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March 14, 2019
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カテゴリ:アメリカ映画
みなさん、こんばんは。
大河ドラマいだてん 東京オリムピック噺にも出演しているピエール瀧さんがコカイン使用で逮捕されました。51歳といえば分別があってしかるべきじゃないですか。ただでさえ低視聴率といって叩かれているのに…。

今日もトム・ハンクス主演映画を紹介します。

​映画​ブリッジ・オブ・スパイを見ました。


ブリッジ・オブ・スパイ
BRIDGE OF SPIES

出演
マーク・ライランス アカデミー助演男優賞 
トム・ハンクス アラン・アルダ

監督
スティーヴン・スピルバーグ

脚本
ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン

音楽
トーマス・ニューマン

  アメリカとソ連の冷戦のさなか、保険関連の敏腕弁護士ドノヴァンは、ソ連のスパイであるアベルの弁護を引き受ける。その後ドノヴァンの弁護により、アベルは死刑を免れ懲役刑となった。5年後、アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、乗組員が捕獲される。ジェームズは、CIAから自分が弁護したアベルとアメリカ人乗組員のパワーズの交換という任務を任され……。

『ターミナル』以来のタッグとなる、スティーヴン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスによるサスペンス。東西冷戦下の1960年に実際に起きた、ソ連によるアメリカ偵察機撃墜事件“U-2撃墜事件”の舞台裏に迫る。

 ジェームズはリベラルな弁護士らしく「有罪が確定されるまでは無罪」というスタンスを取るが、視聴者だけは冒頭のアベルの描写によって彼の正体を知る。
「 I have a mandate to serve you. Nobody else does. Quite frankly, everybody else has an interest in sending you to the electric chair. 皆はあんたが電気椅子にかけられるかどうかにしか興味がない。 」
「 All right... そうか」
「You don't seem alarmed.動じてないな 」
「 Would it help? 何の役に立つ?」
この会話でも明らかなようにマーク・ライランス演じるアベルの印象を一言でいうと飄々。
踏み込まれても平気な顔をしているアベルと、後半登場するソ連に墜落して責められメンタルが簡単にやられてしまうパイロットを対比して、本物のスパイの凄みや覚悟を見せる。ご丁寧に、パイロットは「捕まったら自殺しろ」と青酸カリを渡された講義でこんな事は簡単だ、という顔をしているシーンまである。バカにしていた者が実は当事者になってしまうというのはそれこそ映画のようだ。パイロットとアベルの年齢や経験値の差と言えなくもないが、要は覚悟の問題だ。
「ボスはいつも正しいとは限らないが、それでも彼はいつもボスなんだWell, the boss isn't always right. But, he's always the boss.」など、悟りきったアベルには数々の名セリフがある。
 覚悟というならジェームズも、成り行きで引き受けた裁判にとことん付き合う。最後の諜報員めいた任務は、場所と時代がちょうどベルリンの壁が築かれつつあるドイツで、何の訓練も受けていない民間人という描写なのだから断っても良かったと思うが実際のドノヴァン弁護士はもう少しハードな裁判も経験していたそうで、裁判も含めてこの話がきたのだろう。ただ映画では普通の感覚を持った民間人という設定にして美談におさめている。



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最終更新日  March 14, 2019 12:13:46 AM
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