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カテゴリ:日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇
みなさん、こんばんは。バドミントン快挙ですね。
終戦の日にNHKで放送されていた単発のドラマラスト・アタック を見ました。 主演は『とと姉ちゃん』で常子の祖母の義理の息子を演じている大野拓朗さんです。 1945年6月3日、沖縄戦のさなか、最北端の離島、伊平屋(いへや)島では、米軍の上陸を受け、全島民が降伏。突然の平和が訪れ「奇跡の島」となった。実はこの島には、日本の将校がいた。海軍少尉・飯井敏雄(いい・としお)、22歳。戦禍の中でもたくましく生きる島民たちとの触れ合いは、飯井の、そして上陸したアメリカ兵の心をも動かしてゆく。敵・味方をこえた何かが生まれようとしたとき、玉音放送後の特攻、「ラスト・アタック」が全てを断ち切ってしまう…。 ラスト・アタックとは、天皇の玉音放送の5時間後、宇垣纏海軍中将率いる特攻部隊が、最後の特攻のため大分基地から沖縄に向けて飛び立ったことを指す。少なくとも戦時中の特攻は、軍の命令により行われるもので、その効果はともかくとして「国を護るため」という目的があった。しかしラスト・アタックには国家の命令はない。有体に言えば戦後の世界を想像できない軍部の一個人による私的な自殺である。特攻という言葉を使うのさえ本当は誤っている。しかしこの自殺には犠牲が伴った。特攻なんて思いもよらなかった「命より大切なものなんてあるはずがない」と言いきれる米国人を道連れにしたのだ。戦争が終わっているのだからもはや敵でもない。殺人だ。特攻という英雄的な言葉で、今でいうテロを正当化した事が、日本軍の本当の罪なのだ。 ストーリーのさわりだけ読んだところでは、助かった飯井少尉が絶望して一人だけの特攻を実行したのかと思ったが、そうではなく安心した。母国から離れてほんの少し背負っている国を下ろした日米兵士の邂逅が、ここだけ別世界みたいなほのぼのした感じで「戦争中にこんな事ありえない」と感じつつも癒されていたら、事実が空から降って来た。戦後をイメージできた人と出来なかった人の違い。やはりこんな時代に生まれたのを運命だと諦めて殉じるか、どんな世界においても自分の存在意義を求めるか。 本土にいなかったから生まれた絆だけれど、本土から離れていたからこそ、終戦をイメージできなかった人達もいた。飯井と関わる二人の米兵は、最初学校の同期かと思っていたら、全然違ってい、軍で偶々一緒になって「相棒」と呼び合う仲になったようだ。だって日本人を積極的に理解しようと努めたアンドリューと、皮肉屋のジェームズは、全然タイプが違うから。 撮影の事を思い出しながら、涙ぐみながら語る大野君と「僕なんか遊んでただけでね」とフツーに語る竹中さんの記者会見は、笑えばいいのか涙ぐめばいいのか迷ってしまった。こんな風だった完成披露試写会だったが、役作りはしない竹中さんは、見事に焼けた島んちゅになっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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