わっしよい、わっしょい

この作品は、テレビシリーズにもなり放映中です。作品的にはラブストーリと家族愛を描いていますが、SF的に観るとタイムスリップ物ですね。(ラブストーリに理屈付けてはいけないとしかられそうですが。。。)
さて、今回は完全にネタばれの作品紹介です。まだ見ていない人はご注意を、といってもネタ晴れで色あせるような作品ではないです。
ホントに情感溢れる良い作品ですね。

主人公の女性は、思いを寄せる男性となかなか距離を縮める事が出来ない日々を送っていました。そんなとき学校の帰りに思いを寄せる人を見つけ追いかけるのですが、事故に遭い意識を失ってしまいます。その時、記憶を失い未来へジャンプしてしまいます。それも自分の死んだ後の未来へ行きます。記憶を失った状態で、訪れたその未来では、ある男性の妻だったことを知らされ一緒に暮らし始めます。そこでは男の子が死んだ母親から託された宝物が有りました。男の子はその宝物を鍵と一緒に母親に渡します。
宝物の箱を鍵を使って空けると、そこには未来の既に死んだ自分が、記憶を失ってやって来た自分に当てたメッセージが込められていました。男性との手紙のやりとりや、自分の日記がそこにありました。それを観て自分が既に死んだ未来に来たこと、結婚していた男性が自分が思いを寄せていた男性であることを知らされるのです。そして自分が死んだ後、雨の降る季節に再び訪れるメッセージを残して。。。又、雨の降る季節の終わりとともに還っていくことが記されていました。
(うーん、タイムパラドックス的な混乱が、、、)
病院のベットで未来へのジャンプから戻った彼女は、自分の運命を知り、未来の夫と未来の生まれくる子供のために、死ぬ運命にある自分の未来を見据え、思いを寄せる男性の元へ「いま会いに行きます」のメッセージを日記に綴りながら駆け寄っていくのでした。

演出性　　　★★★★
キャスト　　★★★★★
ストーリー　★★★★★
総合　　　　★★★★★
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