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October 4, 2014
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カテゴリ:中国&台湾映画
今香港が大変なことになっていますね。中国は昔から多くの政変を乗り越えてきた国でした。
さて今日はそんな中国のちょっと昔が舞台の映画です。

1978年、冬。
西幹道/THE WESTERN TRUNK LINE
監督&脚本
リー・チーシアン

中国北部の寂れた町・西干道に住む11歳のファントウと18歳のスーピンはハリ治療をする父と母の4人家族。スーピンは働き先の工場をさぼってラジオを懸命に改造しては外国放送を聞きたがる。ファントウは母親から兄の監視役を命じられる。ある日家族で観に行った舞台で踊っていた少女シュエンを見た兄弟は淡い恋心を抱いた。二胡を持つシュエンは親戚の家で暮らしており、父親は反革命分子として北京にいた。スーピンは少女の手紙を盗み読みし、現金を盗む。ところがその金が少女の父の薬の代金だったため、スーピンは何とかしてお金を稼ごうとするが…。

文化大革命後の1978年の中国を舞台に、少年と兄、都会的な少女の淡い恋を描く。中国第6世代の監督リー・チーシアンの長編第3作目で、彼は映画と同時代に少年期を過ごしているため、少年か兄のどちらかが彼なのだろう。
東京国際映画祭をはじめ世界各国の映画祭で高い評価を受けた。主人公の少年を演じるのは、映画初出演のチャン・トンファン。兄役も映画初出演でヒロインのみ演技経験がある。

あまり台詞が多くない。風景や動作、俳優の表情で彼等の心情を映し出す。ファントウもスーピンもいわゆる田舎の子だからスマートな行動も台詞も殆ど出てこない。スーピンは自分の失敗をフォローしようとするのだが、その方法が方法で、彼女を窮地に追いやってしまう。ファントウもシュエンへの思慕を唯一の特技である絵で表すことしかできない。もどかしい不器用な彼等がどこか懐かしく愛おしい。
ファントウは漫画がうまいが、どうも教室ではいじめられッ子だ。そして後半は兄のとばっちりでとんでもない事をさせられてしまう。一瞬本当に死んだかと思った。いやいや田舎の子はたくましい。



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最終更新日  March 25, 2017 12:30:40 AM
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