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カテゴリ:お局真紀子の素敵な毎日☆家族編
つい、数日前のこと。
午後の講座ぎりぎりに会場に到着した私。 準備を手伝ってくれる受講生さんに 「今日はポコちゃんの高校が定期テストで、 出かけようとしたらポコちゃんが帰ってきたので・・・」 と言いかけると、それを聞いていた方が 「あ、だから、子どもさんにお昼ご飯を食べさせてたんですね。」 と答えた。 ・・・ そっかぁ。世の中の人はふつう、そう考えるのかぁ、と 感心してしまった。 実は・・・ お昼前に帰ってきたポコちゃん、 「ただいま。」 と言いながら私が講座準備でテンパっているのを見て 黙って私から離れていた。 少しして 「お昼、何にする?」 と聞く。返事をする余裕もないほどの私。 「あぁ、もうなんでもいいよ。」 するとポコちゃん、手のかからない簡単な昼食を 作って私の横に置いて、自分も食べ始めた。 私は、パソコンを閉じてその昼食をありがたく かきこむように食べる。 食べ終わって、着替えようと立ち上がりかけたときに ポコちゃんが 「お母さんがいる、って思ったからこれ、買ってきた」 と差し出したのは、私の大好きなジャイアントコーン! 「一緒に食べよ」 特上の笑顔で私に差し出すポコちゃん。 もうこうなったら、ぎりぎりだから、などとは言えない。 紙をブリブリ破いてかぶりつく。 これはもう、時間と知覚過敏との戦い。 最後のコーンを口にほおばりながらポコちゃんに頼む。 「水筒にお茶を入れて。 パソコンを片付けて玄関にもっていっておいて」 ポコちゃん、自分の食べかけのアイスを冷凍庫に入れてから 私の水筒にお茶を入れ、散らかしほうだいの机から 手際よくパソコンを片付けて鞄に入れていく。 着替えていると、バタン、と音がした。 きんたでも帰ってきたか、と思ったが、気配はない。 空耳かな、と思って玄関に行ったら荷物がない。 ポコちゃん、重い荷物を全部車に運び込んでくれたようだ。 急いで車に行くと、やはりポコちゃんが荷物を積み込んでいた。 さぁ、とエンジンをかけたときに気付いた。 「ポコちゃん!携帯持ってきて!!!!」 のんびりやのポコちゃん、この一言でダッシュ! さすがは元陸上部。 車を回して玄関前に着く前にもってきてくれた。 それをリレーのバトンのように受け取って 猛ダッシュで会場へ。 ・・・ということで会場に着くのがぎりぎりになったのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年06月13日 05時45分52秒
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