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2013年01月30日
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昨日は、何をしてもうまくいかない日だった。

いろいろなことの歯車が食い違っているような、
そんな日だった。

まず、朝の出勤。

大渋滞に巻き込まれ、普通なら10分もあれば余裕で
着くところに、一時間かかった。

雪は、大きな道路は完全に融けていることは
確認していた。それでも、万一を考えて、いつもより
早く出たのだ。

いつもなら、この道を超えたら一気に渋滞が解消される、
という地点を超えても、渋滞は解消されなかった。というより、
駅に近づけば近づくほど、渋滞がひどくなる。

理由はわからないが、自然渋滞の上に、接触事故など
小さな事故がいくつか重なり、よりひどい渋滞に
なったようだ。

最後には、裏道の裏道などを繰り返して選び、やっとの思いで
会場に到着した。
講義の部屋に飛び込んだのは、開講時刻ぴったり。

主催者から厳重な注意を受けた。

どんな理由があっても、その注意は仕方がない。

受講生さんは、20名のうち、15名来ていた。
聞くと、数人は、駅の近くまで来たとき、もう間に合わないと
思って会場から離れた駐車場に車を入れた後、歩いた、という
ことだった。

中には、車で会場に近づこうとする人と徒歩で向かっている
人がお互いに気付いたのだけれど、結局歩いた人の
ほうがずいぶん早く会場に入れた、という人もいた。

そして、残りの5人についても、30分以内には
全員が集まった。こんな、超渋滞で雪道の中を
それでもちゃんと来てくれたことに、感謝の
言葉もなかった。

こうなったら、いつも以上におもしろくためになる
講座にしなければ、と気合いを入れた。

実は、朝から気持ちが沈んでいて元気がなかったところへ
この渋滞。精神的にきつかったが、気持ちをかきたてる
ように笑顔をふりまいた。

心のエネルギーがどんどん消えていくのがわかった。
まるで、空腹のときにリポビタンDを飲んだみたいに
なっっていく。

それでも、受講生さんには、絶対気取られまいと
口角を上げ、部屋中を走り回った。

受講生さんが、私に質問をする。
わからないことが出たら、ニコニコ笑って手を振ってくる。

おじいちゃんの人が手を振ってきた。
急いでそこに行くと、

「いや、自分じゃなくて、隣の人が困ってるから。」

・・・! (^v^)

そんなこんなで、夢中の3時間の講座をなんとか終えた。

講座の他にも、いろいろと気分が落ち込むような
ことがあった。

ある方に迷惑をかけてしまうようなことをやらかした。
他にも、一つ一つは瑣末でも、それが重なると
今の精神状態では耐えきれないようなことが
起きた。

家に帰りついたときには、もう、何もする気に
ならなかった。
仕事が山積みなので、それをしなければ、と思い
つつも、パソコンを開く気力も失せきっていた。

テレビをつけて、画面を見るともなしに眺めていた。
なにをやっているかなど、理解できない。
ただ、テレビの画面が動くのを見て時間が
穏やかに流れるのを待った。

薄暗くなったころ、ドアの開く音がした。

「ただいま。」

帰って来たのは、りんごだった。

郵便物を仕分けているりんごの後ろ姿を見たら
急に感情が蘇ってくるのを感じた。

りんごを抱きしめて、ぎゅうっと抱きしめて・・・

りんごも私を抱きしめてくれた。

私の背中をトントン叩きながら

「ただいま。」

耳元で聞いたその声に、涙があふれてきた。

私:お母さんね、今日、仕事で失敗したの。

り:そう・・・ま、しょうがないね。そういう
  時もあるよ。少し、仕事から離れたほうが
  いいよ。

私:でも、夜にまた、もうひとつ講座があるんだ。

り:じゃ、それまではゆっくりしてたら?

涙を流しので、少しすっきりした私は、椅子に
座って、提出する書類などを書いていた。

すこしして、ワッチも戻ってきた。

ワッチの学校から渡されたプリントを見ていた。

夕食の準備で台所に立っていたりんごとワッチが
走って私の前に立った。

「今日は、二人でやります!」

そうりんごが言うと、

「フレー、フレー、真紀子、ハイ、ソレー!」
「フレーフレー真紀子、フレーフレー真紀子!」

と、りんごが団長、ワッチが応援団員の振りで
エールを送ってくれた。

いつの間にか、私は大声で泣いていた。
りんごとワッチを抱えて、泣いて泣いて、
声がかれるほど泣いた。

泣き終わったとき、心の疲れは吹き飛び、
いつもの私が戻ってきていた。

ありがとう、りんご。ありがとう、ワッチ。

りんごは現在の安高應援團長、ワッチは
昨年度、安積一小の応援団長。

なんと豪華なメンバーにエールをもらったのだろう。

元気になってニコニコして、私は思わず言った。

「これじゃぁ、私が落ち込んで元気がない方が
私には、いいことが起きちゃうね。」





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最終更新日  2013年01月30日 08時20分01秒
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