カテゴリ:手作りおもちゃ&遊び
チビちゃんは大の医者嫌い。
生後7ヶ月頃から、病院で白衣の先生を見ただけで 大泣き&大暴れするようになり、私の悩みの種だった。 聴診するだけでも、看護士さんと私とでチビちゃんを押さえつけないといけない状態。 しかも、チビちゃんは男の子なみの力強さで先生のお腹を蹴りまくる大暴れ。 旦那に似て腹の底から大声で泣くから、待合室まで丸聞こえ。 毎回診察室から出てきたら、同情の眼で皆様の注目を浴びる。 集団健診でも同じ。 何とか改善策はないか考えた末、家でイメージトレーニングすることに決めた。 チビちゃんが1歳7ヶ月になった頃、 西松屋で安いおいしゃさんごっこのセットを買って来て、 毎日1度はこんな手順で遊ぶことを繰り返した。 「はい、こんにちは~」 「まず胸の音を聞かせて下さいね~、はい、お腹見せて~」 チビちゃん、自分でシャツをめくる。 私、聴診器でお腹をぽんぽんぽんと診察。 「はい、次は背中むいて~」 チビちゃん、後ろむいて背中をめくる。 私、診察。 「はい、前むいて~、今度はお口あ~んして~」 チビちゃん、お口あ~ん。 「はい、のどきれいですよ~、次は、おめめ見せてね~」 私、チビちゃんの下瞼をめくって、貧血の診察。 「じゃ、次は体温測って」 私、チビちゃんに体温計を渡す。 チビちゃん、脇にはさむ。 私が、「ぴぴぴっ」と言うと、チビちゃん体温計を脇から取って私に見せる。 「はい、36.5度、大丈夫ですね~。次は注射しますよ~」 チビちゃん、腕をまくる。 私、チビちゃんの腕を消毒するふりしてから、ちゅ~と注射。 「はい、泣かなかったね~、偉い偉い」と頭をなでる。 以上、これを1ヶ月ちょっと欠かさず続けた後、丁度ポリオの予防接種の日が来た。 その日は、たまたまピンクの白衣を着た女医さんだったこともあったのか、 チビちゃんは泣かずに、全ていつもの段取り通り自分で動いてくれた。 お陰で、横で補助をしていた保育士さんにめちゃめちゃ褒められた。 ポリオを口に入れる時も、前は大泣き大暴れだったが、 このときは、お口を自分であ~んと大きく開けてくれた。 う~ん、苦労して毎日、おいしゃさんごっこのお相手をした甲斐があった 女医さんだったってのも良かったのかもしれない。 外科で研究している友達のところに、チビちゃん連れて会いに行った時は、 白衣着た女の人にはニコニコしていたが、白衣着た男の先生がチビちゃんに 近づいてきたとたん、ぎゃ~~~と泣かれて大変失礼な事をした。 女医さんだと泣かないからと言っても、すでに近所にホームドクターとしてとても信頼できる 小児科の先生(男;葉加瀬太郎似)がいらっしゃるので、変えるつもりはないが・・・。 今度の三種混合の追加接種でチビちゃんがどういう反応するかが問題だ。 今では、段取りを覚えて、チビちゃんがワンワンや旦那、私の診察もしてくれる。 なかなか、様になってきた。 ↓ このおいしゃさんセットは、すでに2つ目。 以前、グーチョコランタンのおいしゃさんセットがあったが、 質が余り良くない上に、かなり使いこんだので聴診器がささくれてボロボロに。 2度目に買った、キティちゃんのおいしゃさんセットは、 聴診器のチューブの部分が弾力性があり丈夫。 試験管、くすりのチューブや瓶、体温計、注射器などが付いている。 そして、この注射器は中にバネが付いていて、ちゅ~っと注射すると自動的に もとに戻るようになっていて、これにはチビちゃん大喜び。¥560円なり。 ↓ 採血して試験管に入れるのまで教えてみたが、当然チビちゃんには理解不可能。 でも、見よう見まねで分けもわからず真似してる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2006 01:15:58 PM
[手作りおもちゃ&遊び] カテゴリの最新記事
|
|