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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:今日のDVD
近い将来において氷河期が来るとしたらどうなるかを映像化してくれる作品です。
それぞれの洪水シーン、竜巻シーンやハリケーンのシーンなどのスペクタクルシーンは非常に良くできています。ただ、洪水シーンは見ていて先日のスマトラ沖の地震による実際の洪水による甚大な被害を見た後なのでどうしても比較してしまいます。たぶん映画の設定では生き残れないだろうなーと言う感じで見てしまいます。 前半の環境の変化の兆しに始まる氷河期がなぜ発生するかの描写と氷河期が始まっていく辺りの描写は見事です。ところが後半辺りから始まる生き残りを賭けた家族の人間描写の部分は、普通の映画に変わり果ててしまいます。本当にこんな状況で生き残れるのか、こんなハッピーエンドで良いのか。この辺りを、単なるハッピーエンドではなく、もしかしたら自分にもこの状況があるかも知れない、そうなったらどうしよう、そうならないためにはどうしたらよいか、いまをどう生きるべきか等を考えさせるのも、この手のテーマの映画は表現すべきだと思います。 単なるスペクタクル映画だけで終わっているのが残念です。 (古い映画ですが、同じようなテーマの映画で小松左京氏の「日本沈没」のラストシーンは衝撃的でした。) 詳しくはこちらのデイ・アフター・トゥモロー紹介へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.23 00:05:36
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