わっしよい、わっしょい

ジョン・トラボルタが超ヒットらしい原作に惚れ込んで映画化した作品です。
舞台設定は、未来の猿の惑星での奴隷人間と、インデペンデンスディの地球侵略者と異星人はドラゴンボールのサイヤ人を掛け合わせたよう感じですね。
但し、映画のストーリの中だけでは、舞台背景が今一良く掴めません。宇宙征服をもくろむサイクロ人が地球を征服し地球人を奴隷として使っていますが、何のために征服したのか、科学の進んだサイクロ人がなぜわざわざ地球人を奴隷として使う必要があるのか。サイクロ人の呼吸するガスが酸素と違い放射能と反応すると大爆発するガスを吸っているらしいけど何なのか、サイクロ人には、金(GOLD)に異常な価値観があるようだけど、本当？等々、細部を描き切れていないようです。
とはいうもののSFとしての娯楽作品としてみるには、私は良くできていると思いました。宇宙人の描写もサイヤ人みたいで、面白かったです。
後半のストーリ展開では、サイクロ人に教育された地球人のリーダは別としても、石器人並みの地球人がジェット戦闘機の操縦シミュレータを使うだけでいきなりジェット機を操縦出来るようになったり、一個の核弾頭だけで、一瞬にて母星を消滅させるなどの最後の大円団の強引さは、もう少し考えて欲しいなーと思いました。

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