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カテゴリ:お局真紀子の素敵な毎日☆家族編
先日、ある観光地にいた私。
ぼんやり風景を眺めていたら、向こうから女子大生が 友達に手を振っているのが見えた。 いまどきの若い子には珍しく、楚々として 物腰が上品で、非常に好もしく感じながら その子を見ていた。 その子は、にこやかに手を振りながら 近づいてくる。私の周囲には誰もいない。 もしかして・・・ 新手のサギか? 私は一瞬身構えながら、睨みつけた。 その相手は 「こんなところでお目にかかれるなんてぇ~!!」 と私に馴れ馴れしく肩をポンと叩いた!!! その声で、彼女が、りんごの中学時代の友人 の、母親 と気づいた。 もともと、すさまじく若い雰囲気の人だったが、 初対面から数えて5年は経過しているのに ますます若く美しい・・・ 魔女か!? その話を、私は、私と同い年の友人に 興奮して話した。 「もう!絶対に信じられない!」 感嘆符をいくつつけたかわからないほどの 勢いで話した。 友人は、その話をにっこりとほほ笑みながら 「うん、うん。 わかる、わかる。」 と聞いていてくれた。 横で、りんごがそれを聞いていたが、しばらくして 「お母さんを『老婆』と言われるのが、今わかったよ。」 とぼそっとつぶやいた。 今、横にいる私の友人、という、その人を眺めながら、 「う~ん、二回り、違って見れる」 と思ったのだそうだ。そう、彼女と私は同じ干支だが、 24歳違う、と言っても通りそうだ、というのだ。 この前、インフルエンザの予防接種に行った。 その先生は、ワッチを気に入っていて、 「ボクチン、ボクチン」 と呼んではかわいがってくれる。 腕を出して待っているワッチに先生が 「あれ?ボクチン、今年入試なのかい?」 と聞く。そして年齢を確かめて 「違うよね。ふつう、入試の子が接種するんだけどね。」 と言う。横に立っていた私が 「お姉ちゃんが入試なので、ついでに・・・」 と答えると、先生はこちらを向いて、 「あ、そうか。移すと大変だもんね。」 と納得顔。そして、あっと言う間にワッチの 接種を済ませる。さすが! 次いで、となりに座って準備している腕を取り 顔を見ながら 「じゃ、お母さんは、こっちの腕でいいのかな?」 と聞いてきた。 三人は吹き出してしまった。 ワッチのお母さんである私は立っている。 ワッチの隣に座って準備していたのは、 ワッチの4才年上のりんご。 いくらなんでも、18才で14才の息子は持てないよな・・・ そんなりんご、スーパーで買い物をして、 景品交換などで、夕方、18:00以降 ゲームセンターなどに入ることがある。 すると、必ず年齢を証明できるものを見せてくれ、と 言われるらしい。 一緒にくっついて行く、ポコチャン(当時中学生) には何も聞かれず、りんごピンポイントで 店員さんに声をかけられる、というのだ。 つまり、15才未満の中学生に見えるらしいのだ。 私もなかなかの年齢不詳者だが、 中学生を持つ母親に見られたり、 中学生以下に見られたりする りんごは、もっと年齢不詳だ。 それにしても、シルバー対象の講座の講師を務めると、 「先生、若いね!シルバーには見えないよ。」 と声をかけられるのには、閉口してしまう。 教えるのには、年齢制限ないのにな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年12月17日 17時49分04秒
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