カテゴリ:傑作おすすめミステリー小説
今野 敏おすすめミステリー小説、お奨めの今野 敏のミステリー小説。今野 敏の名作ミステリーの面白い作品。
おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『果断 隠蔽捜査2』今野 敏(著)だ。 2008年「このミステリーがすごい」第4位。 1955(昭和30)年北海道生れ。 上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。 レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。 2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、’08年、『果断―隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する 長男の不祥事により所轄へ左遷された竜崎伸也警視長は、着任早々、立てこもり事件に直面する。 容疑者は拳銃を所持。事態の打開策をめぐり、現場に派遣されたSITとSATが対立する。 異例ながら、彼は自ら指揮を執った。 そして、この事案は解決したはずだったが―。 警視庁第二方面大森署署長・竜崎の新たな闘いが始まる。 山本周五郎賞・日本推理作家協会賞に輝く、本格警察小説。 ストーリーも、人物描写も、結末も一級品です。 中でも本作の主人公、竜崎伸也 のキャラは個人的に好きですねぇ。 前作では竜崎の真意が分からず探りながら読んでいたのですが、本作では出世を諦めて開き直っているせいか、彼の言葉通りの発言を心置きなく堪能する事ができました。 警察官僚を描く際、常に責任回避を第一に考え、上の顔色ばかり気にするステレオタイプが多く見受けられます。 しかし竜崎は優秀です。自分が正しいと思う事にまったく妥協しません。 しかし自分が間違っていた事に気がつくと柔軟に修正も行います。 自分に厳しい分、他人にも厳しいので何かと角の立つ発言が多いのですが、これがいちいち正論で自らも日々実践しているので、言われた方は反論できません。 竜崎のような人間が警察官僚であれば、喜んで税金を払う気になります。 しかし実際は居たとしても、権力闘争に負けて地方に飛ばされたり、出る杭として疎んじ られ孤立してしまうのでしょうね。 作者の今野敏氏は、最近前作の『隠蔽捜査』で知ったのですが、ベテランでもう120冊以上の著作があり、各ジャンルでコアなファンがいるようです。 その割にはメディアのウケというか露出が少ないように思います。 いろんな理由があるのでしょうが、もっと注目されていい作家だと思います。 【楽天】『果断 隠蔽捜査2』今野 敏(著) ↓ ●【送料無料】果断
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Last updated
Dec 29, 2010 10:30:39 PM
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