わっしよい、わっしょい

剣と魔法の世界をジョージ・ルーカスが脚本・製作総指揮を行い描いた作品です。
邪悪な魔女が支配する暗黒世界で世界を救うと予言された赤ん坊を巡ってストーリは展開します。主人公のウィローは小さきものたちの村で、その赤ん坊を拾い、様々な魔の手から守りついには魔女を。。。

剣と魔法、いわゆるホビットを主人公としたところなどの物語の設定、魔法世界での冒険などのストーリー展開等は、どうしても指輪物語を思い出してしまいます。もちろん指輪物語の方が歴史は古いので、当然ルーカスも意識していたとは思うのですがかなりダブってしまいます。逆に映画化の指輪物語に影響を与えたのかも知れないですね。ロケ風景の世界観もやっぱりダブってしまいます。

ボリューム的には126分なので決して短くはないのですが、物語のスケールの大きさから言うと一寸物足りなく、またこれだけで終わるには勿体ないというのが全体への感想です。

制作年代は1988年ということで「スターウォーズ　ジェダイの復習」の後になっています。特撮技術としては、まだ完成されたとは言い難い面があり、妖精が出てくる場面は重ね合わせされているアラが見えてしまいます。モーフィング技術などは当時としては最先端技術の取り込みだったようです。

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