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テーマ:おすすめ映画(4059)
カテゴリ:中国&台湾映画
誰もが経験する親との別れ。台湾で父親の葬式のため帰った長女が出会ったのはちょっと変わった葬式でした。映画『父の初七日』を見ました。
父の初七日 SEVEN DAYS IN HEAVEN/父後七日 台北で仕事をしているアメイは、ある日突然父の訃報を聞き、台湾中部・彰化県にある実家に帰省する。夜店を営む兄ダ―ジ、大学生の従弟で葬式を撮影しようとやってきたシャオチュアンが集まり、道士でもある叔父アイが中心となり、伝統的な道教式葬儀が営まれることが決定。占いで7日後になった野辺送りの日まで、彼女は兄と共に父をおくる数々の儀式をこなしていく。 台湾で執筆活動を行っているエッセイ・リウが自身の散文「父後七日」を基にワン・ユーリンと共同で監督。 アメイは都会で英語もこなせるスーツの似合うバリキャリ。もちろん都会での葬式は火葬のあっさりしたものだろう。ところが実家の古式ゆかしい葬式は、葬儀や日付の納棺が未だに占いで決められる。また、わけのわからない決まり事がたくさんあってカルチャーショックに陥る。まず泣き女。中国映画では見たこともあるのだが、とにかく“泣け!”と言われた時に泣く。アメイも時と場所を構わず、弔問客が来ると呼び出される。歯磨きしてても、ご飯を口に頬張っていても、泣く。嘆き悲しむ姿を見せることが大切なのだ。そうかと思えば三途の川を渡る際に故人の好きなものを、と言われて日本のエロ雑誌が入れられる。アイのパートナーで歌手から葬儀社まで何でもこなすスーパーウーマン、アチンは葬式に鼓笛隊を率いてやってくる。映画ならではの演出かと思ったら、実際にこれほど賑やかなのだそうだ。また、ハプニングで地元有力者から寄贈されたビール缶が、暑過ぎてプシュ―と次々破裂し、倒れてゆくのが爆笑ものだった。 最初は戸惑うばかりだった兄妹も、次第に父を失う惜別の情が湧いてくる。カラオケ店を経営していた父の遺影がマイクを握った姿ではまずいというので、わざわざ差し替えた写真をバイクに乗せて運ぶアメイ。思い出すのは一緒にバイクに乗った父が高校卒業を喜んでくれた思い出。そして本来の自分の場所に戻って、仕事も支障なく出来た時に、突如、泣き女として空涙を流していた時とは違う、本当の寂しさがこみあげてくる。この辺りの心情描写がリアルだった。 【1000円以上送料無料】父の初七日/ワン・リーウェンオンライン書店 BOOKFAN
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最終更新日
November 19, 2019 12:34:37 AM
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