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みなさん、こんばんは。
今年の桜はよくもってます。 今日もイーヴリン・ウォー関連の書籍を紹介します。 昨日は小説でしたが今度は評伝になります。 イーヴリン・ウォー伝 人生再訪 Evelyn Waugh:A Life Revisited フィリップ・イード 白水社 「アラン・チューリングが同性愛を“矯正”するよう指示された時代ではなく、今の時代だから公表できたんだろうか」と思える資料が多い。学生時代ウォーには当たり前のように複数の同性の恋人がおり、プラトニックではなかった。彼の兄アレックにも同様の経験があり、その経験をもとにした著作もある。イーヴリンよりも兄を偏愛した父親の怒りはすさまじかった。しかし二人とも、ある時期を過ぎたら憑き物が落ちたように異性と恋愛し、結婚していった。性的嗜好ではなく、ある年代のたしなみのようだ。 作品執筆風景も登場するが、ウォー作品を読んでいると思い当たるキャラクターが友人・知人として登場する。知っている人にはすぐにモデルがわかったらしいから、やはりイーヴリンは意地悪だ。すぐモデルが思い当たるような書き方ができるなら、その逆で、絶対にモデルが思い当たらないようなキャラクターを描き出すことだってできたはずだ。 中でも思い入れの強いのは、意地悪なイーヴリンにしてはやけに登場人物に同情的な『回想のブライズヘッド』のようだ。何と戦争中に執筆していたというから驚く。 イーヴリン・ウォーの没後五十年を記念して刊行された評伝。本人は自伝を書くつもりだったようだが心臓発作で亡くなったため、その間もなかった。 イーヴリン・ウォー伝 人生再訪 [ フィリップ・イード ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 8, 2019 12:00:37 AM
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