映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。
吉本の芸人さん達発言してますね。確かにあの会見はお粗末でした。社長が会見しているというよりは付き人が社長の役を演じさせられているといった感じでした。

今日もジョージ・クルーニー出演作を紹介します。今度はがっつり出演しますよ。

ミケランジェロ・プロジェクト
THE MONUMENTS MEN


監督＆脚本＆出演
ジョージ・クルーニー

出演
マット・デイモン　ケイト・ブランシェット　ビル・マーレイ　ジョン・グッドマン 　
ヒュー・ボネヴィル

　ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの命を受け、ドイツ軍は侵攻した欧州各国の美術品を略奪。それに強い危機感を抱くハーバード大学付属美術館の館長ストークスはルーズベルト大統領を説得し、美術品や歴史的建造物を保護する部隊モニュメンツ・メンを結成する。中世美術に精通したグレンジャーや建築家キャンベルなどのメンバーを集め、ヨーロッパ各地を奔走。だが、劣勢を強いられて自暴自棄になったナチスや、妨害しようとするソ連軍が彼らの前に立ちはだかる。

『オーシャンズ』シリーズなどのジョージ・クルーニーが、製作・監督・脚本・主演をこなした実録サスペンス。それぞれ得意分野を持つ連中が集まって一つの目的にまい進する第二次大戦時のオーシャンズみたい。戦争は人命が第一で美術品など構っていられない。にもかかわらず美術品を返却せずそのまま持っていこうとし、「パリは燃えているか」が有名だが自分のものにならないなら燃やしてしまえ、と言わんばかりに持って行けない美術品は燃やそうとするヒトラー一下の二者択一戦術はわかりやすいが、そこに一切の迷いがないことを想わせて一層恐ろしい。

　　専門家ではないので、にわか仕立てに訓練を受けてもいざ戦場に立つと兵士としての本能が違う。メンバーの何人かは命を落とし、残された者達は彼等の分まで任務を引き継ごうとする。敵はナチスドイツだけではなく、「美術品奪還のために兵隊なんぞ出せるか」と反対する味方の無理解も抵抗勢力となる。同時進行していたはずの有名な戦闘シーンが一切なく、常に映るのは荒れ果てた戦地の残骸。普段見る時には絵の来歴などいちいち思い浮かべることもないが、残された美術品を現代の我々が見ることができるのは、美術品を守ろうと戦った彼等のおかげだ。



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