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カテゴリ:お局真紀子の素敵な毎日☆OL編
東京でOLをしていた頃のこと。
当時、西武池袋線沿線のアパートに住んでいた。 夏のある夜。 歯磨き粉でも切らしたのか、夜10時過ぎに お財布を持ってアパートを出た。 ジーンズに赤いTシャツ。髪は長めのボブ。 肩より少し下まで伸びた髪を揺らしながら コンビニまで歩いた。 向こうから、男性が4~5人、歩いてくる。 様子からみて、どうも酔っ払いのようだ。 こういうのにからまれると厄介なので、 無視してすれ違おうと少し急ぎ足にした。 案の定、中の一人が近寄ってきて 「おねぇさぁ~ん」 と声をかけてきた。 私は無表情にまっすぐ前を見たまま 歩いた。 すると、別の一人が最初の男に向かって 「バカ、ありゃ、男だよ」 と言うのが聞こえた。 「あ、ごめぇ~ん」 と謝る最初の男。 よほど、私は女だ、と返事をしようかと 思ったが、必死に 「無視・無視」 と心に唱えながらそのまま通り過ぎた。 そんなに私って男っぽいのかなぁ、と 思った。 中学校のとき、大街道の三越の前を 歩いていたとき、近くにいたおじいさんに 「ぼく、そこの、ぼく!」 と声をかけられた。 もちろん、私は自分のこととは 思っていなかったので、そのまま 通り過ぎようとした。 おじいさん、私の肩をトントンと 叩いて 「ぼくや、ぼくのことよ」 と言った。 そのとき、私は赤いシャツに紺のスカート(!)を 着ていた。 中高年になると、男性・女性の風貌がだんだん 近くなる、と言う人もいる。 じゃぁ、私は中学生のころから中高年か?! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月18日 20時41分52秒
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