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August 29, 2011
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カテゴリ:東欧・ロシア映画
みなさん、こんばんは。現実で辛いものを抱えながら演技するってどんな気持ちなのでしょう。果たして、どんな時でも、プロフェッショナルに徹することができるのでしょうか。
監督があえて挑戦しています。

菖蒲
TATARAK/SWEET RUSH

監督&脚本&出演
アンジェイ・ワイダ

 ホテルの部屋のベッドから立ち上がった女優のクリスティナ・ヤンダ。撮影直前、彼女に降り掛かった撮影監督で夫のエドワード・クロシンスキーの病、そして死について語り始める。
「この映画は去年撮る予定だった。私はアンジェイに無理だと伝えた」

画面は変わり、ポーランドの小さな町。ワルシャワ蜂起で二人の息子を亡くしたマルタは重病に侵されていた。そんなある日、マルタは川岸のカフェで美しい青年ボグシに目を留める。 ボクシはマルタが自分に気があるのだと思っているが、マルタは自分が亡くした二人の息子の代わりだと思っている。その違いを敢えて両者が確認し合う場面はない。恋人がいながら年上にも言い寄られるような自分を想定していたことが仇になったかのように、ボグシはマルタの前で死んでしまう。ボグシの死は息子の死の再現であり、マルタは二重に傷つけられたことになる。号泣するマルタも遠からず死に至ることはわかっており、この映画に救いは全くない。

ボクシとマルタのクライマックス場面で主演女優クリスティナ・ヤンダが突然池から走り出してホテルに向かってしまう。

 不治の病にありながらそれを知らない女性の役を、不治の病で夫を失いつつある女性が演じている。彼女のモノローグや突然の行動は作られたものなか、それとも真実のものなのか。本作はドキュメンタリーでもあり、虚構=映画でもある。

『灰とダイヤモンド』『カティンの森』などのポーランドの巨匠、アンジェイ・ワイダ監督が、フィクションと主演女優のモノローグ、撮影風景を交錯させながら、生と死についてつづる。ドラマ部分は「尼僧ヨアンナ」の作者でもあるヤロスワフ・イヴァシュキェヴィチの短編小説がベース。ワイダ監督は、ヤンダから夫の最期の日々を綴った原稿を渡され、そこに監督自身のことも書かれていたことに胸を打たれ、本作を現実と虚構が融合した作品にしようと決意した。












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最終更新日  January 5, 2019 12:18:23 PM
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