実在の人物であるハワードヒューズの半生を描いたものです。莫大な財産を得ての映画作り、飛行機作り、みずから世界一周への挑戦、大型機の開発への挑戦などは彼の大きな夢に基づいたものであったことが分かります。
そんな彼を苦しめたのは細菌等への恐怖症でした。そのため極度の潔癖性のため引きこもりとなって現れていました。
本作品のハイライトは、後半の国際路線の利権を背景とした公聴会での駆け引きの場面です。
二時間四十五分という長編で、中盤は多少長いと感じる部分もありますが、実在の人物のドキュメンタリーとしてみると良いと思います。きっとこんなすごい人が歴史を作ってきたのだと言うことがよく分かる作品です。
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