☆現実逃避☆

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  今まで出会った香り

  昨日のブログでちょっと触れたのですが、エタニティーひと筋だった私は最近いろんな香水に凝っています☆今日は私が今まで使った香水の感想などを書きます^^ ランコム　ミラクめっちゃいい香りです。スペインの空港の免税店で試香して、気に入ったので、余ったペソで購入（当時はまだユーロじゃなかった(^^;;）。モテ香水だそーです。確かにこの香りが嫌いって人はあんまりいないような。甘いけど甘すぎず、適度にさわやかで、時間と共に変化していくし、長持ちします♪ ヒプノティックプワゾン　クリスチャン・ディオール極甘のバニラの香り。セクシー系香水のようです。あのマドンナも愛用してたみたいですね。めちゃめちゃ濃いので、足首あたりにちょっとつけるだけで一日中持ちます。夜遊びにピッタリだと思うけど、私は夜遊びをしないので、こっそり会社につけて行ってます。ザンネンだけど廃盤になっちゃいましたぁ☆ グッチ　エンヴィグリーン系のさわやかな香り☆会社にもお出かけにも問題なく使えて、万能です。キャリアウーマンがつけてるってイメージです。何度もリピ買いしてる名香♪ π　ジバンシィ初のメンズ香水にチャレンジ。女性がつけてもOKだとのことで・・・。でも、最初嗅いだときは、「オヤジ臭！？」と思いました(^^;;。ダンディーな中年のオジサマがつけているような・・・。でも、時間が経つと甘くていい香りに変わっていきました。バニラですね♪ミントみたいな香りもします。男性がつけたらオッサン、女性がつけたらゴージャスな気分になれるという、不思議な香水^^ ランコム　オーウィ！めっちゃいい香りです。最初はフルーツみたいな、フローラルみたいなさわやかな香りですが、だんだんミルクのような香りに変わります。自分から香るというより、自分が嗅いでいたいような匂い。安らぎます。この名前、フランス語で「ウィ」と発音するのでは・・・。何故「オーウィ」なのでしょーか。 ジャンヌアルテス　ギュペシルクヒプノが廃盤だと知って、万が一手に入らなくなったときのことを考えて購入。あまーいバニラとムスクの香りです。ちょっとスパイシーな香りもします。きついからつけるのはちょっとでいいです。ヒプノと比べると、こっちのほうが若い感じかな。 サムタイム　ウィズラブ最初、「空港の免税店の匂い！？」と思いました☆とっても高級感溢れる香りです。お金持ってそーな人がつけてるような匂い。気分だけでも高貴になりたいときにつけます。シャネルのチャンスという香水に似てるみたいです。そして、友達がつけてていいなと思った香水。 ジャンポールゴルチェ　クラシック香水なんてつけてなかった頃、友達がこれをつけてて、めっちゃセクシーだと思った。その子は特にセクシーな人ではなく、どっちかっつーと体育会系だったのだけど、そんな人ですらセクシーに変えてしまう恐るべき香水です♪ ブルガリ　ジャスミンヴェールジャスミンの香りがふんわりと漂って、とても上品だなぁと思いました。今、すごく人気あるみたいですね～☆ そして、男性用香水。 エタニティー　フォーメン　カルバンクラインめちゃセクシーだと思った。自分がレディースつけてたから、余計に愛着沸いたのかも。 バーバリー　ウィークエンド　フォーメンものすごく「男のいい匂い」がする。抱きつきたい・・・・・・。

  2006年12月20日

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  いちばん好きな香り

  最近、香水の残りが少なくなってきたので、新しいフレグランスに挑戦することにした。最近は香水の値段も下がってきたし、種類も豊富で、選びやすくなってきている。実は私は香水が大好きだ。どのくらい好きかというと、靴と同じくらい好きなのだ。そんなこと言っても誰もわからないのであろうけど、とにかく好きなのだ。そんな私が、もう９年間も使い続けている香水がある。カルバン・クラインの、エタニティーという香水だ。さわやかで女らしくて、どこにでも付けていける歴史的名香（勝手に）である。地元に住んでいたときは、この香りは私の香りだった（どんな田舎やねん）。本屋さんで立ち読みをしていると、待ち合わせをしていない友達に見つかり「あんたの匂いがしたからたどってきたら、やっぱり居た」などと言われたりしていた。８年前のクリスマス・イブのことだった。バスで７時間の友人宅にディナーに招かれていたのだが、突然風邪を引いてしまい、どうしても行けなくなった。プレゼントも用意していたのだけど、渡せなくなってしまった。プレゼントは、洒落た金属のフレームがついた写真立てだった。自分で使うことはないだろうと思い、仕方がないので当時付き合っていた彼氏に、あたかも彼のために選んだかのようなそぶりで、クリスマスプレゼントとして渡した。その彼は当時無職で、かなり貧しい生活をしていた。なので彼がプレゼントを準備しているとは思えなかったし、クリスマスも別々に過ごすと思っていたので、特にプレゼントを用意していなかったのだ。すると彼は、急にシリアスな表情になったかと思うと、ソファと壁の隙間から何やら包みを取り出して、私に渡した。包みの中には、エタニティーが入っていた。彼と一緒にショッピングセンターを歩いたとき、香水屋さんでこれを見かけ、「これ、私の大好きな香水なんだよね。いつもつけてたんだ」と言ったのを、彼は覚えていたのだ。私は留学中で貧しく、香水なんてものはとても買えなかったので、何もつけずに過ごしていたのだった。「メリークリスマス」彼は優しく微笑んだ。私のあげた写真立てを見て、彼はとても幸せそうな表情をした。 あの時はごめんなさい。今でもあの香水の瓶、捨てられずに持っています。 

  2006年12月19日

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• 嗚呼、ファーザー・コンプレックス

  「恋愛対象になるのは、何歳から何歳までならOKか」という話題で盛り上がった。同僚A「上下５歳差くらいかなぁ」同僚B「１０代はちょっとねぇ。２５歳くらいから、４０歳くらいまでなら・・・」Mizurin「年下はヤダ。同い年もヤダ。上は５９歳までならいい」全員「えっ！！」６０代、となってしまうと語感的にキツいので、５９歳にしたのだけど、みんなの反応は冷ややかだった。同僚A「５０って、オッサンじゃん。５９となると、老人の域だよ」申し訳ありません、世の中の５９歳さんたち。Mizurin「うーん。でもさぁ、ショーン・コネリーとかならOKじゃん。ハリソン・フォードだって６０だしさぁ。それに、若けりゃいいってもんでもないっしょ。若くてもキモいヤツはキモいしさぁ」みんな「確かにそうだけど・・・」よく考えてみると、今まで惚れた男はみんな、かなりの年上だ。どんなにイケメンでも、年下だと「かわいいよねぇ。でも乳臭いよねぇ」で終わる。同年代の男を見ても、全くフェロモンを感じないのである。それだったら、多少ジジイでも、懐の広い、経験を積んだ、シブい男のほうがいいと思ってしまう。同僚A「でもさぁ、そんな年だと、結婚してもすぐに老人介護だよ」Mizurin「それ、キツいよね・・・」同僚A「アンタ、ファザコンってやつじゃないの？」ネットで早速調べてみた。”父親と距離を置くような厳格な家庭で育った場合、厳しい父親に表面的な愛情表現をされないまま成長してしまったために、その欠落感を埋めるために父性的なものに憧れ、ファーザーコンプレックスが形成されるとされる。また、父親が人生初期に死んだ事や離婚などで不在である事で、父親が理想化されることなどによっても形成されると言われている。実は、このタイプの女性は、恋人探しをしているつもりで父親探しをしている。一人の男性に一人の女性として愛されるというよりも、娘という立場で父親的な愛情をほしがっている。これは、父親からしかるべき愛情を受ける時期に、充分な愛情を受け取れなかったことが原因である。父親から愛され足りなかった空虚感が埋まるまで、人はいくつになってもそれを埋めようと行動してしまう。” ＜(￣Д￣;)＞ 何てこった。 しかし、幼少期にそのような感情が形成されていく過程をやり直すことはできないし、一体どうすればいいのだ。同僚A「いいじゃん、９０歳くらいの大富豪と結婚してさ、しばらくガマンしたら財産はアンタのもんだよ。アハハハハ・・・」そんなポジティブな（？）将来が待っているとは思えないけど、とりあえず私の年上好きの理由がはっきりしただけ、この会話に収穫があったように思う。 

  2006年12月18日

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• 努力の成果

  ジムで、体年齢の最終チェックを行った。10月に通い始めてから、初心者向けの体年齢コースというキャンペーンに参加していて、最終チェックまでに上がった数値によってキャッシュバックがあるというもの。前のブログにも書いたけど、通い始めた当初の私の体力年齢は48歳。計測するのは、握力・瞬発力・目を瞑って片足で何秒立てるか、である。今回の数値。握力・・・25歳瞬発力・・・25歳片足立ち・・・５０代全て考慮して、３６歳。実年齢より上だけど、最初のことを考えたらまぁ仕方がない。そのことは置いておいて、イントラさんに驚かれたことがあった。「握力３８キロ・・・？それ、かなりスゴイですよ・・・」私の握力は最初３０。中間測定時３２。今回３８。Mizurin「標準くらいですかねぇ」イントラ「標準っつーか・・・。女の人でその年代だと、３０行けばスゴイと思うくらいなんで・・・」そうだったのか。どうやら握力は徐々に強まって行っているらしい。だがしかし、握力を鍛えるトレーニングをした記憶はない。イントラ「他の筋力は、変わってないんですけどねぇ・・・」マシンで腹筋、背筋、胸筋などを鍛えるために歯を食いしばった思い出が走馬灯のように脳裏をよぎった。どーでもいい握力のみが何故か上がっている私のトレーニング方法はいかなるものか。 

  2006年12月17日

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• 死ななきゃ直らない

  10年来の友人から電話があった。「彼氏と、別れたの」二人はこれまでも、何度も別れている。遠距離恋愛になってから、数ヶ月に1度しか会わなくなっていた。「彼はね、今は忙しくて、私のことをかまってあげられないって言うの。別に嫌いになったわけじゃないって」同じ話を前にも聞いた気がする。前の男の話だったっけ。確か、「好きだけど今は、自分に自信がないから結婚できない。おれにとって恋愛イコール結婚だから」とか何とか言ってたような。実は男に他に女ができていたと分かったのは、その直後のことだった。「でも、彼ね、別れてからも、頻繁に電話してくるの」「出なきゃいいじゃん。そうだ、着信拒否にしなよ」「うん。でも、メールもしてくるの」「メールも着拒にできるじゃん」「うん、でも・・・」何を話すのか聞くと、男は今いろいろ悩み事があって、誰かに聞いてもらいたいらしいのだ。「そんなこと、アンタの知ったこっちゃないじゃん。自分で解決しろよ、って言ってやんな。つーかさ、電話なんか絶対出ちゃだめだよ。せっかく時間かけて、相手がいない状態に慣れて行こうとしてんのに、喋った瞬間また元に戻っちゃうじゃんかよ」「うん。でも・・・」彼女はそれから、毎晩電話をしてきた。彼女は思いつめた声で、夜中まで話し続けた。やめろと言うたびに、「でも」という返事が返ってくる。じゃあ潔く戻ったら、と言うたびに、「でも」と言う。「その気持ちも分からんでもないけど、忙しくてかまってあげられないから別れるって、意味わからないじゃん？そのことでアンタたちが揉めてるってなら分かるけど、そうじゃないんでしょ？つまり、言い訳なんだよ」「やっぱり、そうだよね・・・」「ヤツは、別れてもまた自分が好きなときに戻れるって思ってんだよ。男って女と違ってそういう傾向があるんだよ。それに、男はプライドが高いから、まだアンタに好かれてるっていう安心感を持っておきたいんだよ」「やっぱり、勝手だよね・・・」「当たり前じゃん」「やっぱり、私、都合良く扱われてるよね・・・。やっぱり、別れる。もう電話にも出ない。ちゃんと彼にもそう言う」その翌日、男からメールが来たらしい。『君にあんなことを言われて、君が今までどんな思いをしてきたかがやっと分かったよ。僕はもう少し、君が味わったこの寂しさを味わってみようと思う。出会えて良かった。今まで、本当にありがとう！』絶対、また連絡来るやろな・・・と思った。明らかに、返事を期待した文章である。不思議なことだが、もしこのメールを書いたのが女性なら、本物の引導渡しである。男が書くと、未練タラタラなすがりつきの叫びになる。そして翌日、彼女から電話があった。「結局、電話取っちゃってさ。彼、ずいぶん反省してるみたいだし、もう絶対に私に寂しい思いはさせないって言ってるから・・・やりなおすことにしたの」そう、がんばってね、と言って、電話を切った。2週間続いた彼女からの夜中の電話は、ぷつりと途絶えた。

  2006年12月15日

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• 大阪VS東京

  今朝、始発電車に乗り換える長い列に並び、車内に乗り込むと、モノスゴイ怒声が聞こえてきた。「やんのかゴルァ！！殺すぞ！！」 (￣Д￣|||) 見ると、若い男が中年のオッサンの胸倉を掴みあげている。どうやら、自分が座ろうと思った席にオッサンが座ったので、キレたらしい。腹立つのは分かるが、何もそこまでキレなくても・・・。若者の目は血走り、今にも乱闘事件が勃発しそうな勢いだった。オッサンは無表情で立ち上がり、ネクタイを締めなおしてから、また座った。ああ、コワイです。何か特殊な恐怖を感じます。公衆の面前で、何のためらいもなく怒るってのは、つまり人にどう思われよーとどうでもよくなっているほどキレているということです。すぐに怒るのは、大阪でも同じだった。でも、恐ろしさの種類が違う。大阪では、電車のみならず、デパートのエスカレーターの途中ですら、ケンカしている姿を見ることができる。エスカレーターの半ばでつかみ合いになったオバサンは、激しくにらみ合いながら二人並んで上へ上へと上っていき、エスカレーターが途切れた部分で何事もないように二つに分かれて歩き始めるのだ。夜の駅でも、スサマジイケンカを見れる。「いてまうぞ、ワリャ」と意味不明な言葉を叫びながら、大乱闘を起こすのだ。50歳は過ぎているだろう大の大人が殴りあいのケンカをする姿は、ある意味ばかばかしい。しかし東京でそんなものを見かけることはあまりない。東京の怒りは静かで、突発的なのである。つまり、大阪のように華々しいものではなく、「刺されるかも」というような、不気味な恐怖なのだ。二つの都市は日本で1位と2位の大都会だけど、その文化は大きく違う。両方に住んで、「違うなぁ」と思ったのは、まず電車。大阪では満員になると、それ以上乗ろうとせず、次の列車を待つが、東京ではどんなにギュウギュウでも絶対に全員乗ろうとする。東京の人、マナー悪いなぁと思ったが、間違いだった。東京では、次の列車を待っても同じことなのである。5時から終電まではどれも超満員だ。空いている電車を待っていると、終電を逃すことになる。次に、売ってる服が違う。何が違うと説明するのは難しいけど、全体的に大阪は派手で、若干ケバい。東京は小奇麗で、ベーシックで、やたら高価だ。そして東京のバーゲンは長蛇の列ができ、大阪のバーゲンは取っ組み合いになる。どっちがいいとも言えんけど、やはり都会の生活には都会なりの苦しみが存在する。

  2006年12月13日

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• 気づかぬうちに

  無駄遣いしていないはずなのに、何故かお金が溜まっていないという恐ろしい事実を知った。何ということだろう。先月の残高よりも、今の残高のほうが少ない。つまり、1か月分の給料以上の金を使っているということになる。そんなはずはない。何かがおかしい。基本的に私は、なくても生きていけるものは買わない主義なのだ。もしかして、知らぬ間に何者かにカードを使われるか、貯金を下ろされているのではないだろうか。そんな疑いがフツフツとこみ上げてきたので、とりあえず買ったものを片っ端から思い出してみることにした。今年の秋以降購入したもの。パンプス4足 ブーツ１足 ジャケットコート１枚バッグ２個　スカート３着セーター５着ジーンズ３本ダウンジャケット１着トレンチコート1着ストール１枚ジャージ上下カットソー４枚NIKEのスニーカー（ジム用）ジムウエアー上下各2着（NIKE)ストーブ電気毛布電動ハブラシ香水、化粧品 アカン。めっちゃ買ってた。しかも、どれも別になくても生きていけるもののような気が・・・いや、そんなはずはない。ないと困るものばかりだ。なくても一応生活は送れるが、潤いのない生活になってしまう。仕方がなかったのだ。wantでなくneedだったのだ。と言い訳しつつ、そろそろやってくるバーゲンのことを考える。誰か、助けてください・・・（苦笑  

  2006年12月11日

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• 年末バス争奪線

  年末に実家に帰るのに、高速バスのチケットを予約することになった。バス会社は９時から始まるので、９時ちょうどに電話をかけなければいけない。会社は９時半始まりだから、９時は電車の中だ。つまり、普段より３０分早く家を出て、９時までに会社に入っておかなければマズイ。早起きして会社に早く到着。９時になった瞬間、電話をかける。話中だ。またかける。また話中だ。またまたかける。またまた話中だ。こんなことをしていると、昔ユーミンのコンサートのチケットを取るのに電話をかけまくったことを思い出す。あのような田舎へのバスが、何故こんなに激戦なのだろう。「じゃあ、新幹線にすればいいじゃん」みんなは軽々しくそう言うけど、新幹線だと往復５万円以上もする上に、私の地域には新幹線なんてモンは走っていないので、途中で普通の電車に乗り換えなければいけない。「そしたら、飛行機は？」飛行機だと２時間もかからないが、何しろ空港が実家から遠い。飛行機で２時間弱、空港から実家まで２時間以上・・・そんな話もオカシイではないか。しかも、やっぱり５万円以上かかる。ここはやっぱり半額以下の高速バスしかない。やはり、あの地域に帰っていく人々は、同じコトを考えているのだろう。だからひそかに激戦区となっているのだ。 私の実家からは、東京よりも海外のほうが近い。

  2006年12月10日

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• 若さゆえ

  今日もいつものように、満員電車の中小さくなって耐えていると、ドア付近から話し声が聞こえてきた。「ねえ、おれって、おまえにとってどんな存在？」首をねじってそっちの方向を見ると、中高生らしきカップルが、顔を寄せ合っている。男はこっちを向いていたけど、女は背中を向けていたので、男の声しか聞こえない。女の子は、真っ黒い髪を後ろでひとつにしばっていて、化粧っけがなく、ほっぺたが真っ赤で、中学生くらいにしか見えない。周りに立っていた人たちは、まるで何も見えていないかのように彼らを無視している。男子生徒は制服に、ニキビだらけの顔で、女生徒の耳たぶをチカンのようなイヤらしい手つきでしきりに触っている。ウゲッ、と思った。コイツラ、確実にヤッてる。男は女の子の顔が動く度に、鏡のごとくぴったりとそれについて顔を動かした。女生徒はあのような乳臭いニキビにも、何かフェロモンのようなものが感じられるのだろうか。まぁそんなものを私が感じたらとんでもないことになるのだけど。「ああ、もうこんなとこまで来ちゃったよ。降りたくない。このままいたい」男はそのようなセリフを、声を小さくしようともせずに吐いた。さすがにそのときは、電車に居た３０％くらいの人が一斉に顔を上げて二人を見た。若い頃、「若いわねぇ～」などと言われる度に、ほめ言葉だと思って喜んでいたことを思い出した。しかし若いとは言えない年齢になると、その言葉の裏に潜んでいる本当の意味を知る。しかし若いときは、そんなことが分かるはずもない。二人は満員電車のなか延々と、耳たぶを触りあい、顔を近づけあった。男子生徒が言った。「あー、ハラ減った。ここでハラ鳴ったらハズいよね。アハハハッ」オマエの存在そのもののほうが１００万倍ハズいわ。はよ降りてくれ。だが彼らはいつまでも降りず、結局私が先に降りる。逃避行でも決め込んだのだろうか。そうやって人は若さゆえの思い出を、１５年経ってある晩突然リアルに思い出し、穴があったら入りたい気持ちにさいなまれていくのだろう。 

  2006年12月08日

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• 予防接種を受けよう☆

  突然、インフルエンザの予防接種を受けることにした。同僚が、「そろそろ今年も受けとかなきゃ」と言ってるのを聞いて、そりゃそうだ、受けとかなきゃマズイ、と今まで10年くらい受けようともしてなかったのに人に影響を受けやすい私である。会社の近くの病院で、ワクチンを予約する。数が決まってるから予約しておかないとなくなってしまうようだ。注射は別に痛くもなく、1瞬で終わった。まったく、こんなモンで3000円も取るなんて、病院もぼろ儲けだよなぁ。ウイルスはその年に流行りそうな型を想定して、それに対抗したワクチンを作るみたいだ。つまり、その想定が外れたら、予防接種の意味はない。だけど、それでも受けないよりはマシである。私は今まで2回ほど、インフルエンザにかかったことがある。1度目は高校生のとき。熱が42度も出て1週間もひかず、床ずれ寸前の状態になり、セキのしすぎで喉が切れて喀血し、アタマがおかしくなって、何故か米米クラブの「Shake Hip」のサビの部分が延々頭を流れ続けた。今でもShake Hipを聴くと、あの苦しみを思い出す。2度目は20代半ばで。突然めまいに襲われ、嘔吐下痢に。嘔吐下痢とは噂には聞いていたが、シャレにならないものだ。ハラが痛くてトイレに座っていると、突然同時に吐きそうになり、朦朧としながらも、ものすごいスピードで体勢をサッとチェンジしなければ、トイレがタイヘンなことになってしまう。そうだ、洗面器を持ったままトイレに入ればいいのだ。でもそんなことをトイレで思いついても、時既に遅し。今は一人暮らしなんで、呼んでも誰も洗面器を持ってきてくれない。そんなことを思い出すと、やはり予防接種を受けない手はない、と思った。 どうか、効果がありますように♪

  2006年12月04日

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• 恋の代償

  同僚のMちゃんは、結婚して1年。そろそろ子供が欲しいと前から言っていた。「がんばってるんだけど、まだできないの～」アア、ソウデスカ・・・・・・と、私たちは作り笑顔になった。Mちゃんはダンナを愛していると言いながら、別の課の男と不倫をしていたのだ。不倫しながら子供欲しいなんて思うんだろーか。謎だ。Mの脳の中が理解できない。Mちゃんは年中発情している。もしかしたら、そういう種類の病気なのかも知れない。アルコールや買い物や薬物が対象でないだけで。ついこの前も、Mちゃんはダンナに嘘をついて男とお泊りをし、そのときの様子を克明に語ってくれたところだった。「もう、最高だったの。今まで生きてきた中で、一番良かったの～」アア、ソウデスカ。またこの男が、Mに夢中で仕事も手につかないといった様子だ。何なんだろうね、ヤツラって。配偶者への愛情と、不倫相手への愛情は別物だとでも言うんだろうか。男はMちゃんに、「もし子供ができたら、おなかが大きくなってくのを見たくないから、会社を辞めて欲しい」と言ったらしい。ま、そりゃそーだろうな。でも、ダンナと子作りに励んでる女と付き合って、何が面白いんだろう。そんなMちゃんが、最近、会社に来なくなった。どうやら、ついに妊娠したらしい。チラリと男の様子を伺うと、空前絶後の落ち込み具合だった。まるで亡霊のようだ。あーあ、と思う。恋愛って自分を見失うことがあるけど、見失い過ぎだよ。こうなることなんて、最初から分かってたことじゃん。それでも抑えられなかったのかねぇ・・・。Mちゃんに、いつまで会社に来るのかを聞いてみた。「えー？ずっと来るよー。最初は安定してないから、休みがちになると思うけど・・・。つわりもひどいしね。でも、仕事辞めたくないしぃ」つまり男は、Mちゃんのハラが膨らんでいく様子を見つめなければいけないらしい。「そうかぁ」私たちはニガワライ。会社の後、別の同僚とお茶をしに行った。同僚「どうするんだろうね、男・・・」Mizurin「さぁ・・・」同僚「心配だよね」心配なのはもちろん、男の落ち込み具合や心の傷ではなく、Mちゃんの子が本当にダンナの子かどうかということである。

  2006年12月02日

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  赤い靴はいてた女の子

  私は、靴フェチだ。とにかく、靴が好きで好きで仕方がない。趣味のひとつは靴磨き。デパートでは靴売り場で数時間徘徊し、気に入った靴があるとどんなに金がなくてもパッと買ってしまう。なので、なるべくデパートに行かないようにしている。電車が嫌いな理由のひとつは靴を踏まれるから。踏んだヤツのことは生涯忘れない。しかし、最近そんな私に大問題が起こった。今まで履いていた靴が、痛いのだ。明らかに、今までは当たっていなかった箇所が当たっている。「それって、外反母趾じゃないの？」同僚に言われ、いろいろ調べると、確かにその通りのようだ。何故突然外反母趾になってしまったのだろう。ヒールの靴がいけないのか。先の細いのがいけないのか。でもそんなことを言われても、持っている靴はほとんどがそのようなデザインなので、履けないとなるとかなりショックだ。どーしても、直したい。ということで、本日仕事を抜け出して整形外科へ。医者「アナタの足はね、偏平足なんですよ。本当はアーチ型にならなきゃいけないのに、全部がこう、ベタッとなっちゃってるから、骨が横に広がってしまうんですねぇ」Mizurin「あのう、今まではこんなこと、なかったんですけど・・・。半年くらい前から、突然なんです」医者「やっぱりねぇ、年齢ですよ。年齢によって、足の裏の筋肉が衰えて、落ちてきちゃうんですよ」 マ・ジ・デ！？ 足裏の筋肉までもが衰え始めるとは・・・もう終わりや。Mizurin「あのぅ・・・夜間装具とかで、改善するって聞いたんですけど」医者「あのねぇ、そういうのは、なかなか続かないんだよ。夜だけつけてても、朝になったら外すでしょう。盆栽と同じだよ。形を作るのに針金を巻くだろ？夜だけ針金巻いて、朝取っちゃったら、形なんか作れないよ」その通りでございます・・・。つまり、足裏を鍛えてアーチを作る運動を繰り返し、足の形に合った靴をオーダーメイドで作るというのが、最もいい方法だということだった。医者「先の細い靴なんて、履いちゃいけませんよ。ヒールも、できるだけ低いのにしてね」何てこった。私の愛する靴コレクションは、どうなるのだ。もうデパートを徘徊することすらできないのだろうか。彼らはゲタバコに追いやられ、埃にまみれていくのだろうか。靴との思い出が走馬灯のようによぎる。人生とは、何て残酷なのだろう。履いていたパンプスの足を引きずりながら、家路をたどる。足が死ぬほど痛い。靴って、何かと悲しいモノに例えられることが多い気がする、と思った。野口雨情の「赤い靴」の女の子は異人さんに連れられて行っちゃい、童話「赤い靴」のカーレンは踊り狂って足を切断した。異人さんに連れられちゃうのは是非とも経験してみたいが、足を切断は避けたい。それから家で靴たちをしばらく眺め、涙した後、思わずシューストレッチャーを購入。諦めの悪い私である。 

  2006年11月29日

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• おかあさん

  週末、母親と電話でケンカになった。ここ１ヶ月くらい、電話で話すと必ず言い争いになってしまってブルーになってたので、こちらからは電話せず、先週に至っては電話線まで抜いていた。しかし心配性な母は、携帯に電話してきた。結局、ケンカになってしまった。母との関係は、あんまり理想的なモノとは言えない。家族の中で私だけ、やたらと上手く行っていない。耐えられなくなり、私は家を出たのだった。いまだに、帰ることを躊躇してしまう。母は小さい頃から私に過剰な期待をしていた。女手ひとつで子供のためだけに生きてきたような人だし、私は長女だから、余計にそうなってしまったのかも知れない。でも私は、母親の思うとおりに生きられないことに対してビクビクしていた。私が何かしたり、言ったりする度に、母はヒステリックに怒鳴り散らし、しまいにはシクシク泣いた。私は、母がそうすることが怖かった。本当は、とてもすばらしい母なのだ。母との忘れがたい思い出は山のようにある。感謝の気持ちもいっぱいある。今までしてもらったことを思うと、感謝してもしきれない。なのに、私は母が怖い。ある日、私は自分がアダルトチルドレンなのではないかと思った。何事もなくとも何となく、生きにくいなぁと思うことが多く、常に不安だ。他人のことも信用できないし、何をやっても自分に自信が持てない。クダラナイ男となかなか別れられず、泥沼にはまるのもそれが原因かも知れないと思う。どんなに手ひどい扱いを受けても、別れることが受け入れられずいつまでもしがみついてしまうのだ。見捨てられるくらいなら、暴言や暴力に耐える日々のほうがまだガマンできると思ってしまうのである。人に「おかしい」と思われても、自分でおかしいと思っても、でもどーしても、そうなってしまうのだ。私は、人に否定されることを極度に恐れている。怖いので、最初から近づかない。好きな人とそうなると、苦しいので、あんまりそうなりたくない。愛情が何か分からないわけではない。母親からの愛情を感じるし、それは幸福なことだと思う。でも私にとって”愛”は常にポジティブなものではないので、なくても特にフシアワセでないなら、むしろないほうがいいとすら思っている。それは間違っていると言われても、これは感覚の問題なので、どーしようもないのだ。母に否定されるのが、ずっと怖かった。怖いので逃げて、そのまま遠方にとどまり、近づくことを避けている。先週末、腹を立てて激しく反抗した私に、母は受話器の向こうで口ごもった。何で口ごもるんだよ、と思った。何で前みたいに、激しく怒鳴り散らさないのか。沈黙が、年老いた母の心の傷を訴えかけてきて、私は耐えられなくなり電話を切った。おかあさん、本当は、私も一緒に暮らしたいんだよね。会いたいんだよね、ホントは。でも、上手く行かないよね。一緒に暮らすと、またおかあさん、泣いちゃうもんね。一番好きな人は、いつも一番遠い。

  2006年11月28日

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• クリスマスが今年もやってくる

  街に出ると、どこもかしこもクリスマス一色の時期になってきた。クリスマスかぁ。何でみんな、あんなに騒いでるんだろうね。別にキリスト教じゃないんだから、カンケーないじゃん。しかも日本じゃ、クリスマスっつーと、カレシやカノジョと過ごす日だと思い込んでんだから、おかしいよなぁ。クリスマスは、キリスト生誕を祝う日だぜ？そんな聖なる日なのに、何でホテル予約したり、プレゼントの値段のことで悩んだりしてんだよ。・・・などとブツブツ言うと、また「何ヒガんでんの？イベントなんだから、いーじゃん」とサクッと切られてしまうので、ポジティブに考えることにする。確かにクリスマスは、みんなで騒ぐ口実になったりするから、楽しみだったりしたこともある。若い頃はそうだったっけ。クリスマス、何して生きてきたんだっけなぁ。とりあえず、記憶を掘り起こしてみる。～１３年前　友達連中と集まり、カラオケやショットバーでどんちゃん騒ぎ１２年前　当時のカレシと過ごす１１年前　当時のカレシと過ごす１０年前　当時のカレシと過ごす９年前　知り合いのイギリス人宅で、大勢で大パーティー８年前　当時のカレシと最高にハッピーなクリスマス７年前　当時のカレシと過ごす６年前　当時のカレシと過ごす５年前　カレシと別れてふて寝４年前　カレシに約束をドタキャンされる３年前　実家に戻るため、引越しの荷造り２年前　留学から実家に戻っており、ばあちゃんが買ってきたクリスマスケーキを家で食う去年　インド人宅で、韓国映画「霊」を見る アカン。 ５年くらい前から過ごし方が確実にヤバイ。今年はどーするか。クリスマスのためだけに遠い実家に戻るのも変やし、実家に戻ったとしても友達みんな所帯持ちやし、この辺に友人おらんし、カレシもおらん。しかもクリスマスイブ、日曜日や。平日やったら「仕事忙しくてさぁ」などと言い訳もできるけど、そーいうわけにもいかん。日曜か。日曜・・・・・・。日曜と言ったら、あれじゃんね。 今年　ジムに行く  

  2006年11月26日

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  DADADADA・ダリ☆

  今朝、カレンダーを見ていて、戦慄した。もう１２月やん。ダリ回顧展が終わる。ダリ回顧展は、上野の森美術館で９月から開催されていた。でも１月初めまでやってるんで、まだまだ時間あるよね～なんて思っていたら、もう１ヶ月しか残っていなかった。大急ぎで支度し、電車で上野公園へ。相変わらず、混雑している。上野の森美術館の前まで行くと、何やら人垣ができている。「入場は、３０分待ちです」美術館入場に３０分。４列になった行列は、建物の入り口から外まで延々続いていた。嘘やん。２週間前に来たときは、こんなに人おらんかったで。でもあの時は雨だったし、もしかしたら私と同じ考えでみんな慌てて集まってきたのだろうか。それとも東京ではコレが普通なのだろーか。仕方がないのでそのまま待つ。本当に３０分かかってしまった。しかも中は、ありえないほどの人だかりで、人間がうようよと絵の前にたかっている。そこを、時速１０メートルくらいの超スロースピードで、少しずつ進む。とても絵なんか鑑賞できたもんじゃない。この人気ぶりは一体何だ。CMで、「平日がおすすめ！」などとやっているけれど、本当のことだった。人の頭で絵が見えん。もはや満員電車状態で、身動き取れず。美術館ってのは、静かな雰囲気の中、気に入った絵の前に立ち止まり、その絵を描いた人の気持ちを想像してみたり、後ろに１歩引いて全体像を見てみたり、ムードを楽しんで現実逃避するのが醍醐味なんじゃぁないんだろうか。ブーツをガンガン蹴られ、オッサンの吐く息に呼吸を止め、背伸びをして人をよけながら見ても、感動は半減である。館内は１時間もあれば見て回れる程度だが、そんな状態なので２時間以上もかかってしまった。半分くらい見たときに、挫折しそうになった。ルーブルやナショナル・ギャラリーで挫折しそうになったのとはまた別の挫折である。あれだけテレビのCMでガンガンやってるんだから、みんな見ておかなきゃと思って集まってくるんだろうなぁ。日本の美術館ってどこもこうなんだろうか。しかし、やはりダリはすごい。アタマの中がどうにかなっているとしか思えない。理解不能だ。どうやら描いているダリ本人も、理解できないらしい。ここに価値があるのは、ダリにしか描けない独特の世界観があるからだろう。誰が見ても、「あ、これ、ダリだ」と分かるような。芸術家の頭の中は、凡人とは違うんだろうなぁ。関係あるかどうかは分からんが、昔、PUFFYの「アジアの純真」の歌詞で、「白いパンダをどれでも全部並べて～♪」というのを聞き、井上陽水は凡人ではないと思った。

  2006年11月25日

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• オーストラリアの風景画像

  オーストラリア滞在時の写真をフリーページにアップしてみたんで、良かったら見てみてください☆メルボルン市内は、コチラメルボルン以外は、ココ ついでにニュージーランドのページも作りました。ココ  そのついでに、シンガポールのページまで作ってしまいましたぁ☆ウフッ 徐々にアップしていく予定です。ヨーロッパの写真も載せたいんですが、当時はデジカメじゃなくて、しかもフィルムは実家の押入れにしまいこんであるんで、また年末に取ってきます～♪

  2006年11月23日

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• たのしい賃貸生活　その４

  騒音と言えば、当時私の下に住んでいた若者のことを思い出す。彼はハタチそこそこだったのではないかと思うが、付き合っている彼女がいて、彼女は毎晩のように彼の部屋を訪れていた。二人は、どうやらキレる性格だったようだ。ある日の朝、下階から金属のような叫び声が聞こえてきた。「タカヤ！！ゴミ捨てといてって言ったやろ！？何で捨ててないん！！」「うるさいボケ！死ね！！」それはもう、殺人事件に発展するのではと思うほどの争いだった。ゴミのことくらいで女は絶叫を上げ、男は舌を回し、殴り合いを想像させる激しい物音が聞こえ、私は出勤しなければならないのに二人に鉢合わせることを恐れて部屋を出ることができなかった。若いって、パワーが溢れてるんだなぁ・・・。私も若いころはアホなことをしたので、人のことはとやかく言えないし、ある程度はしょうがないよなぁ。だがそれは、一度や二度のことではなかった。ある晩、夜の１２時に、「出て行け！！」という男の声と共に、バッグの中身が散らばる音が聞こえ、ドアがけたたましく閉まった。女はベランダ側に回り、泣き叫びながら何度も繰り返し、彼の部屋の窓をドンドンと叩く。「タカヤ！！開けて！！携帯返してよ！！」タカヤは返事をしない。「タカヤ！！お願い！！携帯返して！！お願い！！お願いぃぃぃ！！」タカヤ、早く携帯返してやってくれ。寝れん。明日あたり、不動産屋に苦情の電話したほうがええんやろか。でも万が一私が電話したとバレたら、若者に何されるやら分からん。誰か電話してくれんやろか。翌日、タカヤと彼女は仲直りをしたらしく、ベランダの窓を開けたままキャーキャーと騒いでいた。それからしばらくして、また絶叫が。「もう別れる！！」「ごめんってば」「別れるって言よるやん！！」お願いだから早よ別れて。そのときマンションのほかの住人たちと心がひとつになった気がした。誰かがついに不動産屋に連絡したらしく、その翌々日、タカヤは父親と一緒に家財道具を運び出していた。他の住人を選ぶことができないというのも、集合住宅のデメリットのひとつかも知れない。

  2006年11月23日

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• たのしい賃貸生活　その３

  集合住宅というトコロは、自分の部屋の環境だけでなく、周りに住んでいる人たちの生活状態にすら大きな影響を受けてしまうことがある。私はこれまで、常に最上階に住んできたので、上の階の騒音に悩まされることはなかったし、隣の人もうるさいのはいなかった。だが、静かでも、怖いときがある。前のマンションの隣に住んでいたのは、３０代くらいの学校の先生で、女性だった。全く何の物音も聞こえてこないので、このマンション防音がしっかりしてるんだなぁと思い、自分は友達連中を夜中まで大笑い、という生活を続けていた。ところがある日、押入れの向こうから、「ごほっ」という、咳払いが聞こえた。話し声や物音は全然聞こえないのに、何故咳払いが聞こえるのか。よく注意していると、そのほかにもたまに、「はっくしょん」とか、「げぶっ」というげっぷの音が聞こえることがある。ある朝、携帯電話の着信メロディーが鳴っているのに気づいて目を覚ますと、電話は鳴っていなかった。隣の人の着メロだった。当時、浜崎あゆみの「VOYAGE」にしていたのだが、隣の人と同じだと気づき、SMAPの「世界にひとつだけの花」に変更。そしてまたある朝、携帯が鳴るので目を覚ますと、私の携帯ではなかった。真似！？ 隣の彼女は、人を家に呼ばず、テレビも見ない、ただの静かな人であり、別に防音がしっかりしているわけではなかった。それまでの会話を全て聞かれているのではと気づいたとき、マジで凍った。

  2006年11月23日

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• たのしい賃貸生活　その２

  前に住んでいたマンションは、市内の中心地にあり、徒歩でスーパー・コンビニ・本屋・レンタル屋・居酒屋・喫茶店に全て行ける距離。エアコン付きのフローリングで、駐車場・共益費込みで家賃は3万。建物自体は古かったけど、リフォームされていて中は新築同様。しかし、大きな問題があった。もともとユニットバスだったのを、人気がないからトイレと風呂に分けたのはいいが、何しろ１DKなので場所がない。下見に行ったとき、部屋の隅に小部屋（つーかデカイ）があり、「何、コレ」と思ってドアを開けると、トイレだった。７．５畳の部屋の一角に、無理やり部屋を作って、トイレにしてしまったのだ。おかげで部屋はL字型になっており、押入れの戸やベランダのある壁を外すと家具が全く置けない。しかも、友達が集まっても、部屋の中にトイレがあるので、トイレに非常に行きにくい。家賃と立地条件に惹かれて借りたはいいが、トイレのせいでさまざまな問題が起こった。だけど１度だけ、部屋の中にトイレがあってよかったと思ったことがある。あれは飲みすぎて深夜に帰宅したときのことだった。ベッドに横たわり、繰り返し押し寄せる吐き気と戦っていた私。 トイレが部屋の中にあると、吐くときに便利だ。

  2006年11月21日

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• たのしい賃貸生活　その１

  風呂場の電球が切れてしまった。電球を替えなければと思って、カバーを外そうとしたが、どーやっても外れない。まわしても引いても外れない。力余って破壊してしまうとマズイので、不動産屋に外し方を聞こうと電話した。すると、実物を見てみないと分からないと言う。平日は無理なので、休みまで待つはめになった。そして今日も、薄暗い浴室でどんよりとフロに入った。キャンドルでもともしてみれば、癒されるかも知れないのだが、持っていなくても生きていけるものは大体持っていないので、そんなステキなものは当然持っていない。あーあ、こないだはガスがつかなくなったし、一人暮らしってこういうとき困るんだよなぁ。賃貸だから好き勝手にできないしなぁ。賃貸で一人暮らしていると、時々とても大変なことが起こる。前のマンションで、水を節約するために、ペットボトルをトイレのタンクに入れるというすばらしいアイデアを思いついた。しかし、ちょうどいい500mlのボトルがない。仕方なく、1.5リットルのペットボトルを使う。もちろんそんなデカイものは入らない。何度か無理強い入れようとしていると、突然流してもないのに水が勝手に流れ始めた。水は止まる気配がなく、青ざめる私を前に、便器からとうとうと溢れ始め、一瞬にして部屋は水浸しになった。近所に住む友人に電話して、彼女とラブラブモードだったところを無理やり来させて助けてもらった。水が止まるための「うき」を、ペットボトルを無理に入れたせいで外してしまっていたのだった。夜中の12時過ぎに、水浸しのバスタオルだらけの部屋で呆然としながら、友人・その彼女に懇々と怒られた。あの時は地元に居て、周りに知り合いがたくさんいたから良かったようなものの、もし今そんなアホなことをしてしまったら、一体どんなことになるのか。考えただけで恐ろしい。

  2006年11月21日

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  as know as☆ＨＡＰＰＹパック ネタバレ

  さっき、忘れかけていた福袋到着です。もう福袋は買うまいと思いながら、やめられないです～♪では、早速ネタバレです。内容はみなさんと同じようです。１．黒のダウンジャケット去年、派手色だったという方がたくさんいらっしゃったので、心配してたんですが、無難でよかったです。でもちょっと薄いかな～。 ２．ベージュのスカートカワイイです。 ３．グレーのニットアクリルだけど、肌触りがいいです。 ４．ブラックのタンクトップ丈が長いので、身長がある私にはウレシイ。でもこの背中の形、苦手なんだよなぁ。みんな、下着どーしてんだろう・・・。 ５．シースルーブラウスこれは・・・キツイかも。せめてシースルーでなければ・・・。 ６．グレーのルームウエアこれだけ写真撮るの忘れた。みなさんのネタバレと同じです。同じく値札にビックリ。家にいることが多いんで、愛用することにします。 ７．赤のストール色が・・・・・・(^^;;　どーしても似合いそうにない・・・。黒と交換して欲しいデス・・・。 ８．ルームシューズデカ足なのでサイズが合いません。アハッ・・・。 てなカンジで、内容は若干色が違う程度でみなさん同じみたいですね。まだ試着してないんですが、合わない可能性あるので交換に出すかも。でも、あまりに奇抜なものは入ってないし、どれも一応着れそうなので、ＯＫな福袋ではないでしょうか～☆  

  2006年11月21日

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  自信満々サロン

  明け方、水を飲もうと起き上がり、キッチンを徘徊しながらふとリビングに目をやると、髪を振り乱した女が佇んでいた。 貞子！？(゜Д゜|||) 一瞬戦慄したが、よく見ると、テレビの画面に映った自分だった。ということで、今日は美容院へ。ネットで検索して、近所の美容院を探し出す。まだ越してきて月日が経っていないため、決まった美容院すらないのである。４０代くらいの女性が、私の担当だった。「あらぁ、矯正のときに、根元から液をつけちゃったのねぇ。髪が折れ曲がっちゃってる」３ヶ月ほど前に矯正ストレートをかけてから、伸びていくにつれて、そこから髪が曲がってしまっていたのだ。「そうですかぁ」「普通は、根元を残してパーマ液をつけなきゃいけないのよ。これは、前の美容師さんの失敗ね」私はあんまり美容院に行っても、仕上がりが気に入ることがない。前に行った美容院では、「これ、前にどこでカットしたんですか？スキバサミ使ってますよねぇ。スキバサミ使う美容師なんて今時いませんよ。その人、結構年行ってました？勉強不足だなぁ」などと言われた。その次に行ったところでは、「スキバサミは使っちゃダメってことはないですよ～」などと言われ、結構、美容師さんは他の美容師さんの技術を否定することが多いんだなと思った。美容師さんによって、自分のポリシーが違うようだ。今日の人は、パーマで失敗してしまったお客さんをいかに救ってきたかという話を熱く語った。彼女は身振り手振りで武勇伝を説明してくれたが、その途中で、「ザクッ」という音がした。髪の毛を切るときは大体、「チョキチョキ」という音のはずだが、ザクッとは一体どういうことだ。家に帰って鏡でよく見ると、左側の真ん中に、ステキに強烈な段が入っていた。次回、別の美容院で彼女の技術が否定されることが決まった。  ↓誰も見たいと思わないだろうが、今日の仕上がりを載せてみた♪写真じゃ段が分かりません(^^;

  2006年11月18日

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• 旅に出たい病

  友達が、北海道に旅行に行ったらしい。「やっぱりさ、旅はいいよ。日ごろのつまんない悩み事なんて忘れられるしさ、いろんな人に出会えるしさ、自然はキレイだしさ、何だか明日から、新しい気持ちでがんばれそうだよ」北海道か・・・。10年前に社内旅行で訪れ、ビール園で記憶をなくし暴れたっけ・・・。普段引きこもり気味の私だが、実は旅行が趣味だ。行くと決めると、狂ったように行きまくる。イギリスにフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、シンガポール、中国、韓国、グアム、ニュージーランド、国東半島etc。そういえば、真冬の国東半島巡り、趣があったなぁ。しんしんと雪が舞う中、お寺の掘り炬燵に入れてもらい、お茶を飲んだなぁ。寒くて死にそうだったけど、心がしんと静まり返って、自分の中の真実に近づいたみたいで、とても意味のあるものに思えた。スコットランドではヒッチハイクをした。よくもまぁ、あんなことできたもんだよ。あんなことと言えば、ニュージーランドでの野宿も、よくもまぁ、だ・・・。旅は、その途中では「家に帰ってフロに浸かりてぇ」と思うのだが、しばらくすると何故かまたふらりと出たくなる。よし、旅に出る計画を練ろう。ちょうどストレスもマックス級に達しつつあるし、ここらで息抜きをして、新しい明日をがんばるのだ。行きたい場所を考えてみる。１．イースター島でモアイと記念撮影これは厳しいかも知れない。何しろ、イースター島へはどうやって行けばいいのか。ネットで調べてみる。まずチリに行かなければいけない。地球の裏側なので、遠すぎる。２．アイスランドで温泉「素敵な宇宙船地球号」で見たけど、天国のような場所に見えた。是非行きたい。でも北極圏なので、今行くと死ぬ。３．アフリカでシマウマを見る一人で行くには危険極まりないので、ツアーしかない。しかし何故こんなに高いのか。貯金が足りん。４．ペルーでナスカの地上絵を見る調べると、治安がサイアクらしい。しかも近所のペルー料理店はまずかった。ペルー人の知り合いも変人だった。ツアーで行きたいが、10日も休みを取るのは不可能。５．トルコでトロイの木馬かなり行きたいが、休みを取るのは不可能。 つまり、休みが取れないとどこもかなりキビシイ。日本社会ってのは、どーして外国みたいに、ロングバケーションを取れないんだろうなぁ。今の生活じゃ、行けても香港かタイが限度かぁ。そんなわけで、小さな野望を胸に秘めつつ、今週末も半径10キロ内を右往左往することになるだろう私だった。

  2006年11月14日

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• 生え際の悩み

  最近、悲しい悩み事ができた。白髪が恐ろしいほど増えてしまったのである。もともと、若白髪があったので、右の耳のところの髪の毛をめくると、白い束がサクッと出てきていたのだが、最近ではそんなことをするまでもなく、分け目から白い髪の毛が何本もみえている。一体、どうすればいいのだ。地毛が真っ黒なんで、白髪は目立つ。オシャレ染めをすると、白髪は染まらない。実はこの悩みは、2年くらい前から続いている。渡豪の合間に帰国しては、薬局で大量の白髪染めを買って持っていく。何しろあっちの白髪染めなるモノは、日本人の剛毛は染まらない。染まらなかったら手立てがないので、ちょっと濃い目の色で、ちょっと白髪目だってきたなぁと思ったら、ひたすら染める。そんなことを2年も繰り返していたため、私の頭は真っ黒けになってしまった。やっぱ、真っ黒はちょっと、重いよね～。そう思って美容院に行くと、「黒で何度も染めた髪は、茶色に染まりませんよ」と言われる。何てこった・・・。しょうがないので、茶色の白髪染めを駆使して、一生懸命茶色にしようとしているところだ。でも白髪染めをすればするほど、白髪が増えるような気がするのは何故だろう。もしかして、極度のストレスかも知れない。私はこう見えても、結構ナイーブなのだ。最近、住所変わったり、仕事変わったり、仕事のストレスや人間関係のストレスがたまってたから、精神的にきてるのかも・・・・・・。 友達「違う。それ、歳のせいや。」 体は、正直だ。

  2006年11月13日

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• 結婚できない女

  今日、母親と電話していて、美術館に行った話をすると、「ふーん、良かったねぇ。で、・・・・・・一人で？　」母親が、私の身を案じているのはよく分かる。30も過ぎて、いまだ地に足がつかず、フラフラ生きているのを見て心配でたまらないのだろう。夏休みに帰省したとき、私が東京に戻る直前に、友達の男の子の話になって、母が言った。「その子、こっちに帰ってきてくれって言ってくれないの？」あんまりそんなことは言われたくなかった。男の人とタダの友達だったらまずいのだろうか。そのことが原因で私と母親はぎくしゃくしてしまい、何だか後味の悪い別れになってしまった。結婚している友達は、「あんたのことが心配なんだよ。早く結婚して、幸せになって欲しいんだよ」と言う。私もそれは分かっている。 でも、言われる人間は、言う人間が思うよりもはるかに大きく傷つくものだ。何故いちいち言葉にするのだろう。結婚ってのは、好きな人がいて、その延長線上にあるものだと私は思っている。好きな人もいないのに結婚だけを焦るのは、私にとっては本末転倒なのだ。それに、結婚＝幸せと決めたのは、一体誰なんだろう。幸せになれるかも知れないけど、そうではないかも知れない。結婚てのは別に特別なことではなく、一人で生きてきたのが誰かと生きることになる、ということだと思う。誰かと生きれば幸せなのだろうか？私には分からない。相手にもよると思う。相手の家族にもよるし、子供にもよるし、環境にもよると思う。なので、幸せなことかどうかも不確かなことを押し付けるのは辞めて欲しいのだ。結婚しないと決めたわけではないけど、今してないからといって特に不幸ではないのだから。年末の休みのカレンダーを見ながら、あーあ、今回は帰省をちょっと短くしようかなぁ、などと考えた。こんな風にして実家から離れていくのかなと思うと、ちょっと寂しい。でも、私は私の道を生きる。

  2006年11月12日

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• 絵は生きている

  今日、上野にある国立西洋美術館に行った。雨だと言うのに、上野公園は混雑していた。今、上野の森美術館で、ダリ回顧展が開催されていて、多くの人はそれが目当てみたいだった。西洋美術館ってトコは、とても親切で、毎月第二・第四土曜日は常設展の閲覧が無料なのだ。日本の美術館は入館料が高いと思っていたので、何だかウレシイ。私は美術館に行くのが大好きなのだけど、高い金を払うのであればよっぽど興味がないとイヤだし、好きな割りに画家の名前をあんまり知らないんで、一体どうしていいのか分からないのである。こんな私に、イギリスの美術館は素敵だった。ナショナル・ギャラリーはあんなにデカいのにタダ、大英博物館は全部見るのにかかる時間がフォーエバーといわれているのにタダ、モダンギャラリーはあんなに素敵な作品が山のように展示されているのにタダ。何度も通わせていただきました・・・。西洋美術館は、全然期待していなかったのだけど、すばらしかった。知らない画家のものも多くあったけど、ロダンやゴッホ、ルノアール、モネ、ミロなど、誰もが知ってる絵画も多数展示してあるし、思ったより広かった。絵を見ていると、不思議な気持ちになる。400年も前に描かれた絵の、筆使いのひとつひとつや、そこに描かれている女性の微笑みや、兵隊の勇士を見ていると、まるでそれらが今起こっているように感じ始めるのだ。この女性は絵が描かれたとき、確かに微笑んでいたんだろう。この画家はこの一筆に力を入れるとき、なにを思っただろう。じーっと見つめていると、それが何百年も前のものだとは到底思えなくなってくる。迫力ある絵には、命がこもっているのだ。あー、行ってよかった。機会があったらまた行こう。美術館で絵を見ているだけで、こんなにも癒されるんだもんなぁ。ちなみに今まで行った美術館でよかったのは、スペインのプラド美術館の、ゴヤ展。常設されてるかどうかは分からないけど、とにかく「スゲー」って思った。ゴヤって人は、最初はのどかな田園風景や、幸せではちきれんばかりの家族を描いているのだけど、途中からその画風がだんだん変化してくる。革命や戦争に絶望してしまい、それから描く絵は、恐ろしい地獄や、悪魔などの暗黒風に一変してしまったのだ。それから、スコットランドのモダンアート美術館。それまでいろんな美術館で、宗教画や風景画ばかりを見ておなか一杯になってた私は、斬新な雰囲気にガツンとやられました。でも、やっぱり最高なのは、ルーブルだと思う。行っただけである意味人生観変わる。番外編として、スイスの時計博物館（←美術館ではないですが）。いろんな時計の歴史が見れて、楽しかったです。

  2006年11月11日

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• 未来の私と、今の私

  「未来を考えて、今を生きてるか」というCMが流れているのをよく見かける。彼の言う「未来」と言うのは、言うまでもなく企業の目的通り、バデーについての未来なのだけど、バデー以外のイミで私はその言葉の通りに生きてきた気がする。先日友人が、知人の母親が痴呆気味になっていると話していた。知人は私とそんなに年は変わらず、その母親もまだ60代である。母親は女手ひとつで子供3人を育て上げたつわものだが、子供たちが自立して、一気に気が抜けてしまい、さらに働きづめの人生は彼女を無趣味にしてしまっていたので、知人もどうしていいか分からない様子らしい。やっぱり、母親の近くに住んだほうがいいのかなぁ、と思った。とりあえずせっかく東京に出てきたし、貯金もすっからかんなんで、もうしばらくこっちで働きたい。でも35歳を過ぎると転職は難しくなる。もう何年もないではないか。そうなると早めに地元に戻ったほうがいいのかも。でもそしたら、今までの努力が無駄になる。とにかく35歳を目処にしようか。でも今の仕事、辞めたいなぁと考えてるし、こっちで転職して、また辞めて地元に帰ることになると、履歴書にキズがつくだけだ。あと数年ガマンして、潮時に辞めて実家に帰るか・・・。でもそんなの耐えられない。数年後かぁ。数年後ねえ。数年後、全てをスムーズに流すためには、何をすべきか。そんなことを考えていたら、ブルーになって眠れなくなった。思い出してみると私は、常にこんな気持ちで生きてきたな、と思う。勉強する資金を貯めるために働き、いい職場に勤めるために勉強する。今これが欲しいけど、将来困るかも知れないんで我慢しよう・・・・・・。ふと、何年か前に見た、「僕の生きる道」というドラマの中に出てきたセリフを思い出す。クサナギくん「君がこの学校にいる意味は何ですか？」生徒「希望の大学に入るためです。」クサナギくん「その通りです。でも高校生活は大学受験のためだけにあるんじゃないと思うんです。」生徒「どういう意味ですか？」クサナギくん「つまり例えば高校生活はいい大学に入るためだけにあるとしましょう。大学はいい会社に入るため、出世はたくさんの退職金をもらうため、たくさんの退職金は老後を豊かにするために...こんな風に将来のために今を犠牲にして一生を過ごしたとしましょう。そうやって生きてきた道には自分の足跡が何も残ってないような気がするんです。あなたたちの”今”は、どこにあるんですか？」 未来のことは、その時考えたらいいかなぁ。未来も過去も、”今”の連続なんだからさ。”今”をもっと、大事にしようよ。そう考えたら、何だかラクになって、ぐっすり寝れた。

  2006年11月06日

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• 過保護と放任

  知り合いのM子ちゃんから、驚くべき話を聞いた。「M子ね、高校卒業するまで、おかーさんに時間割を揃えてもらってたの」 /(￣Д￣|||)/ ホントウデスカ！？ 時間割を揃えるというのは、説明するまでもないが、明日の授業の教科書とノートをカバンに入れておくということだ。自慢ではないが、そのようなことをおかーさんにやって頂いた記憶はない。「明日の時間割揃えた？」と言われ、「うん揃えた」と返事をしていたことは覚えているが、毎日のように忘れ物をして先生に怒られていたのだ。忘れるのが嫌なので徐々に学校の机にモノを置き去りにして帰るようになり、それが見つかってまた怒られた。M子ちゃんが、自分の携帯の留守電に入っていた母親からのメッセージを聞かせてくれた。「M子ちゃん、おかーさんよ。ちゃんとごはん食べてるの？風邪引いたりしてない？M子ちゃん、何か必要なものがあったら、おかーさんに言ってね」30歳の既婚者に対するメッセージとは思い難い。同僚A「やっぱりさぁ、両親の愛をたくさん受けて育ったら、こんな風に素直に成長するんだよ～」素直か・・・。確かに。出会った人々の中で、素敵で金持ちな両親に寵愛を受けて育った人は、大体がめちゃくちゃいい子で素直だ。では、どう考えてもひねくれた性格の私は、親の愛情を受けていなかったのだろうか。でも、人生には人を疑わなければならない時もある。それに、一人で何もかもしなければならない時もある。そうしなければ生きていけない時もあるのだ。M子ちゃんは素直でとってもいい子だが、まず一人で生きていけそうにないし、簡単に人に騙される気がする。私は一人で生きていけるし人に騙されることはあまりないが、性格が悪い。一体どちらがいいのだろう。M子「M子ねぇ、結婚式のお金も、全部親が出してくれたの」みんな「へえー。すごいねぇ」M子「ダンナは、結婚資金がたまるまで結婚を先に延ばそうって言ったんだけど、結婚資金って普通親が出すものでしょ？」そうなのか・・・。普通の定義が何か分からんけど、ウチは絶対に出してもらえないだろうな。つーか出させるのが嫌だ。昔、作者は失念してしまったけど、本で「僕が子供に対してしてやったことの中で最も大きなことは、貧乏の苦しみを味あわせてやったことだ」とあった。彼は貧困の中必死に子供を育てながら、立派な作家になり得たのだった。子供って、多少のことなら何とかガマンして切り抜けられるし、そこから学ぶことって大きいんじゃないかなぁ。例えばM子ちゃんが今、突然一文無しになったら、どうしていいか分からずに餓死しそうだもんねぇ。ということで、私の子供時代はある意味恵まれていたという結論に達した。

  2006年11月04日

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• インターネットラジオに登場する

  インターネットラジオKlapというサイトの、「鴻上尚史の生きのびるために笑う」という番組で、私のブログが紹介されてしまった。↓http://klap.jp/ これは、恥ずかしい。モノスゴク恥ずかしい。私は人に読んでいただくことを前提とせず、自分の気分や勢いで書き連ねて自己満足している勝手なブロガーなのだが、適当に書いてしまった文章を声に出して読まれてしまうのは、想像をはるかに超えて恥ずかしい。こんなに恥ずかしい気持ちになったのは久しぶりで、恥ずかしがりながら、「オオッ？懐かしい感覚だ」と思った。恥ずかしがっているとき人間は、何故意味もなく両手を振り回したり、アタマを獅子舞のように振り回したり、両手で体中をかきむしるモノマネをしたりするのだろう。一人でそんなことをしているところを人に見られたら、余計に恥ずかしいではないか。きっとそんなものを見てしまった人も恥ずかしい気持ちになるに違いない。私はもしかして、普通の人よりずっと恥ずかしがりやさんなのではないだろうか。 恥ずかしいと言えば、昔大流行した「究極の選択」というのを思い出した。「裏地が剣山でできているスカートと、ノーパンで透明なスカートを履くのはどちらがいいですか」１７歳だった私は迷わず、「ノーパン透明」と答えた。今も、答えは同じだ。 

  2006年11月02日

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• 知的障害者の友

  「僕の歩く道」というドラマが放映されている。クサナギくんの、僕道シリーズ最終章だ。このシリーズは大好きで、毎回欠かさず見てきた。クサナギくんの演技はめちゃくちゃ上手い。特に普段から芝居が上手いほうだとは思わないけど、今回の役柄は相当研究したんだろうなぁ。それに、選ぶ役柄がいいんだろうな。どのドラマも、登場人物がそれぞれの壁にぶつかりながら、成長していく姿を温かく描いている。見ていると優しい気持ちになれる。今回のクサナギくんの役どころは、「自閉症」の青年だ。知的障害を併せ持った自閉症である。このドラマを見ていて、思い出すことがある。小学校時代のクラスメイトの、Y子さんのことだ。Y子さんは、自閉症ではなかったが、知的障害を持っていた。そこまで重度の障害ではなかったらしく、普通の会話はできる子だった。しかし、テストの問題や教科書など全く理解できず、漢字も読めず計算もできなかった。小学生だったので、そこまで会話のレベルに差があるわけでもなく、家が近所だったのもあって、私とY子さんはよく一緒に下校していた。普通にしているのは、あまり問題がない子だった。ただ時々、突拍子も無い行動に出ることがあった。ある日、学校帰りにY子さんが家に遊びに来いと言うので、ついて行った。家には働いていない父親が居て、寝転がったままテレビを見ていた。夕方近くまで遊んだのだけど、そろばん塾に行くため帰らなければならず、Y子さんにそれを説明して去ろうとした。でもY子さんは「まだ遊びたい」と言い、しまいには私のランドセルを奪い取って、両腕に抱えたまま返してくれない、という状況になってしまった。塾の時間に遅れそうになった私は、ランドセルをY子さんの腕の中に置き去りにして、仕方なく帰宅した。塾の後、Y子さんの家に行くと、誰も出てこなかった。翌日手ぶらで登校し、先生に事情を話すと、先生はY子さんを連れて私のランドセルを探しに行った。しばらくして戻ってきた先生は、堅い表情で、私に言った。「ランドセルが見つかりました。でも、中に入っていた教科書やノートは、Y子さんが破って捨てたそうです」私の教科書とノートは、びりびりに破られて、Y子さんの家の近所のドブ川に捨てられていたらしい。ランドセルは洗うと使えそうだったが、破られた本は元には戻らない。小学生だったので、相当のショックだった。私が一体何をしたというのだ、と憤った。買って返してくれればいいというものではない。Y子さんには、それがどんなに悪いことなのか、どんなに筋が通っていないことなのか理解できなかったのだろう。先生は激しく怒り、Y子さんの母親は繰り返し謝罪し、クラスメイトは全員私の味方になった。それから、Y子さんは、私と一切口を利かなくなったのだ。こちらが折れて挨拶をしても無視、廊下ですれ違うと睨み付ける、という子供じみたことを、彼女は徹底した。中学に入ってもそれは変わらなかった。彼女は知的障害があるから、と自分に言い聞かせ、私はひたすらそれをガマンした。 ２７歳のとき、誰が言い出したのか、小学校の同窓会があった。１５年ぶりの再会である。１５年も経つと人も変わる。私は喜び勇んで「出席」に丸をつけた葉書を返信した。でも、ふと思った。Y子さんも来るのだろうか。そう思ったとたん、猛烈な憂鬱感に襲われた。みんなには会いたい。でも、Y子さんには会いたくない。彼女の知能は止まったままだろうし、きっと１５年経った今でも、あの頃と同じような態度で嫌がらせのように私を無視するに違いない。ああ、嫌だ。会いたくない。ランドセルの嫌な記憶が蘇ってくる。みんなには会いたいけど、Y子さんには会いたくない。とにかく、Y子さんが居ても、居ないものと思ってこっちも無視しよう。どうせ向こうからは話しかけてこないだろうし、私の発言に対してY子さんが反応するとも思えない。あんなのに負けてはだめだ。自分を強く持たなければ。会場に行くと、Y子さんは来ていなかった。Y子さんは、亡くなっていた。詳しくは分からないけど、病気で亡くなったらしかった。障害が何かの原因だったのかどうかは分からない。 Y子さんの中で、私は最後まで悪い人間のままだったのだろうか。たとえY子さんが生きていて、話すことができたとしても、Y子さんに私の言い分を理解させることはできなかったかもしれない。Y子さんには、永遠にそれが理解できなかったかも知れない。このドラマの登場人物たちのように、私は知的障害者の彼女に対して、寛容になれなかった。子供だったのだから、仕方の無いことなのだろうけど。でもY子さんも、その子供だったのだ。

  2006年10月31日

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• モデルサイズな悩み

  １０年前に購入した靴の、飾りの花が取れてしまった。花はどこに落ちたのか分からないので、修復不可能だ。こうなったら思い切って捨てるか、自分で手作りの花をつけるしかない。でも後者は見た目的にも若干痛い。つまり、捨てるしかないのか・・・。「普通１０年も履かないよ。捨てなよ・・・」と哀れみをこめた目で私を見る周りの人々は、こんな私の苦しみを分かっていないのだ。私は、足がデカい。なので、なかなか自分に合った靴を見つけることができない。メーカーによっては２４．５センチで入ることもあるが、最近のデザインは先が細くなっているものが多く、幅広甲高の足にはフィットしない。そして普通の店には、２４．５センチまでしか売っていない。きつい靴をガマンして履いていたせいで、外反母趾にまでなってしまった。最近では、お気に入りのブーツもヤバくなってきた。何しろ８年も履いているんで（毎日ではないけど）ボロボロなのだ。２年くらい前にかかとを修理したとき、「中が破れてるんですけど、それも直せますか」と聞くと、「中は直せませんよ」と切って落とされた。同じメーカーの同じ商品が欲しいのだけど、何しろ８年も前のモデルなんで、まさかいまだに取り扱っているとは思えない。なので、今日は靴を買いに出かけることにした。大きいサイズを扱っているらしい「ダイアナ」に行く。するとその店舗では、３種類しかモデルサイズの在庫を置いていなかった。どれも、リボンのついたかわいらしい、私にはとうてい履きこなせそうにないデザインのものだった。「本店に行ってもらえますか。もっとたくさん置いてると思うんで」と言われ、銀座へ。しかし道に迷う。その上今日は何かのお祭りが開催されていて、道路は人垣ができ、交通整備で信号は使えず、ウロウロ歩き回っているうちに履いていた２４．５センチの靴が痛くなってきた。百貨店のガラス越しに、かわいい靴が所狭しと並んでいるのを見つめながら、ああ・・・なんで私ってこんなにデカイんだよぅ、と悲しくなった。何だかハラが立ってきたので、店に入り、「すいません、２４．５センチ以上の靴は置いていますか」と店員に聞く。「２４．５センチまでのお取り扱いとなっております」ああ・・・シンデレラの靴に足を入れようとした継母たちは、こんな気持ちだったんだろーか・・・。しょうがないのでマルイに行き、モデルサイズコーナーで適当な靴を買う。モデルサイズというだけで、何でこんなにデザインが限られてしまうのか・・・。「Mizurinって、シンプルなのが好きなんだねぇ」という同僚たち。 これしか売ってねーんだよ(ーー;)。

  2006年10月29日

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• 化ける女

  今日、ジムでスゴイものを見た。フロに入った後、パウダールームで髪の毛を乾かしていたのだが、私の背後に若い女の子が座っていた。私のジムのパウダールームは、部屋の両サイドが鏡になっているため、後ろに座っている人の映っている姿が鏡越しに見えるのだ。女の子はハタチ前後くらいに見えたが、眉毛がマロで、目は一晩中泣きはらしたのかと思うほどはれぼったくて、目つきも悪かった。言ったら悪いが、かわいいとは言えない。彼女はカバンからデカいポーチを取り出し、化粧水でパッティングをし、ファンデーションを塗り始めた。何か用事があれば化粧をするだろうけど、家に帰るだけなので化粧に意味はないと思い、私は常にすっぴんなのだけど、多くの女性はこうして帰る前に化粧をしている。私はどうしても、彼女の化粧が完成するのを見届けたいと思った。あまりにもファンデーションの塗り方がプロ並みだったからだ。物凄く丁寧に、さまざまな種類のパフを使い、顔を鏡に近づけてひたすら肌を叩いている。彼女はアイラインを取り出し、シャドウをつけ、まゆを描き、マスカラをつけた。その長い間にたくさんの人が入っては出ていき、私の髪は乾かしすぎて焦げたような匂いがしはじめた。さっきまでのサモ・ハン・キンポーのような（スイマセン）顔は、今風のギャルっちい顔に激変した。目は３倍くらいデカく見え、顔のサイズまで小さくなり、私が男だったら思わず声をかけたくなるほど、彼女はかわいく変身していた。元の顔と化粧顔がここまで違う人を見たのは初めてだった。まさしく詐欺である。でもそんな小さな詐欺で幸せになれるんなら、詐欺ってみたい。彼女に話しかけて、化粧の極意を伝授してもらいたい。でも、そんな勇気はない。まぁ、絶世の美人に変身して男を引っ掛け、いざと言うときにすっぴんを見られて「オマエ、誰」と言われてヘコむより、最初から素顔をさらしていたほうが後々メンドウではないのだけれど。かわいい顔が化粧を落として激変するのもショックだが、その逆も同じくらい衝撃的だと思った。 

  2006年10月28日

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• 手にいれた未来

  今日、いいペースで仕事がはかどったんで、てっきり早く帰れるものと思いきや、定時の後に同僚が膨大な作業をしていることを知った。それって、今日中ですか？「うーん、別に今日中ってわけじゃないんだけど、今日終わらせようかなと思って。月曜日はまた別の作業があるだろうしさ。あ、でも、いいよ、帰っても」そんなことを言われても、他の同僚も手伝っているところを、一人で先に帰るのは気が引ける。仕方なく手伝い始めると、どう考えても今日中に終わらない業務量だということが分かった。何時までやるんですかぁ？「私は会社が開いてる間はいるつもり」マジっすか・・・・・・。家が遠いから、そんなに遅くなりたくないんだよ。それに、今日どーしてもやらなきゃいけないことじゃないんでしょ？だけどみんながやってんのに、帰りにくい。物凄く帰りにくい。しかも、別にやらなくてもよさそうな無駄な作業にしか思えない。しかも、残業手当もつかない。みんな黙々と、遅くまでひたすら作業を続ける。疲れたんで一服しに行くと、隣の部署のKさんが居た。Kさんは苦笑しながら私を見た。「アパレルは、大変だよなぁ」Kさんは若い頃、私と似たような仕事をしていたらしい。毎日深夜まで働きづめだったという。でも年をとった今、そのことを振り返ると、とてももったいないことをしたと思うそうだ。「青春は、二度と戻ってこないんだよ」Kさんの言葉をかみ締めながら席に戻る。ここにたどり着くための数々の努力を思い出した。私の勉強してきたことや、過去の経験って、この仕事に全然関係ないんだよなぁ。どーしてこうなっちゃったのか分からないけどさ。家が遠いので、先に帰らせてもらえることになった。帰りの電車はいつもどおり混んでいた。疲れた体に立ちっぱなしの１時間はキツイ。目の前の人がバリバリせんべいを食べている。空腹にせんべいのにおいはかぎたくない。電車が急停車して隣の人に足を踏まれる。席が空いたので座ろうとしたら、横から素早く来たギャルに奪い取られた。駅からの暗い道、家に着くまで待てずにタバコを取り出して火をつけて歩いた。窒息するほどため息がこぼれた。家に戻ってキタナイ部屋の鏡を見ると、怖い顔が映っていた。何か、間違ってるんだろうか。一生懸命やってきたつもりなんだけどなぁ。でもこんな気持ちも、きっと全部自分のせいなんだろうなぁ。この生活をしてるのは、自分で決めたから。今までの努力も、自分で決めたから。だけどこんなとき、もし誰かに、「大丈夫だよ」と言ってもらえたら。どんなにか、救われるだろう。一人でため息をつくことも、自分で決めたことではあるけれど。

  2006年10月27日

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• ペンは剣よりも

  気づけば、このブログを始めて３ヶ月が過ぎていた。ブログは３ヶ月続かない人が多いという話を聞いたことがあるんで、やったぜMizurin、などと勝ち誇った気分になっている。何でブログが続いたかというと、それは多分、一人地元を離れていると話し相手があんまりいないんで、こうしてブログに自分の憤りやらアドレナリンやらをぶちまけることによって、ストレス解消になっているのではないかと思われる。そこで、そんなモノをぶちまけられた読み手の方々の気持ちを考えてみることにした。文章、というのは時々、とてつもなく怖いものだなと思うことがある。口で言うなら、しぐさや口調や声のトーンや、表情や目がいろいろな付録をつけてくれるんで、気持ちはダイレクトに伝わりやすいのだが、文章となるとそういうわけにはいかない。昔、男友達とよくメールをしていた頃のことを思い出した。ある日ヤツが、何かの会話の流れで、「俺たち気が合うよねぇ。付き合ったら、上手くいくかも知れないよねー」と打ってきた。そこで私は、「無理」と返した。「無理」に対する返事は来なかった。どうやらヤツはそんな私の突き放すような言葉に傷ついていたらしいのだ。「そんな風に言わなくても・・・」と思ったらしい。でもそのときの私の「無理」は、「アハハハハハハァァ～。あれっ、もう付き合ってるのかと思ってたよ～。なーんてね。んなわけねーよな～、つーか無理じゃん、そんなSFチックなこと。ありえねーよ、ありえねー。ウワハハハ。何たって、私の恋人はハムスターのバティーだもんね～。アンタも早く、いいの見つけなよ～！！」という意味だったのだけど、何しろケータイだし、ケータイで何ページにも渡って長い文章を打つのも逆にカンジが悪いのでは、と思ったし、きっと「無理」で、私の飄々としたお茶目な様子を想像して分かってくれるだろうと思ったのだが、彼にはわからなかった。しまった、と思った。絵文字をふんだんに使うべきだったのかも知れない。「q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p無理q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p無理」と打てば、彼の心も傷つかずに済んだだろう。というわけで、私は文章を入力するときは、相手を不愉快にさせないよう気を配っているつもりなのだけど、それでもどーしても、全員を不快な気持ちにさせないということはできない気がする。私が面白がって書いた記事を読んで、傷ついたり、ムカついたりしている人が必ずいるはずだ。そんなつもりはないのだけれど、受け止め方も十人十色だもんなぁ。文章を人前にさらすということはとても、とてもリスキーなことなのかも知れない。

  2006年10月25日

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• 人肌恋し・・・

  秋が嫌いだ。何で嫌いなのかはよく分からない。夏生まれだからだろうか。夏に生まれた人は夏を過ごすのが苦にならない、と聞いたことがある。今日はこの秋一番の冷え込みだったみたいだ。しかも、朝からひどい土砂降りだった。駅に着くまでに洋服はびしょ濡れで、靴の中までガポガポ言う始末。なのに電車の中では空調の涼しい風が吹いていて、乗り込んできた人たちの濡れた傘が私の足に押し付けられてさらに悲惨なコトになった。秋は、寂しい。まだ寒くないよね、と着ていた半そでにひんやりとした風が吹いたとき、セツナイ気持ちになる。あ、夏終わったんだ、と気づく瞬間だ。終わって欲しくなかったなぁ。毎年必ずこの時期に、ブルーになるんだよね。毎年。確実に。秋に、何か悲しい出来事でもあったのかなぁ。思い出せないなぁ。今日テレビで、芸能人の失恋話の特集が放送されていた。華原朋美さんがすがすがしい表情で、懐かしいあの曲を歌っていた。あ、そうか、と思った。秋の感じは、ぴったり触れていた人肌が離れていくときのあの寒い感覚に似ている。失恋ではないのだけど、なんとなく寂しい。なんとなく、孤独だ。なんとなく、自分の一部が引き剥がされて他人になる気がする。夏がすぐそばにあるときは、あんなに暑苦しくて、うざったいのになぁ。  

  2006年10月24日

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• わたがし

  会社から少し足を伸ばした所で、ここ２、３日、お祭りが開催されていた。1週間くらい前から、ちょうちんがずらっと飾られたり、屋台が設置されたりしていて、何ダローと興味を持って見ていた。会社の人に聞くと、このあたりで毎年あるお祭りが始まるとのこと。「いろんな屋台が出てて、面白いよ。一番人出が多いのは金曜日。行ってみなよ」昨日の夜、会社帰りにそーっと覗いてみると、道路は人で溢れかえっていた。屋台の外に並べられた簡易テーブルに、背広姿のオジサンたちが座って酒を飲んだり、若者が地べたに座ってたこ焼きを食べていたりした。屋台はずっと向こうのほうまで続き、かなり大掛かりなお祭りなのだということが分かった。私の地元でもお祭りはあるが、屋台なんかはもっと数が少ない。その代わりおみこしを担いだり、継獅子といって人の肩の上に人が立ち、そのさらに上に人が立ち、トップに子供が立って芸をするという余興なんかがある。どれだけたくさんの人が乗れたか、ってことで地域ごとに争ったりもしているようだ。おみこしを担いでいるのは大体が男で、必ず酒を飲みながら町を練り歩き、そのうちケンカが始まって大盛況となるのだ。今日の昼休み、会社の人たちが屋台に何か買いに行くと言ってみんな出て行ってしまった。私も誘われたけど、食べるものを持参してたので断った。しばらくしてみんなは、楽しそうにお好み焼きや肉まんを持って帰ってきた。帰りにまた、お祭りの場所を通った。オレンジ色の光に包まれた道には、昨日よりもっと多くの人でごった返していた。屋台焼きそばやカステラのいいにおいがして、とうもろこしを焼く白い煙がオレンジの光を映している。りんご飴を持った若者が笑いながら歩いている。綿飴の機械に、おもちゃを当てるクジ売り場。熱気。子供の頃、ときどきおばあちゃんや母親と連れ立ってこんなお祭りに出かけた。金魚はうまくすくえなくて、いつも紙が簡単に破れてしまう。おじさんは笑いながら、金魚を入れ物に2匹すくって袋に入れてくれた。屋台に売っていたおもちゃがどうしても欲しくて、おばあちゃんにねだると、おばあちゃんはニコニコしながら買って与えてくれた。母は、同じものをスーパーで買ったら半額なのにと文句を言っていた。息を吸うと、たこ焼きの匂いと、熱い空気が肺に入ってきた。綿菓子をつくる丸い機械がめずらしくて、じっと眺めていると、母が買ってくれた。知らない歌手の歌声が設置された音響の悪いスピーカーから流れていた。綿菓子を買ってみようかな、と思ったけど、やめた。こういうのは、お祭りで食べるからおいしく感じるのだ。家に持って帰って食べようとは思わない。なんとなく居心地が悪くて、私は逃げるようにお祭りから去った。こういう場所にいると、自分の孤独がくっきりしてくる気がする。故郷に帰りたいな。帰りの電車の中で、ちょっと寂しい気持ちになった。

  2006年10月20日

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• アホ上司のメール

  ウチの会社は部署全員に全てのメールをCCで落とすという決まりになっているため、毎日のメールチェックが大変だ。最低200通は来る。その中でどれが自分に関係あるのかより分けるだけでも数時間かかるので、私としてはこういうのは情報の共有とかゆーレベルの問題でなく、単に時間の無駄だと思っている。今朝もいつもと同じように、メールをより分ける作業に精を出していた。その中に、部署のトップである上司からのメールが混ざっていた。内容は、今海外とのやり取りの中で、納期が遅れただの、コミュニケーションが上手く取れていないだのという問題に対する、「叱咤激励」だった。「○○部全員へ。現在の状況を見ていると、問題が多すぎるように思う。海外とのやり取りなので意思の疎通が難しいのは当然だが・・・以下中略・・・1時間でも納期を早めるために努力し、国内であろうが海外であろうが、すぐにでも飛んでいく心構えでいなければならない。家に帰っている場合ではありません」家に帰るな・・・？こーゆうのが、やる気を損なう原因になるんだよ・・・。発破かけてるつもりなのかも知れないけど、会社に住みたいならオマエが一人で住めや。ウチの会社はいまだに残業が美徳とされているため、みんな残業代もつかないのに自ら進んで1時2時（夜中の）まで残っている。仕事が生きがいなら幸せな環境だが、そうでない人にとっては苦痛でしかない。ちなみに私はみんなの白い目を感じながら、とっとと先に帰っている。「・・・中略・・・せっかく優秀な人材ばかりを集めてエリート集団を作ったのだから、中途半端な気持ちでなく、死ぬ気でやらなければならない」エリート・・・エリートの中に私は含まれているのだろーか？含まれているとは思えないのだが・・・。これもやる気を起こさせようとする目的で書いたのだろうか。しかも、この会社のために命を落とす気は全くない。そこまですることを強要されても、心は引いていく一方だ・・。「ただの連絡係なら、事務の女性でいいのです。みんなはそれだけでなく、相手を説得し、納得させ、交渉し、もっとつきつめたコミュニケーションを図っていかなければならないのです」この最後の文章で、徐々に引いていた心はマッハ速度でフリーズした。私は事務ではないが、このメールは部署の事務の女の子のところにも届いていた。よくもまぁ、こんなことが堂々と言えるよ・・・。アホかも知れないと薄々思っていたけど、やっぱりアホだった。世の中で事務職は低く見られがちだが、事務は事務でいろいろ大変な思いをしているのだ。残業だってしなきゃならないし、客には怒られるし、一日中事務所に座っていて疲れるし、そんなバカにされるような職業では全くない。私だって今の仕事の前は事務職だった。でもそれなりに誇りを持って一生懸命やっていたのだ。事務の女の子は放心状態。私も怒りで仕事が手につかん一日だった。思わず、返信で「アホ」と入力するか着信拒否にしそうになったけど、理性で何とか思いとどまった。ケツ叩くんならもーちょっとマシな言い方してくれよ・・・。仕事熱心さは伝わってくるし、言ってることも別に間違いではないかも知れないけど・・・。でも人によっては、こういうので「やるぞ」と燃えることもできるんだろうなぁ。最後の一言がなかったら、私もちょっとはそう思えたかなぁ。部下も大変だけど、部下みんなにやる気を出させる文章を考えなければならない上司も大変かも知れない。 

  2006年10月19日

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• セクシー香水

  私は、香水が大好きだ。香水そのものが好きとゆーより、香水の匂いがしている自分が好きなのだ。昔はそういうの、一切つけなかったんだけど、友達とすれ違ったときにイイ匂いがしたのがきっかけで、自分もつけるようになった。「いいにおいがするね」などと言われると、それだけで有頂天になるアホな私だ。でも香水選びってのは難しい。デパートで試しても、その瞬間の匂いとしばらく経ってからの匂いが全然違ったりするからだ。なので、香水を選ぶときは、デパートに何度も通わなければいけなくなる。今まで気に入って使ってたのは、噂のモテ香水（爆）。モテ香水、という説明があるだけで、それをつけたらモテるような気がするし、実際イイ女になれたような気分になる。香水ってのは、心の栄養にもなるもんだ。でも、その香水を何年も使い続けていて、最近その香りが似合っていないことに気づいた。どーやら、その香りは若い人向けらしい。使い始めたときは私も若かったんで、気にならなかったが、今それをつけているのは若干キビシイ。すれ違う人に、「あの人、年考えたらいいのに・・・」などと思われるのは悔しすぎる。しかも、モテ香水と言うわりには、別にモテた記憶はない。ということで、新しい香水を購入することに。なかなかデパートまで足を運べないので、みんなの感想を参考にしつつ、選んだのは「セクシー香水」。これをつければ、セクシーになれるに違いない。すれ違うみんなが悩殺されてしまったらどうしよう。そんな気分で、薄ら笑いを浮かべつつスプレーをかけた。     ヘ(゜曲、゜;)ノ~「臭ッ！！！！」    香水は、自分で確かめてから入手したほうがいい。

  2006年10月18日

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• 死に急ぐ人々

  中学生男子が、いじめを苦に自殺したというニュースを見た。ご両親が、煮えたぎるような怒りと悲しみをマイクにぶつけていた。それを見ていると、やるせない気持ちになる。ご両親は息子が生まれたとき、幸せではちきれんばかりだったに違いない。日々少しずつ成長していく息子を見て、生きていて良かったと思ったに違いない。息子の反抗に悩み、共に成長し、生まれたその瞬間から亡くなる日まで、毎日の彼の姿を、ご両親は見つめ続けてきたのだ。そんな息子が、自分で命を絶ってしまった。一体、どんな気持ちなんだろう。人間とはどこまで苦しめるものなのだろう。私には子供がいないから本当のところはわからないが、想像に絶するほどの地獄に違いない。いじめた同級生や教師たちは、「まさか死ぬとは思っていなかった」と言うだろう。そしてご両親の苦悩は続き、事件は時に忘れ去られていく。このご時勢、簡単に命を捨ててしまう人も少なくない。そういう人たちにとって、死ぬのは怖くないんだろうか。昔、同級生が自殺した。電車に飛び込んだのだ。隣の席の子だったので、時々話をした記憶がある。そんな彼女は精神を病んで、バラバラの小さな肉片になってしまった。電車に飛び込む瞬間とはどんな気持ちか想像しようとしたが、分からなかった。後で聞いた話では、家族関係が壮絶なものだったとのことだった。昔働いていた会社に、Sさんという人がいた。Sさんは大人しく、新聞配達の奨学金で大学を出たようなまじめな人だった。彼は仕事中に車でおばあさんをはねてしまい、おばあさんは亡くなった。そのあと精神病院に入院していた彼は、ある日病院の屋上から飛び降りた。他に、道はなかったんだろうか。目の前には死ぬという選択しかなかったのだろうか。だって死ぬのはとても怖い。生きることが、それよりももっと怖かったのだろうか。私が彼らの立場だったら生きられたか、そう考えると、死ぬことが間違っていたのだなどと言えなくなる。人生は、みんなが同じ重さの苦しみを同じように受け止めることはできない。苦しみがあるから人は学べるのであるが、どうして神様は人それぞれの入れ物にあった苦しみを用意してくれないのだろう。

  2006年10月16日

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• 大地震は来るのか

  数年前、実家でかなり大きな地震を経験した。私は家に居たのだけど、そのときの我が家の揺れっぷりったらもう、ハンパじゃなかった。ボロい建物だったんで、家の外をトラックが通っただけでかなり揺れるから、そのときも「えらい大きなトラックだな」と思った。しかし揺れは収まらず、それどころかだんだん激しくなっていき、ついにはたんすの上に積み重ねたＣＤやら、本棚の上のダンボールやら人形ケースやらがどんどん下に落ちてくるといった事態に。大慌てで１階に降りようとしたのだけど、あまりの揺れのひどさに、柱にしがみついてうずくまってしまった。そんな私の頭の上に、本棚の上のシルバニアファミリーシリーズががんがん落ちてきた。かわいいウサギやクマも、普段見るにはいいが、そのような状態だと凶器にしか見えない。地震は１分間も続かなかったのだけど、５分くらい続いたように感じた。というか地震だと気づくのにしばらくかかった。天変地異が起こったか、隕石が落ちてきたか、地盤沈下か、戦争かなどと、あんまり可能性の少ないことをそんな場面では想像してしまうもんだなぁ、と思う。おかげでボロいウチの家は、もしあと１回でも地震がきたら、間違いなく倒壊するだろうと言えるほどガタガタになっちまった。今は新築したんでそんな心配はないが、地震の恐怖ってのは、日本に住んでいる限りつきまとってくる。先日会社で、同僚がカタログを見ながら防災用グッズを買っていた。「Mizurinも買っといたほうがいいよ、この寝袋。もし大地震が起こっても、入れてあげないよ」「大丈夫大丈夫。これから痩せるから、二人入れるようになるって。ハハハハハ」そんなジョークを飛ばしているのだが、実は地震はかなりコワい。今住んでいるマンションも結構古いので、外をデカい車が通ると、カタカタと揺れるのだ。そのたびに、「地震！？」と思い、おびえてキョロキョロしてしまう。昨日の朝、地震があった。震度は２か３だったのだけど、寝ていた私は恐怖で飛び起きてしまった。自然災害って、怖いよなぁ。避けられないんだもんね。いとも簡単に、一瞬で全てを奪っていってしまうんだもんね。誰にも文句を言えないし、いつ起こるかもわからないんだもんねぇ。やっぱり、防災グッズを買おう・・・そう心に決めた、昨日の朝だった。

  2006年10月15日

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• ゲロ男

  今朝、スポーツジムに行くために電車に乗り、座ろうとしたらその車両はやたら混んでいた。隣の車両を見ると、オカシイくらいすいている。荷物が多かったので、立ってるのはキツイなと思い、隣の車両に移動した。ガラすきの椅子に腰掛ける。「ふう・・・」と息をついた瞬間だった。私の向かい側に座っていた中年の男が、突然ゲロを吐いた。 (゜▽゜|||) 電車ゲロ！？ 男は何度もその場にゲロを吐き続け、そのたびにポケットティッシュで口や服を拭った。そんな細かい所までしっかり見ている私もどーかと思うが、気分が悪いなら途中で降りてトイレに行くとか、あらかじめビニール袋を持ち込むとかしてくれや・・・。何でここだけすいとったんか、よく分かったわ・・・。おおかた夜通し酒を飲み、泥酔して朝を迎え、帰宅途中に気分が悪くなったんだろうが、迷惑もいいところだ。私は何でか分からんが、人がゲロっている姿をよく見てしまう。若かりし頃、飛行機に乗っていると、隣の席に座っていた人が座席と床に吐いた。そのせいで私も飛行機に酔う。別の友人は、酔っ払って車の中で吐く。ヤツはせめて外に吐こうと、大慌てで車のウインドウを開けようとしたが間に合わず、窓のちょうど上で吐いたので、車の外側と内側両方が悲惨なことに。私の車でなかったので良かったが、その後運転し続けるのが辛かったのは言うまでもない。中学生の頃、道端にカワイイ猫がいたので、「ネコチャーン」と叫びながら駆け寄って行くと、猫は私を見るなりイキナリ吐いた。猫は結構吐くらしいのだが、そんなことを知らない子供だった私はしばらく立ち直れなかった。でも、見てしまうのも結構辛いが、見られたほうも相当辛いに違いない。もし好きな人に見られてしまったら、もうとても告白なんてする勇気はなくなるだろう。とりあえず、今まではまだ見られてないから良かった。でも好きな人もいないのにこんなことを考えても意味がない。ということで、今日はキタナイ話でスミマセン・・・。 

  2006年10月14日

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• スポーツの秋♪

  今日は２度目のスポーツジム。最初はいろいろなプログラムに参加してみるといいですよ♪というインストラクターのアドバイスを間に受けて、今日は朝から初心者用エアロビに参加してみた。しかし、ステップに全くついて行けず。何が初心者用やねん。ムズいやんか。４０分のレッスンだったのだけど、１１時前に既に疲れきる。そのあとしばらく筋トレして、懲りずにボクシングのレッスンへ。「３０分のコースだから、そんなにキツくないですよ♪」というインストラクターの言葉を間に受ける。キツいやんか。ボクシングっちゅーのはエアロビと違って、絶え間なく飛び続けていなければいけないので、呼吸を落ち着ける余裕もない。途中で貧血起こして倒れそうになった。その後さらに懲りずに、ヨガに参加。これはリラックスコースだったので、ラクチンだった。ボクシングの後のヨガ、最高の組み合わせかも・・・。そしてまた懲りずに、マシンを使っての有酸素運動。「何分くらいにします？最低１５分くらいからでないと、効果は出ませんが」というインストラクターに、「じゃあ３０分」と答える。しかし１０分くらい経ってから激しく後悔する。シマッタ。１５分にしときゃー良かった・・・。そんな私を見て不安になったのか、インストラクターに、「あんまり飛ばさないほうがいいですよ・・・」と、帰る事を薦められる。帰ろうとしてロッカーのところに居ると、私と同じくレッスンに参加していた初心者の主婦の方に声をかけられた。「あれ、もう帰るんですか？」「はぁ・・・もう、限界っぽいんで」「そうですか～。私、実はお弁当持ってきちゃったんですよ。５時半からのプログラムに参加したいなーと思って。それまでまだ大分時間あるんで、他のにも参加してみます」その時、時計は２時を指していた。彼女は確か、朝１０時半からのプログラムに参加していた。１０時半から５時半・・・。「あんまり、飛ばさないほうが・・・」と言おうかと思ったけど、彼女は全く疲れていなさそうだったので、やめた。

  2006年10月14日

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• 仕事中毒

  ある運送会社で働いていた知り合いが、当時年収１０００万円だったのだが、ある日突然激しい腹痛に襲われ、血便にまみれて死にかけたという話を聞いた。「何でそこまでして働くんかねぇ。普通に生きるのに１０００万円も要らんっしょ」と、私たちは思うのだけど、仕事に没頭してしまった人はそうではないようだ。毎日長時間、仕事を延々し続けていると、自分の時間がなくなり、好きなことを犠牲にし、仕事をしていないと生きがいを感じられなくなり、仕事だけが人生になってしまうらしい。日本、特にウチの会社では、そういう人が多いような気がする。仕事熱心、と言うと聞こえはいいが、度を越すと考えものだ。上司のY部長は、常に顔が土色で、禿げかけた後頭部に猫背気味の姿勢、両目を細めてPCの画面に近づく姿はとても４０代とは思えない。いつか突然倒れるのではないだろうかと、ひそかにヒヤヒヤしている。「Y部長も、そのうち血便出るよ、きっと」冗談でそう言うと、Sさんが神妙な顔つきで答えた。「Y部長・・・去年までは、あんなにカッコよかったのに・・・」 カッコよかった！？ヤツが！？ Y部長は大掛かりな新規プロジェクトの責任者となり、眠れない日々を過ごしているらしいのだが、そのプロジェクトが始まる前は、今の姿からは程遠い、ステキでダンディーな人だったらしい。髪の毛もフサフサで、いつも鋭いまなざしでまっすぐに物事を見つめ、姿勢正しく、イケてる中年という印象だったようだ。「それが、たったの半年間であんなになっちゃって、ビックリしたのよ。同一人物とは思えなかった」人は何のために働くのだろう。生活のためだけではない。充実感、達成感、成長、自己啓発、はたまたスキルの獲得やキャリアアップのため。だけどさ、人生でとても大切なことを犠牲にしてまで手に入れるほど、それには価値があるのかな。走り出すと、立ち止まることが難しくなってしまう今の世の中。未熟な私には何が一番大切かははっきりわからないのだけど。 

  2006年10月13日

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• 生まれ変わり

  テレビ番組「アンビリーバボー」で、前世特集なるものがやっていた。世の中には、自分の前世を記憶したまま生まれてくる人たちがいるらしい。生まれ変わりってのは、未知の世界の話なんで、考え始めると尽きない。私は前世、どんな人生を送ったんだろう。そもそも、人間だったのだろうか。犬とか虫とか、下手すりゃミジンコか何かだったかも知れない。命は何度も生まれ変わり、人生という道で修行を積んで、だんだん魂が浄化されていき、最後には極楽浄土に行くのだと何かの教えで聞いた。つまり今生きているということは、まだ魂が浄化されていないということになる。周りを見渡すと、年食ってんのにやたらワガママ三昧な人とか、まだ１０代なのに悟りを開いててる観音様のよーな人もいる。観音様のよーな１０代は、やはり既に何十回も生まれ変わり、魂が徐々に浄化されて極楽浄土に近い人なのだろうか。極楽浄土に行きたいのは山々なのだが、自分のことをよく見つめなおしてみると、最低あと５０回くらいは生まれ変わらないといけないような気がする。でも、またひとつの人生を最初っからやるのって、しんどいなぁ。まー生まれ変わったときは今の気持ちなんて忘れてるんだろうから、特に気にならないかも知れないけど、もし今の記憶を持ったまま生まれ変わったらどうなるだろう。でも覚えてる気がしないなぁ。今の人生だって、よく言うデジャヴとか、感じたこと全然ないもんね。そんなことを考えていると、昔ゲーセンで流行った、「寿命テスト」というのを思い出した。次々に画面に出てくる質問に、「はい」か「いいえ」で答えることによって、最終的に自分の余命が何年くらいか分かるというゲームだ。やったのは確か、２０歳の頃だった。結果は、以下のようなものだった。 「残念ながら、あなたは５年前、既にお亡くなりになっています。遣り残したことをくよくよ考えるよりも、死後の生活をどう楽しむかということに気持ちを向けましょう」 (￣　 Д　　￣|||) まさか死んでいるとは知らなかった。つまり、今生きているのは死後の世界なのだろーか。これまでの記憶は前世のものなのだろうか。まぁそれはクダラナイゲームの中の話だけど、前世とか、死後とか、現世とかの境界線って、実は結構あいまいなのかも知れないな。    

  2006年10月12日

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• 傷つけた人へ

  私は、人を傷つけずに生きていけないのだろうか。半年にいっぺんくらい、こんな気持ちになることがある。私ってヤツは、性格がやたらとキツイ。そういうつもりで言ったわけじゃなくても、言い方がずいぶんキツイらしく、相手を傷つけてしまったりすることが多いのだ。先週、気が弱くていつもニコニコしている（でもダメ男な）上司に、数ヶ月イライラが溜まっていたのだが、ついにキレてしまう。「そんな説明で、できるわけないでしょう！？」上司としては一生懸命やっているつもりなのだが、彼がこれまた説明が下手で、質問したことに直接答えずウロウロと回りくどい言い方をして、結局何が言いたかったのかわからないことばかりで、その道で経験のない私には全く仕事が理解できない状況が続いていたのだ。だけど、もうちょっとやわらかい言い方ができなかったもんかと後で後悔の嵐に襲われる。心優しい彼は、傷ついた目で私を見たのだ。傷ついた目。これは、かなり痛い。そのときはカーッとなってるんで、そんなこと気にも留めないのだけど、その目はずーっと心に焼き付いて、いつまでたっても離れてくれないのである。ああ、傷つけてしまったんだなぁ。ショックだったんだろうなぁ。彼は彼なりに一生懸命やってるし、悪気があってこんなことになってるんじゃないのに、傷つけることないじゃんか。人を傷つけるということは、ある意味、自分が傷つくということよりも恐ろしいものだ。自分が傷ついたなら、全部相手のせいにしてグチ言ってさっぱり忘れられたりする。でも誰かを傷つけた記憶は、何年経っても鮮やかに蘇ってきて、私を責めるのである。前の職場の上司や、友達の誰かや、母親や妹が、私のせいで傷ついた時に見せた悲しい表情は、ただ思い出しただけで土下座をして許して下さいと言いたくなるものもある。中には１０年も１５年も前のものもある。彼らの心から、私のヒドイ言葉は消えているだろうか。こんなことがあるたびに、人にやさしくならなければと思うのだけど、学習できず同じ過ちを繰り返してしまうアホな私だ。いまさら蒸し返すのはおかしいから口に出せないけれど、みんな、あのときは本当にごめんなさい。 

  2006年10月11日

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• 洋服を買いに

  秋になってきたのに、会社に着て行く服があまりないことに気づき、今日は買い物に出かけた。大量買いするのはセールまで待つとしても、とりあえずの服がないとかなり困る。Mizurinの会社は私服なのだ。東京なんで、ヘンな格好して出勤するワケにはいかない。電車の中でもヘンな服装の人はめったにいない。自分だけヘンだとかなり浮いてしまう。私はお姉系の服が大好きなのだけど、会社でそういう格好はできないので、どうしても買うのはコンサバ系になってしまう。なので私の家にはコンサバ系の服が溢れている。あんまり趣味じゃないので休みの日には着たくないが、お姉系の服を持っていても着ていくところがないので持っていないから、常にコンサバスタイルだ。本当はそういうキャラじゃないのだが、休みのためだけに好みの服を買うのももったいないので、コンサバでいいということにしている。私の場合、洋服を買うのはめちゃくちゃ難しい。身長が169もあるんで、普通の服だと短いのだ。スカートをはくならトップスは多少短くてもごまかせるけど、ローライズのジーンズをはくときに普通のトップスを着ると、短すぎてハラが1センチほど出てしまう。なので、長めのデザインを探さなければいけない。しかも、胸囲がやたらデカいので、Mサイズだとピチってしまう。だからLサイズ限定だ。Lサイズで、丈の長いもの。これがなかなか見つからない。今日は黒のシンプルなニットが欲しいと思っていたのだけど、そういうデザインのものは大体丈が短いので、運よくLサイズを発見できても、買えない。ルミネとマルイをうろうろしたのだがいいものが見つからず、しょうがないのでユニクロへ。ユニクロは案外丈が長い。でも今のラインナップで気に入ったものがない。しょうがないのでイトーヨーカドーへ。ヨーカドーは品質もそこそこで、安価だし、ミセス向けになってるものが多いからサイズも豊富だ。だがしかし、デザインが主婦っぽい。しょうがないのでファッションセンターしまむらへ。しまむらは安いのだけど、どーしても安っぽい。探せばいいのが見つかることもあるけど、そんなラッキーなことはあまりない。結局何も買わずに帰った私。デカイって何でこんなに生きにくいのか・・・。良かったと思うのは、ジーンズの丈を直さなくていいときくらいだ。まだ当分、夏服のままで過ごさなければいけないらしい。

  2006年10月09日

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• 洋服交換希望品アップしました♪

  交換希望の服が増えたんで、フリーページにアップしました。コチラです。新品もありますが、中古品も混ざってるんで、気にしないOR交換したい中古品があるという方がいらっしゃれば・・・と思います。興味があったら、見てみて下さいね☆ 

  2006年10月08日

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• カラダ年齢

  今日、スポーツジムデビューをした。最初にインストラクターさんが、体脂肪やら筋肉量やらを測ってくれた。それ見てビックリしたのだけど、左腕に全く筋肉がついていない。ヤバイぜ。そうではないかなぁとは思ってたけど・・・。チャリに乗ってるせいか、両足の筋肉は標準だった。つまり、上半身をメインに鍛えないといけないとゆーことだ。どうりで最近、ヒフがたるんでるような気がしていた。まず、マシンの使い方を説明してもらう。最初なので、全部じゃなく、カラダの中の最も大きな部分を占める筋肉を使うマシンだけやってみることにする。これ自体はそんなに苦痛じゃなかった。その後、エアロビクスのレッスンに参加したかったのだけど、時間が空いてしまったため、健康体操ってヤツに参加することにした。名前からして微妙な気はしたが、思ったとおり、周りは50代くらいのオバサン達ばかりだった。なんだかなぁ。オバサンたちは井戸端会議でもするように、大勢でぺちゃくちゃと喋っている。ケッ、ここはスポーツジムなんだよ、近所の喫茶店に来るみたいな甘い気持ちでいちゃダメなんだよ。そして、その後体操が始まったのだが、これが案外キツかった。マットに立てた両腕がブルブルと震えてしまう。ちょっとこれ、キツクないか？そう思って回りを見わたすと、オバサンたちの腕はブルブルしていなかった。私、ヤバイかも(￣∇￣;)。 それから、体力年齢を測定すると言われ、フロアの片隅に連れて行かれた。握力、瞬発力、バランス能力を測定するテストが行われた。「握力、スゴイですね～」と、インストラクターのお姉さんは言った。しかし・・・・・・。戻ってきた結果を見て愕然。握力：48歳「握力、スゴイですね～」って、そんな意味！？両手28キロやったんやけど。48歳なん！？瞬発力：35歳年齢よりも鈍いんか・・・・・・。まぁ、不服だけどこのくらいならいいか。バランス能力：70歳  (゜▽゜|||) 70才！？   しばらくジム通いは続きそうです。

  2006年10月07日

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• ガス☆故障！！！！！！！

  さっき、いつもどおりフロに入ろうと、シャワーをひねると、お湯が出んかった。 (￣▽￣|||) usoやん。  何で出んねん。水を止めてもー１回ひねる。水。大量～～の水。全裸で顔にメイク落としオイル塗りたくってんのに、どうせいちゅーねん！！！慌ててガス屋に電話したら、「う～ん、今日はもう遅いですしねぇ・・・明日じゃダメですかねぇ」と初老のオッチャンが言った。「明日も、帰宅がこのくらいの時間になるんですけど・・・」「うーん、遅すぎるねぇ」知らんわい。しょーがないやん、独身で働いてんだからさ。おやじ「じゃあ、明日の朝何時くらいに出るの？」Mizurin「8時くらいです」おやじ「じゃあ、8時前に、行けたら行くわ」ちょっとーーーーーーーーー！！！！！行けたら行くわって、どういうことですかぁぁぁぁ！！！近所に銭湯なんてものはないし、近所に友達もおらんし、仕方がないので、濡らしたタオルをレンジでチンして、全身拭きまくりました。こんなとき・・・他の人たちは、一体どーやって乗り越えてるんでしょうか・・・（涙）  

  2006年10月02日

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• スポーツジム見学

  最近、プチ引きこもりにはまっていたのだが、そろそろ飽きてきたため、スポーツジムに通うことにした。アクティブな生活に切り替えるために、他にもいろいろ選択肢があったのだけど、何故ジムにしたかと言うと、先日鏡で自分の背中を見て愕然としたからだ。肉が・・・・・・・・・・・・・・・・。背中に肉がつくなんて、もうアリエナイ。よくオバサンたちが、最近背中がたるんできてねぇ、などと話しているのを聞いて、背中になんか肉つかねーよ、それ単に太ってるだけちゃうん、と心の中であざ笑っていたのに、こんなことになるとは・・・。やはり、もう若くないのか。いやそんなことはない。ただたるんだ生活を続けていたからに過ぎないはずだ。で、本日は見学。まず、チャリで8分程度の、近所のスポーツクラブへ。ここはウィークエンド会員という制度があり、土日祝日のみの利用なら月5000円ちょっとだ。しかも無料駐車場もある。車持ってないんで今は関係ないが、そのうち買おうと思ってるし、運動の後チャリをこぐのはしんどいかも知れない。それに、車で行けると夜遅くなっても大丈夫だ。だがしかし、何とゆーか、しょぼいトコロだった。マシンジムの数は少なく、あまり最新式でもないみたいだ。マシンを使っている人たちは、全体的に年齢層が高い。気楽に通えそうなのはいいが、なんとなく閉塞的だし、あまり長居できそうな雰囲気ではない。ここに毎週通うのか・・・と思うとちょっとやる気をなくす。ということで、電車で２駅の、大型チェーンのフィットネスセンターへ。キレイな建物に、開放的な受付に、テレビ付のマシンジムコーナー。受付のお姉さんは、たたみかけるように質問を繰り返す私に親切に答えてくれた。うーん、これはいい感じだ。お姉さん「9月いっぱいは、入会金無料キャンペーンをやっていますよ♪」Mizurin「へぇ～、そうなんですかぁ。えっ、9月！？」今日までやん。とまぁ、そんなカンジで、入会してしまいました・・・。ここで問題になるのが、ウエアだ。Mizurin、10年前にエアロビに通っていたときは、ダボいTシャツにスパッツという格好をしていた。それでOKなのだろうか。知り合いに聞いてみる。同僚「いまどきそんな格好してる人いないよ」やっぱり・・・・・・。ジムの設備に気を取られて、通っている人がどんなスタイルなのか見ておくのをすっかり忘れていた。ということで、浮かないように、今からネットでウエアについて調べます(^^; 

  2006年09月30日

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