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2013年10月18日
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ワッチの通う安積中学の文化祭は「成山祭」と言う。

この成山祭、オープニングには、安積中学応援団による
応援と校歌斉唱を行う。

昨年は、ポコチャンが応援団長で舞台上センターで振った。
今年、ワッチは舞台下のセンターで振っていた。
一年があっという間だったな、としみじみ思った。

そのあと、少年少女の主張入賞者による発表、
美しい日本語コンテスト出場者による暗誦、
長崎原爆の日派遣報告の発表と続き、
各クラスによる合唱コンクールとなった。

ワッチは、昨年、このコンクールで1年の伴奏者賞をとった。
今年も、自分のクラスの伴奏者として、キロロの「未来へ」を
伴奏した。
昨年よりも格段に難しくなった曲に、曲が決まった7月から
ずっと練習を続けて今日を迎えた。

1年の各クラスの発表が終り、2年の発表となった。

どのクラスもコーラスが美しく、伴奏もなめらかで素晴らしかった。
ワッチの伴奏のときには、冷静に聴くことができず、ただただ、
途中で止まるな、コーラスの足を引っ張るな、とだけ
祈った。演奏自体は、三脚に立てたビデオで録画したので、
冷静になったときにあとで聞こうと思っていた。

最後のアルペジオを弾き終わり、安心できた。

三年の発表は、意気込みが全然違っていた。

中には、無伴奏で臨むクラスもあり、また、伴奏のレベルが
想像を絶する難易度に挑戦するクラスもあり、すごかった。

クラス対抗の合唱コンクールのあとは、毎年お楽しみの
先生によるパフォーマンス・コーラス。
例年どおり、途中から3年生のほとんどが舞台にかけあがり、
先生と一緒にパフォーマンスを楽しんだ。

実は、このパフォーマンスを最初に見たとき(りんごが中1のとき)は、
先生のパフォーマンス・コーラスに対して反抗的な生徒が
舞台にかけあがって妨害するのか、と思うほどの迫力だった。

先生と生徒が一体になって一つの曲を楽しむ姿に胸が熱くなったのを
覚えている。

普段、先生に反抗したり無視したりする生徒も、このときは
先生と一緒に舞台の上で楽しく歌いかつ踊る。

見慣れたはずのこのパフォーマンスに、今年もまた、涙が出た。

午後は、個人の自由発表。ダンスあり、楽器演奏ありの
楽しい時間。

そしていよいよ、コンクールの発表。

壁新聞やクラスの旗の入賞作発表のあと、
合唱コンクール発表。
指揮者賞・伴奏者賞、そして合唱の優秀クラス賞。

ワッチは、2年で2人選ばれたうちの1人に選ばれた。

よくがんばった、と思った。

小4でピアノをやめ、小6の卒業式の校歌伴奏を
したい、と思い、コツコツと練習を続け、実際に
卒業式での校歌伴奏を務めたワッチ。

中1のクラス伴奏者に選ばれ、学年伴奏者賞が
とれれば中学卒業式で校歌が弾ける、自分の
お姉ちゃんのポコチャンの卒業式に自分の演奏で
校歌を歌ってもらいたい、その一心で、7月に
曲が決まってから毎日、練習を続け、昨年の
伴奏者賞を手に入れ、卒業式にお姉ちゃんのために
校歌を弾いた、ワッチ。

昨年の伴奏者賞発表のとき、同じ学年の別クラスの
伴奏の子が、自分がとれなかった、と悔し涙を流し
「来年は、絶対、私がとるから!」
と宣言されたワッチ。

その子のお母さんに、伴奏者賞発表後、声をかけられた。

その子は、成山祭の少し前に、ワッチのピアノを聞いて

「もう、だめだ、今年もとれない」

とあきらめかけたのだ、という。そのとき、ワッチがその子に

「ライバルな!がんばろう!」

と声をかけたそうな。
家に帰って、その子がお母さんに、泣きながらその
話をした、という。ワッチのその声に勇気を振り絞ったその子は
みごと、今回、今年の2学年伴奏者賞2人のうちのもう一人に選ばれた。

「あの一言でうちの子はがんばれたんです。」

そう言われた。

実は、ワッチのほうは、その子の伴奏を聞いて、家に帰って私に

「今年は僕はもう、とれない。あんなにうまくては無理だ。
 やっぱり、ピアノをやめて長いから、去年からレベルが上がってない。」

そう話していたのだ。それでも、

「自分は去年の伴奏者賞をとっているから、みんなが
 僕を目標にしてかかってくるから、恥ずかしい伴奏
 だけは絶対にできない。」

と踏ん張ったのだ。

コンクールが終り、のびのびとピアノを弾くワッチに
改めて拍手を送った。





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最終更新日  2013年10月20日 07時15分40秒
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