|
全て
| 料理&お菓子&旅&演劇&その他2
| フランス映画
| 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ)
| その他の地域の映画&ドラマ
| アメリカ映画
| 韓国映画
| 真田広之
| 韓国ドラマ
| アメリカドラマ
| その他のジャンルの日本の小説
| 日本のミステリー小説
| イギリスドラマ
| よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥
| 漫画・アニメ
| 日本ドラマ
| 中国&台湾映画
| 日本の作家が書いた歴史小説
| 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル
| 東欧・ロシア映画
| イギリス&アイルランド映画
| オランダ映画&オランダドラマ
| 北欧映画
| その他のジャンルの海外小説
| 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説
| 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル
| 日本映画
| 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説
| カナダの映画&ドラマ
| ドイツ映画&ドイツドラマ
| 日本のファンタジー小説
| 海外のミステリー&ファンタジー小説
| 堺雅人
| 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇
| 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ
| 山田風太郎
| 香川照之
| 松山ケンイチ
| 海外の作家が書いた歴史小説
| ジェイク・ギレンホール
| イギリスドラマ:SHERLOCK
| 塩野七生
| 吉田鋼太郎
| イタリア映画&イタリアドラマ
| ローズマリー・サトクリフ
| 大杉蓮
| ベネディクト・カンバーバッチ
| インド映画
| 長谷川博己
| 内野聖陽
| 林遣都
| ムロツヨシ
| ジョシュ・オコナ―
| 井浦新
| 菅田将暉
| ディーン・フジオカ
| 台湾ドラマ&中国ドラマ
カテゴリ:漫画・アニメ
みなさん、こんばんは。ゴーン被告の逃亡のニュース。びっくりですね!今日から森川久美さんの漫画を紹介します。
危険な席 森川久美 朝日ソノラマ 海洋神殿都市エメラルディーナに、北方の大国から一人の男がやって来る。その男、アンリ・ベルンは危険な席と呼ばれる椅子を探しに来たのだった。アンリは永世騎士団長かつ高級祭司のセバスティアンと、異教徒が住む町の若き長・イサークと出会う。 タイトルとなる『危険な席』とは、アーサー王の円卓にあったある椅子で、予言者マーリンが「この世の最高の騎士のみが座る事ができる」と告げた。もし人格において欠けたる者が座れば、たちどころに命を失うとされたため、命がけの席=危険な席と呼ばれた。時代が特定されていないが、多分ヨーロッパで王国が擁立される前の中世。だけど中国の餃子や日本の天ぷらが、なぜか食卓に登場する。場所も架空で、小さな都市国家体制を敷いている。イメージとしては東洋と西洋の文化がぶつかるコンスタンチノープルあたりが近いけれど、人々の衣装はイタリア風。主要キャラの外見が『ジークフリート』のそれにそっくり。アンリは皮肉屋のジークに似ていて、本作でもベルリンでジークがやっていたと同じジゴロまがいの事をやってるあたりは笑えてしまう。性格としては、通りすがりの旅人としてやってきた部外者アンリの方が、ベルリンにもとからいるジークに比べて陽性である。一方錬金術士のイサークは、『ジークフリート』に登場したユダヤ人活動家クルトにその穏やかな性格も似ている。先祖がエルサレムから逃れてきた事になっているので、やはりイサークもユダヤ人。例によって本心をなかなか外に出さない主人公達が、危うい均衡を保っている所に、まれびとアンリがやって来て、街の表向きの平和という公的部分と、都市の最高権力者と異端者のリーダーの均衡という私的部分が同時に揺らぎ出す。コメディ・タッチを交えながらシリアスな局面へずんずん進んで行く。起承転結の転に向かう前に、もう少しページ数があっても良かったかも。 『流星の迷宮』エッセイ漫画『ESPRESSOイタリア旅行』収録。 【中古】B6コミック 危険な席 / 森川久美【タイムセール】ネットショップ駿河屋 楽天市場店 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 5, 2020 12:00:20 AM
コメント(0) | コメントを書く
[漫画・アニメ] カテゴリの最新記事
|
|