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テーマ:DVD映画鑑賞(14214)
カテゴリ:今日のDVD
SF小説の映画化です。映画化にあたっていつも原作とは異なるストーリになるものですが、ご多分に漏れずかなり違います。原作ではかなり分かりにくい世界観でしたが、映画の二時間という限られた枠の中でかなり優しいストーリ立てになっていました。
原作では誰が何のためにリバーワールを作ったのか最後まで不明確なままでした。映画ではその辺りがかなり分かりやすく作ってあります。原作を読まなくても十分に楽しめる内容になっていました。 あらすじは、未来の世界で地球が壊滅したとき、宇宙の何者かが全地球の全時代の地球人をリバーワールドと呼ばれる惑星に蘇らせます。ネアンデルタール人から未来人まですべての魂を蘇らせます。蘇った人たちは異なった文化の中で協調しあったり争ったりします。しかし戦ったりして命を失ってもリバーワールドの中で永遠に再生するのでした。 リバーワールドでは川を中心に世界が作られていますが、川の両岸の壁を人が越えることは出来ません。しかし、川を超えた先には、また同じように川があります。そうです、世界は一つの川で延々と続き、また同じところに戻ってくるというまさに川世界で成り立っているのでした。 さて、ここからは原作からの解説です。(前段の川世界も原作からですが。。) 人は死んでも何度でも再生するのですが、あるとき再生しない人たちが出てきます。(ここからちょっと宗教ポクなってきます)再生しない彼らは、再生する必要がなくなった人たち、すなわち悟りを得た人たちだったのです。 再生された人々は悟りの基準がどこにあるのか探しながら、永遠にリバーワールドをさまよい続けるのでした。 (最後は原作を読んだのがかなり昔なので記憶が曖昧なところがあります。) 映画では再生された人に、皇帝ネロや、マーク・トウェイン、アリス・リデルなどが出てきて楽しめました。アリス・リデルは「不思議の国のアリス」の実在のモデルですね。ドジソンさんも出してあげたかったと思ってしまいました。不思議の国のリバーワールドに引っかけですね。(^_^;) 気に入ったらこちらの「リバーワールド」の紹介へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.26 23:07:24
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