『会議力』を鍛えるお薦めの本
とにかく無事に(ひとりの脱落者もなく)新入社員の集合研修が終わった。心からホッとした。新入社員もみな笑顔が明るかった。でも、課題がひとつ見つかったね。それは「会議の進め方」だ。次の課題で新入社員に検討会をやってもらった。●「モニターに必要な能力・スキルとは何か?」●「一人前のモニターになるために、自分たちに足りないものは何か?」●「上記をふまえて、この1年間をどう過ごすか?」小グループ(5、6人)の中で話し合うのはできても、40人近くで話し合い、統一見解を出すのがまだまだ苦手だ。大人数での会議では、たとえば次のことが言える。●司会者(リーダー)に頼りすぎて意見が出ないで、質問ばかりになる。●意見を「まとめよう」という意識が働かず、話し合いが「拡散」する一方だ。●当事者意識が薄く、他人ごとのように話し合う。話し合いを後ろで聴いていた僕は、なるべき話し合いに首を突っ込まないようにしていたのだが、「こりゃひどい」と思った時は、前に出て「会議の仕方」を指導した。会議の終了後、「きみたちの会議はまだまだ会議になっていない。会議のためのビジネス書があるから、それを買って読むように」と新入社員に伝えた。すると新入社員から「どんな本がいいですか?」とリーダーに聞かれたので、次の本を紹介した。●【送料無料】会議力トレ-ニング(楽天)【送料無料】会議力トレ-ニング価格:1,785円(税込、送料別)ビジネス書、ビジネスのノウハウ書を読む意義は「時間をお金で買う」という点にある。著者が20年かけて身につけたノウハウを1500円程度、買うことができる。つまり「20年」を「1500円で買う」ことになるのだ。普通、「時間」は「お金で買うことができない」代表だが、ビジネス書を買うことではそれが可能になる。これからはお勧めのビジネス書を紹介していくことも必要だな、と感じた。今度から、社内のメルマガで「おすすめのビジネス書」を紹介することにしようっと。それにしても、会議の司会を務めたOさん(女性)のリーダーシップ力はすごい。将来、有望なリーダーになることだろう。今から、楽しみだ。