「坊っちゃん」 【フジテレビ】
嵐の二宮で「坊っちゃん」をドラマ化すると知ってびっくり。 なぜ「坊っちゃん」なのだろう。これって、松山の人がよく抗議しないなと思うような内容なのに。 ドラマは原作をかなり変えている。 山嵐が古田新太なのは年齢的に無理があるのでは。山本耕史のうらなりが意外にに良かった。 マドンナ(松下奈緒)が女給になっていて驚いたが、その家が結構立派なのが不自然だった。 いろいろ気になるところはあるのだが、松山の人を悪く描かないように配慮していることはよくわかった。 気になったのは、黒板の落書き。 「団子二皿七銭」というのがあったが、当時は「錢七皿二子團」と書いたはずだ。 と、思ったのだが、数学教師という設定なので、数学を学んでいた学生は左から書く横書きを受け入れていたのかもしれない。 それでも、字体は違う。 主人公が提出した辞表も「辭表」となっていた。 見ていて感心したのは、左利きのはずの二宮が、食事や字を各場面では右手を使っていたこと。 左利きになるのは生まれつきで悪いことではないのだが、左利きが許されなかった時代があるのは事実。 そこは時代に合わせて右手を使っていたのは立派だ。 公式サイト 楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ