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カテゴリ:その他のジャンルの海外小説
みなさん、こんばんは。私達はいつも物言わぬ本を読んであれこれと感想を言い合っていますね。では、いろいろ書かれている本はどう思っているのでしょう。そんな本の本音が聞ける書籍を紹介します。
わたしの名前は「本」 Book:My Autobiography ジョン・アガード フィルムアート社 はじめに神が言った。「光あれ」すると光が出来た。 有名な聖書の一節だ。しかし本は神に言われて出来たわけではない。人間が創ったのだ。そもそも「本」という形ですらなかった。粘土板、羊の皮、パピルス。名前を持たない誰かの想いは、様々なものに刻まれた。想いに文字が加わり、ドラマに出て来る羽根ペン、次にペンがその文字を綴った。やがて印刷技術の発展により、本は多くの人の手元に渡る。私達のよく知る本は、更なる進化を続け、とうとう手のひらサイズの電子書籍になった。 様々な時代、形態を経て来たにも関わらず、語り手は単体だ。ラストに登場する電子書籍のみ「自分とは違う存在」と看做しているようだから、そこだけは人格ならぬ本格が違う設定なのだろう。人間社会では電子書籍か、紙の本かと議論かまびすしいが、本同士は親友だそうで、喜ばしい。但し、あくまで紙の本視点なので、電子書籍がどう思っているのかはわからない。まあ、何事もデジタル思考なのでスマートに割り切っているかもしれない。 常に順風満帆な本生ではなかった。本自身は常に受け身であることしかできず、書かれている内容によって焼かれたり、憎まれたり、果ては焼かれたりもした。それでも人々は本を大切にしてきたし、これからもきっとしていく。だからずっと側にいて欲しい。本が私達を見捨てない限り。私達が本を忘れない限り。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】わたしの名前は「本」 [ ジョン・アガード ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 16, 2018 12:00:56 AM
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