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みなさん、こんばんは。 どんなものでも数値で表せれば比較はしやすいですよね。人間だって密かに数値化されてます。でもその数値が間違っていたら?そんな書籍を紹介します。
人間の測りまちがい〜差別の科学史(上)(下) The Mismeasure of Man スティーブン・J・グールド 河出文庫 「自分に似た人間なんかいない。」と公言しつつも、「ルックスでは 自分は中の上」などと言う。「自分はこの世でただ一人」である事にプライドを持ちつつも、外部の基準でラベルづけされたい。そんな矛盾したところが、人間には少なからずあるようだ。だがそもそも、その外部の基準って、そんなに信用できるもの? さて、本書でさまざまな「外部基準」が飛び交うのは、知能についてだ。「ルックス」なんて曖昧なものは、「その判断基準って何?」なんてツッコめそうだが、知能は「知能テスト」がある。数値で計れるものならば、多少は信頼できるかも。ところがそれが大間違い。 ここではさまざまな学者達の測り間違いと、偏見が取り上げられ、その偏見ゆえに、どれだけいわれのない人種、性別、階級による差別が為されてきたかが明らかにされる。「油断のならない、ずるく、臆病なモンゴル人種(p115)」 なんて書かれていますよ。どうしますか、皆さん?最初からある結論を導きだすために実験をして、値をごまかすなんて、理論を重んじる学者がやっていい事なんだろうか?ところで、他人を批判するにめっぽう鋭い彼のペンも、自説の展開という面から見ると、やや緩く感じる。 人間の測りまちがい(上) 差別の科学史 (河出文庫) [ スティーヴン・ジェー・グールド ] 人間の測りまちがい(下) 差別の科学史 (河出文庫) [ スティーヴン・ジェー・グールド ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
December 25, 2019 02:44:07 AM
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