながら用を済ませたあと
おきっぱなしにして、忘れたのだ!

急いでデパートに戻る。
この寒空、強風が体を押しもどしてくる。

「このデパートのビル風、いつもきついんだよな・・・」
と自分を恨みながら歩く。

ドアボーイ(ものすごいおじさん。おじいさん?)が
にこやかにドアを開けてくれる。

エレベーターホールに行くと、ちょうど上行きの
エレベーターのドアが閉まりかけていた。
急げば間に合う。

しかし、なんとなくがっかりしているので、あせる気持ちにも
ならない。しかも、すぐ隣のエレベーターのドアが
開いている。

先に来たエレベーターは、案外混むし、停車する回数も多いから、
わざと乗り過ごして、来たばかりのエレベーターに乗る。

5階ボタンを押したら、すぐに止まった。

2階だ。

「なんだよ・・これじゃぁ、さっきのエレベーターのほうが
早かったじゃん・・・」

と思って開いたドアを恨めしげに睨んだ。

入ってきたのは女性が二人。
上品そうににこやかに話しながら乗り込んだ。

「あら・・・宗像さん。」

なんと、今日おめにかかろうと思っていたお茶の先生だったのだ。

5階について私が降りようとすると、

「私たちは7階に用があるのよ。」
とおっしゃる。そうか・・・

先生にくっついて7階、和装用品の売り場に行く。
そこで、年会費を先生に渡す。
急いでいたので、封筒に入れるのすら忘れたが、
先生は、穏やかににっこり笑って受け取ってくださった。

5階に下りて、立ち寄った先のカウンターに行き、
人を押しのけて売り場の人に携帯の忘れ物がなかったか
尋ねる。

「いえ・・・お忘れ物はなかったです。」

そうか。じゃあ、1階のサービスカウンターだ。
でも、よかったぁ・・・先生にあんなところで
会えるなんて。先にサービスカウンターに聞きに
行かないでよかったよ。

だって、乗ったエレベーターが1つでも違っていたら
私は1階→5階、先生は2階→7階で、絶対に
会えるはずがなかったから。
あのエレベーターを一つやり過ごしたのも正解だったな。

そんなことを思いながらサービスカウンターに行った。

しかし、そこにも携帯の忘れ物はなかった、という。

郵便局で、携帯がなくなったことに気づいて探し
まわったのだから、郵便局内に忘れるはずはない。

最後に携帯を使ったのが5階だから、それ以降
立ち寄ったのは、サービスカウンターだけ。

出てきたときのために、連絡先を書いた。

サービスカウンターのお姉さんに、携帯に電話を
かけてもらうよう、頼んだ。もし、どこかで落として
いたら、音か振動で誰かが気づいてくれるかも
しれない、と思ったからだ。

ブルブル震える。
悪用されるのではないか、と恐れる私の心。
まさか・・・いまどき携帯を盗むなんて
あまり考えられない。でも、お財布ケイタイの
残金が気になってきた。
サービスカウンターは入り口に近いので
寒風が入ってくる。
寒さで私の体がブルブル震える。
ブルブル、ブルブル・・・ブルブルぅ?

震えていたのは、私のかばんだ。

かばんの底がブルブル震えていたのだ。

外から押さえると、一番底で確かに振動している。

中に手を突っ込んだら・・・

あった!

オレンジ色の、ストラップのいっぱいついた、
私のかわいい携帯。

思わず頬摺りしたくなった。

サービスカウンターのお姉さんにお礼を言って
その場を離れた。

それにしても、不思議だ。

郵便局で全部中身を出したのに、そのときには
見つからなかった携帯。

これは、先生に会わせようと、携帯が
自分の姿を消して私をデパートに引き戻して
くれたのだ。

家にもどって夫にこの不思議なことを話すと
笑って

「だって、あなたはしょっちゅう、そういう
不思議なこと、あるじゃない。」

と、格別不思議がりもせずに言う。

もっと摩訶不思議なことを目の当たりにしている
夫にしたら、このことは、予想などはしていないが、
想像できる許容範囲、とういことなのか?

よし!じゃぁ、このブログのカテゴリーに
摩訶不思議編を加えて、ときどき、更新しよう。






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最終更新日  2012年12月21日 06時20分21秒
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