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2013年09月19日
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子ども三人の性格・・・危機対応編

我が家には三人の子供がいる。

上の子・・・りんご  (現在:高3)
中の子・・・ポコチャン(現在:高1)
下の子・・・ワッチ  (現在:中2)

昨年の大掃除のとき
(といっても、普通の家庭では普段の掃除よりも手抜き程度)

ピアノの周囲を掃除機がけしていたポコチャン(当時:中3・受験生)、
ピアノの上の換気扇から何か落ちてきている、と言い出した。

確かに、震災後から、換気扇の下にあるピアノのカバーに
泥のようなものが落ちていることが多かった。
もしかしたら、ネズミでも入り込んで、それがそのまま
出られずに・・・?キャー!

三人の中で一番背の高いポコチャン、換気扇のカバーを
はずし、おそるおそる中をのぞいた。

換気扇の羽根の向こうに何かいる・・

羽根をはずすには背丈が足りないので、
長身のパパさんを呼んできた。

ドライバーで羽根をはずすパパさん。

羽根をはずしたパパさん、そぉっと穴を覗く。

毛のついた何かがそこにある・・ギャー!

パパさん、私を呼んで、中を覗いてみろ、と言う。
私ものぞいたが、全く動かない、毛のついた
ものが丸まっているのが見えた。

誰が、この物体を取り出すか、というので
じゃんけんしようとした。
ちょうどそのとき、りんごが帰宅した。

「あ、見てないからお姉ちゃんがその担当だよ!」
頭の回転の速い(悪知恵?)ポコチャン、すぐに
りんごに事情を話す。

こういうときに腹をくくるのがりんご。

「わかった。」
の一言で、ビニール袋と火箸を持って
換気扇の中の物体を引きずり出した。

「キーキーキー」
という音が聞こえたように思った。

「生きてるよ。コウモリだ。」

そういって庭に置いた袋からその物体を
引きずり出そうとしたとき、コウモリが
その巨大な羽根を一気に広げて
飛び立っていった。

先週の日曜日、ピアノを弾いていたワッチが
換気扇の穴から砂が落ちてきた、と言い出した。
覗くと、なんと、換気扇の羽根のこちら側に
コウモリが入り込んでいる、という。

りんごの経験があるので、ワッチは果敢に
換気扇穴に向かった。

換気扇カバーを取った瞬間、コウモリが落ちてきた。
すぐにつかめばよいのに、おっかなびっくりの
対応に、コウモリはピアノの奥へ奥へと逃げ込んでいく。
とうとう、ピアノの下に潜り込んでしまった。

ヒーヒー泣きながら、ピアノの下を覗くワッチ。
ピアノを手前に引っ張り出しても、その下へもぐって
見えなくなる。私が、蚊取り線香に火をつけて、
ピアノと壁の間から煙が行くように置いた。

コウモリは、煙が苦しいのか、どんどん出てくる。
それをビニールでかぶせれば事は終わったのに、
恐る恐る火箸でつかもうとするが、なかなか
つかめない。

そのうち、コウモリが羽根を拡げて部屋の中を
飛び始めた。体に対してはねが巨大なコウモリは
その姿だけでもかなり威圧感がある。
しかも、飛ぶことを想定していなかったので、
部屋の中のクローゼットの扉が開いている。
この中に入られたら、やっかいだ。

ありがたいことに、コウモリは出窓の隅に逃げ込んだ。
私が場所を確かめる間、ワッチは虫取り網を
取りに行った。
戻ってきたときには、出窓の隅の本の中に潜り込んで
しまっていた。
決死の覚悟で本を少しずつ出していく。

ある本をふるったとき、ボトっと黒い物体が落ちた。
コウモリだ。

コウモリの方も必死だ。
まるで、襲いかかるようにワッチに向かって
飛んで、ぶつかる直前に方向を変えて私のほうに
突っ込んできた。

私が体をよけるより前にコウモリはまた向きを変え
床に落ちた。
今度こそワッチは大泣きに泣きながら
コウモリを軍手をはめた手でつかんで
ビニール袋に放り込み、裏の公園に
逃がしに行った。

公園で袋を開いた途端、巨大な羽根を拡げた
コウモリは飛んで行った、という。

次の土曜日、ポコチャンがこの換気扇に
犬猫よけの薬を置くことにした。

換気扇カバーと羽根を全部はずし、
水につけてきれいに洗った。そして、
手を突っ込んで中のダクトも全部
きれいに拭いて、犬猫よけの薬を
ダクトの一番奥に置いたあと、
羽根をカバーを元のとおりにセットした。

トイレにも同じ型の換気扇があるので、
ついでだから、とトイレの換気扇も
掃除して犬猫よけの薬をセットしていた。

ここぞ、というときの腹の座り方の
半端でないりんご。

トラブルの中心にはならないように
うまく避けて通ろうとするが、事後処理を
ちゃんとするポコチャン。

甘えん坊で怖がりだが、しなければならない、と
わかると泣きながらでも最後までがんばるワッチ。

みんなかわいい、私の宝だ。





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最終更新日  2013年09月19日 06時42分16秒
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