カテゴリ:読書
(4)太郎物語 曽野綾子の実の息子「太郎」をモデルとした小説。 高校編と大学生編がある。 太郎が「どんな生き方にしろ『若気の至り』になる」青春時代を苦悩しながらも、自分のスタイルを生きていこうとする物語。 淡い恋心、既成の体制に対する抵抗、友人との関わり方など、僕の18歳から22歳までを形作る本となった。 それまでの僕はウェット(湿った)考え方や行動をしていたが、太郎はクールに生きることを目指していた。 「あ!こんなに爽やかに生きていいのね」と僕の肩の力を抜けさせてくれた1冊だ。 下村胡人の名著「次郎物語」(これはこれで中学生は必読!)に対する「太郎物語」なのだ。 ちなみに青春編はNHKでドラマ化された。 僕にとってのたくましく生きるためのバイブルとなった。 「何故、僕はここにいるのか」と悩む高校生~大学生の皆さん、息子が巣立っていったお母さんにおすすめの本です。 蛇足ですが、僕が料理を作るのが苦にならなくなったのは、この太郎物語と村上春樹の作品を読んでからだった。 曽野綾子の本はどれも少なからず、僕の生き方に影響を及ぼしている。ミリオンセラーになった「誰のために愛するか」など。 ●【送料無料】太郎物語(高校編)改版 ■■■ 続きはこちら ■■■ ↓ 「おもしろい本、おすすめ小説、面白い小説、おすすめ本のランキング、お奨めの小説」の紹介サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 11, 2011 08:31:36 AM
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