カテゴリ:読書
今、村上春樹のインタビュー集をちんたら読んでいるのだが、そこで「へー、村上春樹もそうなんだ。」と思った1文があった。
★村上春樹のインタビュー集 ↓ ●【送料無料】夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです(楽天) 僕なんかは、この日記は何を書こうかあまり決めずに「とりあえず」書き始めてみる。 書いているうちに書きたいことがだんだん、はっきりしてくる、ということがある。 あるいは、「こんなことを書こう」と決めておいても、書き始めると、そのテーマから離れていることもある。 それは、おおまかには「こんなこと」をと思っていても、いざ書き始めると、書きたいことがどんどん思いついてくる、という場合も多い。 で、村上春樹が言っているのは、内容も何も決めておらず、まず最初のセンテンスが1文だけ「ふっと」思いついて、その1文を書いてみる、というのだ。 たとえば「スミレは、22歳の春に初めて恋をした」というセンテンスだけを思いつき、その1センテンスを書いてみる。 でも、その時は、その1センテンスだけで終わる。 半年後ぐらいに、「そう言えば、スミレの1センテンスがあったな。それについて書こう」と思い、書き始める。 だけで、「何を書きたいのか」はまだ決まっていない。 書いていくうちに「誰を殺すか」「誰に恋をさえるか」というアイデアが浮かんでくるという。 僕のような「素人」は、「とりあえず」何かを書き始めて、思いつくままに書いていく、という手をとるが、「プロ」の村上春樹も同じなんだ、と感心した。 でも、「書き始めてから思いつくこと」が、僕と村上春樹と(当然)違うので、そこで印税が入ってくるか、来ないかの差が生まれる。 そんなこともあるが、それでも、「あ!同じなんだ」という気持ちは、僕に勇気を与えてくれた。 人生の成功法則って、そんなところに意外とあるのかもしれない。 とりあえず「やってみる」。そして「やりながら考える」「やっていると、アイデアが浮かんでくる」というように。 ブログを書いているみんなはどうしているのだろう? 細かいところまで決めて書いているのだろうか? こんど、アンケートをとってみようっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 28, 2011 02:34:46 AM
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