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おすすめミステリー小説、本、ビジネス書、お勧め音楽、お薦め映画 by ホーライ

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Mar 1, 2011
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カテゴリ:読書
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。

坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。

彼は土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。

竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。


今さらなんですが歴史小説です。

僕は歴史小説は苦手なのですが、これだけは読みきりました。

この時代にあっても、また、あの時代にあっても、そして、いつの時代にあっても、歴史は必要な時に必要な人物を送り出してくれます。

それとも、必要な人物が、自分に合った歴史を作るのか?

テレビ番組の福山雅治を思い出しながらでもいいですし、自分ならではの場面を頭に描くながらでも結構。


読み出しさえすれば、あっという間の全八巻。

ページ数、巻数に気圧されることなく、是非読んでいただきたい。

血が熱くなってきます。



『竜馬がゆく』がこれだけ支持されているのは、坂本龍馬という不世出の英雄が主人公だから、だけではない。

司馬遼太郎の紡ぐ物語が圧倒的におもしろいからだということ。


「坂本のよばあったれ」と後ろ指を指されていた少年。

けれどすでにその頃から後の怪物の片鱗を見せていた、というくだりの巧妙さ。

幕末も今も変わらない、若者が持つ眩ゆいばかりの青春の輝き、恋の巧みな表現。

綺羅星のごとく登場する実在の英雄達の存在感。

フィクションの登場人物の描き方の抜群のうまさ。

かつ、時折挟み込まれる著者の取材エピソードによって、人物や歴史事象が「実在」だった事を効果的に読者に印象づかせている。


主人公の魅力や圧倒的な存在感が巧く描かれているから、彼が担った薩長同盟や大政奉還という驚天動地の荒技がリアルな質感を伴っている。

長い長い物語の終わり、三岡八郎を世に送り出すという最後の仕事をする為に越前に向かう竜馬の歩みを「街道は晴れていた。竜馬がゆく」と表現するくだりは、涙なしには読めない。


司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の神髄は、その物語の圧倒的な面白さにある。

本書を読めば、きっと、自分の人生を考えると思います。



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Last updated  Mar 1, 2011 04:58:12 PM
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