カテゴリ:傑作おすすめミステリー小説
近藤史恵おすすめミステリー小説、お奨めの近藤史恵のミステリー小説。近藤史恵の名作ミステリーの面白い作品。
おすすめミステリー作家のオススメ面白いミステリー、おもしろい傑作お勧めミステリー小説は『サクリファイス』近藤史恵(著)だ。 2008年「このミステリーがすごい」第7位。 「サクリファイス」・・・生贄(いけにえ)、犠牲者 ただ、あの人を勝たせるために走る。 それが、僕のすべてだ。 勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。 初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。 それは、単なる事故のはずだった――。 二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。 「ミステリー」だとか「サスペンス」を期待して読むのは間違いだろう。 これはいわゆる殺人や犯人探しの物語ではないから。 しかし、そんなことは面白さとは関係ない。 これは「サイクルロードレース」という、日本人にはまだ馴染みの薄いスポーツに人生をかけていこうとする若者の物語。 ロードレースならではのルール、組織、葛藤、問題をこれほど見事に盛り込んだ「小説」が日本でやっと生まれた、記念すべき作品ではなかろうか。 主人公は自転車ロードレースのプロチームに所属する「アシスト」。 アシストとは、リーダーたる一人の選手の為に走る、支える存在。 でも、彼らがいるからこそ、リーダーは勝利への責任を負っているのだ。 「サクリファイス(犠牲)」とは、はたして何なのか、そして誰なのか。 最後まで気をゆるませない展開と、可能性に満ちたラストシーンに、読後は知らずに涙していた。 万人受けする小説だと思う。 スポーツと絡めたミステリーというのが、また新感覚でとてもいい。 取り上げられているスポーツは、あまりメジャーではないロードレース。 知れば知るほど、その特殊な「犠牲」のもとに成立する勝利のありかたに、心理的なかけひきに、奥深さを感じる。 あまり知られていないスポーツだからこそ、そのルールのひとつひつや、 レースの運び方に新鮮な驚きがあり、 物語にとって実にいいエッセンスになっている。 読んで気が滅入るタイプの小説ではなく、むしろ読後感は良いので、たくさんの人に薦めることができます。 ジャンルを超えた文学に出会えて感謝! 【楽天】『サクリファイス』近藤史恵(著) ↓ ●【送料無料】サクリファイス
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Last updated
Jan 2, 2011 05:46:06 PM
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