カテゴリ:ビジネス関係
ファシリテーションとは?ファシリテーションのポイント、コツ、秘訣
ファシリテーションとは「集団による知的相互作用を促進する働き」のことです。 集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きがファシリテーションです。 もう少し具体的にいえば「中立な立場で、チームのプロセスを管理し、チームワークを引き出し、そのチームの成果が最大となるように支援する」のがファシリテーションです。 また、その役割を担うのがファシリテーターです。 ファシリテーションのポイント (1)活動の内容(コンテンツ)そのものはチームに任せて、そこに至る過程(プロセス)のみを舵取りする ⇒ 活動のイニシアチブを取りながらも、成果に対する主体性をチームに与えることができます。 (2)中立的な立場で活動を支援する ⇒ 客観的で納得度の高い成果を引き出していきます。 以上の2つがそろって初めて、ファシリテーターへの信頼が生まれ、チームの自律的な力を引き出すことができるのです。 ファシリテーターはリーダー(意思決定する人=議長)でも司会者でもありません。 会議が始まれば、議長ではなくファシリテーターが進行をリードします。 会議で検討すべきコンテンツ(内容)には立ち入らず、プロセスを舵取りすることで、チームが到達できる最高の成果に導きます。 と言っても、ファシリテーターは単なる進行役ではありません。コミュニケーションの場を作り、人と人をつないでチームの力を引き出し、多様な人々の思いをまとめていきます。その場に参加しているメンバーの主体性を育み、優れたコンセンサスを生み出していくのです。 議論が対立に陥った場合は、お互いの主張が正しくかみ合うよう、連結ピンの役割をします。 そして、全員が満足できる答えを見つけるまで、あらゆる知恵を引き出していきます。 そうすることで、問題解決を促進させ、合意の質を高めていくのです。 今までのリーダーは、コンテンツにもプロセスにも強い指導力を発揮していました。 それに対して、ファシリテーターは、コンテンツはメンバーに任せ、プロセスのみにイニシアチブを発揮します。 自分の意見を押し通すのではなく、メンバー一人ひとりがリーダーとなるように育て、多数のリーダーを合意によって束ねていきます。 そのことから「支援(ファシリテーター)型リーダー」と呼ばれています。 ですから、支援型リーダーは組織に一人とは限りません。組織に代表者が支援型リーダーとなってもよく、また代表者とは別に支援型リーダーがいても構いません。 ■参考図書 ビジネスパーソン必読の本。会議を活発化させ、ベストな成果を出すために ●【送料無料】ファシリテーション入門
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Last updated
Jan 29, 2011 11:53:09 AM
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